人望のある人には自然と人が集まってくるものです。
今回は、人望のある人の特徴についてまとめていきます。
- 人が嫌がることを率先してやる
- 言い出しっぺになる
- 声が大きい
- いつも笑顔である
- 人によって態度を変えない
- 仕事ができる
- プライベートが充実している
- 困った時に顔が浮かぶ人である
- 全体を見ている
- 困っている人の話を聞く
- メールなどの返信が早い
- 自信がありそうに見える
- 姿勢が良い
- 発言力がある
- 時間を守る
- 決めたことはやり遂げる
- 生き方に一本筋が通っている
- 多くは語らない
- 太っ腹である
- 裏表がない
1. 人が嫌がることを率先してやる
人望のある人は、他の人が嫌がって敬遠するようなことを率先してやるという特徴があります。
嫌なことでも誰かがやらなければなりませんが、それに率先して手を挙げることはなかなかできるものではありません。
こういう姿勢に周りは感化され、その人に人がどんどん集まってくるのです。
2. 言い出しっぺになる
人望のある人は、言い出しっぺになることを嫌がりません。
自分から言い出すと、自分がリーダーシップをとらなければならないと思い、面倒がる人も多くいます。
リーダーとなることは時に批判の対象にもなり得ますし、損な役どころでもあるのです。
しかし、人望のある人はそういった損得勘定で物事は考えません。
周りの皆のことを考えて、どうすれば全体がうまくいくか、全体で楽しもうとするにはどうすればよいかだけが頭にあるのです。
そういった前向きな人には自然と人が集まってきます。
3. 声が大きい
人望のある人は、総じて声が大きいです。
張り上げたり叫んだりするような大声ではなく、腹の底から響いてくるような、説得力のある声をしているのです。
そういった声の人の話は聞きやすく、内容もスッと入ってきやすいのです。
人望のある人はリーダーシップをとれる素質のある人なので、大勢の前でも響くような発声が求められます。
現代においても、一国の首相となるようなリーダーに共通の性質です。
4. いつも笑顔である
人望のある人はいつも笑顔でいます。
叱る時のように、時にはそうでないときもありますが、いつもは人から話しかけられやすいような雰囲気を持っているのです。
笑顔の人のところには何か楽しいことがあるのだろうと、人は寄ってくるものです。
太陽のような笑顔は人を引き付ける吸引力があります。
5. 人によって態度を変えない
人望のある人は、相手が誰であろうが態度を変えることはありません。
目上の人には媚びへつらい、目下の人は軽くあしらうようにするなどは、人望のある人の行動ではありません。
相手がどんな人であっても、丁寧に接し、相手の話をよく聞くのです。
時には、目上の人に対しても毅然とした態度をとることがあります。
なかなか出来ることではありません。
そういった人は人を差別しないので、人望が高まっていきます。
6. 仕事ができる
人望のある人は、大体が仕事ができる人です。
仕事ができるために人望が集まり、その人望があるために仕事ができるという良い循環を持っています。
ここでいう「仕事ができる」とは、仕事を実質的に前に進められるという意味です。
単に作業を速く終えられるといったような、一人で完結する仕事というよりは、人を率いたり協力してもらったりして進めていく仕事のことです。
仕事のその時だけ相手にいい顔をしても、仕事は進みません。
普段からの付き合いで人望はたまっていくものです。
7. プライベートが充実している
人望のある人はプライベートも充実したものになります。
集まってくる人、誘ってくる人が多いので、プライベートがチャレンジングになっていき、自分というものがどんどん広がっていきます。
人望のある人はチャラチャラし過ぎないので、過度に羽目を外すということはあまりありません。
そういった面からも人望はさらに高まっていきます。
人望があるというのは自分へも大きな徳を運んできてくれます。
8. 困った時に顔が浮かぶ人である
自分が困った時に浮かぶ顔、相談したいと思う人の顔が人望のある人の顔であることが多いです。
自分が困っている時は、誰かに相談したいけれども、誰でもいいという訳ではありません。
秘密を守ってくれて、同調もしてほしいけれども、ちゃんと意見をくれる人を求めています。
本当の意味で寄り添える人はなかなか多くはないでしょう。
自分が本当に困ったという時に頼れる相手が、人望のある人です。
9. 全体を見ている
人望のある人は常に全体を見ています。
冷静で客観的な目を持っているのです。
いくら遊びに夢中になっていても、夢中になり過ぎずに、全体のことを考えています。
例えば、「自分は楽しいけれども相手は楽しいだろうか」「(飲み会の最中において、幹事ではないけれども)2次会の会場はどこにしようか」などです。
空間的にも時間的にも先の方まで見えています。
こういった人はリーダーに向いており、人望のある人がとる行動です。
集団の中で一人いてくれるだけで場に安心感が生まれます。
10. 困っている人の話を聞く
人望のある人は、集団の輪の中にもいますが、ふとその外に目を向けて、一人で寂しそうにいる人にも声をかけます。
自分も楽しみたいのですが、全体で楽しめるようにもしたいのです。
その時に一人でいる人が何か話したそうであれば、話を聞きます。
そして輪の中に加えて皆で楽しめるように努力するのです。
全体の調整役として機能しています。
自分のことばかり考えていてはできない行動です。
11. メールなどの返信が早い
人望のある人は、他人へのレスポンスも速いです。
電話と違い、メールやLINEは時間が経ってから返しても特に問題がない場合も多いのですが、それらの返信も速いのです。
相手が待っているだろうということを想像できるので、出来るだけ早く返せるように努めます。
また、早く返信できなかったことの言い訳を自分で作らないために、メールやLINEに一早く気づけるような環境づくりも行っているのです。
この「言い訳をしない」ということも人望のある人の特徴です。
12. 自信がありそうに見える
人望のある人は、自分に自信がありそうに見えます。
人は自信を持って何かを言われると、それについていこうという心理が働きます。
逆に自信がないような言い方だと、同じことを言われても、動き出すのに躊躇すらしてしまいます。
自信を持った言い方は相手を動かし、またその相手に自信をつけるものです。
この場合、ハッタリでも少しは効果がありますが、内容が伴っていなければ虚栄を張っていることはすぐにバレますので、言う内容に自分でも本当に自信を持っていることが重要です。
13. 姿勢が良い
人望のある人は、見た目の姿勢もスッとしていて良いものです。
それにより、自信があるように見えたり、頼りがいがあるように見えたりします。
立ち姿勢、歩き姿勢の良い人は、見ているだけで清々しい気分にしてくれます。
人望というのはそういった人に集まってくるものです。
姿勢は誰でもすぐ変えることができるポイントなので、今一度自分の姿勢を見直してみてもよいかもしれません。
14. 発言力がある
人望のある人には発言力があります。
発言力がない人の話は、大勢の場でもすぐに流れていってしまい、記憶に残らないものです。
人は、言い方や内容が聞くに値するものかを瞬時に判断します。
その判断は、発言する人の普段の振る舞いに関係しています。
いつも嘘ばかりつく人、大げさに振る舞う人の話は、ちゃんと聞く話の中に入りにくいものです。
発言力のあるなしも、その場のことだけでなく、やはり普段の振る舞いにかかっています。
15. 時間を守る
人望のある人は、時間を守ります。
時間に遅れることは信頼を失うことに直結することを知っているのです。
いくら口で「自分を信頼してほしい」と言われても、普段から遅刻を繰り返すような人が相手では、なかなか信頼することはできません。
行動で示さなければならないのです。
たとえ誰も見ていなくても、時間に対して誠実であるべきです。
16. 決めたことはやり遂げる
人望のある人は、自分で決めたことをやり遂げようとし、実際にやり遂げます。
決めたことをコロコロと変えて、達成しやすいようにすることはしません。
初心貫徹です。
人は、見ていないようでも、言ったことをちゃんとやれているかは意外によく見ているものです。
自分で決めたことは、変えようと思ったらいくらでも変えられます。
こっそり諦めてもいいのです。
それをちゃんとやり遂げるというのは、意志が強くなければできません。
そういった人には後ろをついていきたくなるものです。
17. 生き方に一本筋が通っている
人望のある人は、周りの人から見ても、生き方に一本筋が通っているように見えるものです。
途中で辛くても、自分が決めた方向にまっすぐ進もうとするのです。
ミーハーで移り気の気質がある人には難しいかもしれません。
自分の人生とどっしりと向き合っている様子に、人は自然と惹かれていきます。
18. 多くは語らない
人望のある人は、決して多くは語りません。
言葉は大事ですが、同時に、言葉の限界も知っているのです。
口先だけにならずに、行動が伴うようにするのです。
人は言葉で表現されると理解しやすいのですが、行動や雰囲気から感じ取ることも、無意識下で非常に多くあります。
人望のある人は、多くは語らずに背中で示します。
19. 太っ腹である
人望のある人は太っ腹でもあります。
これは無駄な出費をするということではなく、出すべき時はためらわずにどんと出すという意味です。
人生の節目節目では大きな決断を迫られます。
その際、大きなお金が動く時もあります。
先のことを考えた時に今出してよいお金かどうかを判断し、大きな決断をするのです。
人望のある人はそれができる人でもあります。
20. 裏表がない
人望のある人には裏表がありません。
本音と建て前があまりに異なっていては、周りの人もついていっていいものかどうか悩んでしまいます。
裏がなく、いつも表で勝負している人は潔く、リーダータイプだと言えます。
竹を割ったような性格で、気持ちのいい生き方をしているので、そういった人に憧れを持つ人は多いのです。