この世の中はたくさんの情報で溢れています。
それらの情報を耳にし目にして体験することで、人々は知識やイメージ、経験値を積み重ねていきます。
今回は、そのような世の中で偏見が特に強くなっていった方について、詳しく見ていきます。
- ご年配の方
- 自己中心的な考えの方
- 交友関係が狭い
- 過去に何かしらの失敗をしている
- 攻撃的
- 影響を受けやすい人
- 言い訳が多い
- 同意ばかりを求めてくる
- 愚痴が多い
- マイナス思考
- 新しいものを受け入れることが苦手
- 自分は不幸だと思っている
- 自分に自信がある
- 自分に自信がない
1. ご年配の方
年齢を積み重ねていけばいく程、多くの経験を積んでいくことになります。
何年何十年も生きていると、なんとなく前にも経験したことのあるような、似たような出来事も多く起こってくるものです。
そうやって反復して経験を積んでいると、いずれ経験則として大体わかってくるようになり、それが時として偏見が強いことに繋がります。
2. 自己中心的な考えの方
いつでも自分を中心に世の中を見ていると、自分のことは大切にするが、他者を大切に思わなくなってしまいます。
すると、自分のために何かをしてくれる人はいい人だが、自分の気に入らないことをする人は悪いダメな人であると、非常に偏った価値観を持ってしまいます。
そんな人は、気に入らない人がいればこの人はダメな人であると決めつけて、攻撃をして自分の存在を守ろうとします。
3. 交友関係が狭い
偏見が強いと、人間関係を構築していく際に人を選ぶようになります。
するとお付き合いをしていく人の数が減り、また自分の偏見の中でもいい人だという人としか楽しくお付き合いをしていけないため、自然と交友関係が狭くなります。
逆に、偏見なく誰とでも接することのできる人は魅力的で、周りに多くの人が集まってくるために、交友関係が広くなります。
4. 過去に何かしらの失敗をしている
例えば、新卒採用の際に◇◇大学の学生を採用したが3か月で辞めてしまった、なんて経験を過去にしていると、次の新卒採用の際に◇◇大学の学生が来た時にここの大学の学生はダメであると、そういった考えをしてしまう方がいらっしゃいます。
過去に痛い失敗を経験している場合、その時のシチュエーションに重なる部分があれば、その失敗の二の舞になるのではないかという強い偏見にとらわれてしまい、非常に否定的な捉え方をしてしまいます。
5. 攻撃的
偏見が強い人は、基本的に自分の考えが正しいという前提で物事を捉えていきます。
そのため、自分の考え方にそぐわない人間は悪であると考え、そして脅威に感じます。
結果、その人間を攻撃して排除することで、自らの立場を守ろうとするのです。
6. 影響を受けやすい人
人に言われたことを真に受けて決めつけてしまう方も、偏見が強い人の特徴です。
一度こうだと思い込んでしまうと、他の方がそれを否定しようが何をしようが、自分が痛い目を見るまで考えを変えようとしません。
マスメディアの情報を受ける際は、その情報は本当に正しいものなのかどうか、しっかりと自分で調べ考える等、特に気を付けてほしいものです。
7. 言い訳が多い
自分の考えを他人に否定されたり指摘されると、それらをすんなりと聞き入れ受け入れることができず、言い訳をすることで自分の考えは正しいということを証明しようとします。
本来他人からの否定や指摘を受けることは、自分の中にない新たな発想や考え方を吸収するチャンスであるのですが、そんなことはどうでもよく、今の自分の考えが正しいんだと、言い訳をするのです。
相手の話を聞いてからそれでも自分が正しいと思うならそれを主張すればいいだけなのですが、それができません。
8. 同意ばかりを求めてくる
話をしている中で、なぜか妙に自分の意見や考えに対しての同意を求めてきます。
それは、自分は正しいんだ、あなたもそう思うでしょと、自らの偏見を強める行動であります。
否定してくる人に対しては言い訳をして身を守り、話を聞いてくれる人に対しては同意を求めることで自分の存在を守ろうとするのです。
9. 愚痴が多い
偏見が強ければ強い程、自分の思い通りに物事が進まない状況や出来事に多く遭うこととなります。
そもそも偏見が強い方は、自分はこう考えているのに世の中はこうなんだ、だからうまくいかないんだ、なんて愚痴を言うことで、自分は正しい考えを持っているということをアピールするわけです。
そんな状況や出来事に多く見舞われるわけですが、その度に愚痴を言うことで愚痴の数が凄まじいことになります。
10. マイナス思考
先ほどからさんざんと触れておりますが、自分と違うものや考えは間違っているといった考えを持っているため、基本的に、自分と違うものや考えに対して否定的に捉えます。
自分と違う人を認めることができず、なんでも悪く捉えて自分が正しいと考えているうちに、何に対してもマイナス思考で捉えるようになります。
11. 新しいものを受け入れることが苦手
世の中の変化は目まぐるしく、日々新たなモノやサービスが生み出されています。
偏見が強いと、成功体験という過去の栄光から離れることができず、そんなものはダメだ、それと似たようなものを以前にやって大失敗をした等、新たな発想をことごとく否定します。
結果、どんどんと置いて行かれることになってしまいます。
12. 自分は不幸だと思っている
幸福感が弱いと、人は卑屈になってしまうものです。
自分は不幸せな人間だという考えを持ってしまうと、何があっても自分は不幸だから仕方ないと考え、自分で何かをやろうとは思えなくなってしまいます。
また他者が励ましてくれたり支えてくれたりしても、この人たちは恵まれている、幸せな環境で育った人たちには自分の気持ちはわからない等の、おかしな偏見を持ってしまい、自ら行動をすることができなくなってしまいます。
13. 自分に自信がある
これは非常に単純です。
自分に自信があるから、自分が正しいと決めつけて行動をします。
その行動力がいいように働くことも非常に多くあり、特に社会に出てからは必要な能力でありますが、何事も過剰であることは危険です。
14. 自分に自信がない
上記の逆のパターンです。
自分は何もできないといった偏見を持ち、何も挑戦しようとはしません。
本当は能力があってやればできるのに、たとえ励まされたとしても、自分にはできないという偏見の殻を破ろうとはしないので、非常にもったいない存在です。
偏見というものは本当に恐ろしく、他者に迷惑をかけてしまうだけでなく、自分の可能性を狭めてしまいかねないものです。
魅力的な人というのは、相手を攻撃することなく、尊重し、尊重しあうことを自然と行えています。
この人はきっとこうだろうなと思った時、ふと一息ついて、冷静にその人とお付き合いをしてみてはいかがでしょうか。
きっと今まで見えてこなかった新しい景色が見えてくることでしょう。