世の中には人前で萎縮してしまう人がいます。
よく考えると、あなた自身にもそういう面があるのでは?と思う点もありませんか。
どういったタイプの人が委縮してしまいがちでしょうか。
- 気が弱い所がある
- 非難に慣れていない
- 咄嗟の判断が苦手
- 頭の回転がゆっくり
- 大きな声が苦手
- 自分に自信が無い
- 人の意見に流される
- 責任を負うのを怖がる
- 人の指示には素直に従う
- 上司や先生等”権威”に弱い
- 出世を望まない
- 家で、又は家族と一緒の時は普通
- 女性はモテ、男性はモテない
- まとめ
1. 気が弱い所がある
これは当然ですね。
気が弱いので、自分より強い態度の人の前では特に委縮してしまいます。
性格的なものなので仕方ないのです。
意見が異なっても、敢えて強い人に反発する事も苦手です。
仲の良い相手なら、ある程度の事は言えますが、相手が気の強い人だと勝手が違います。
気の強い人は言い合いを気にしません。
ところが、萎縮してしまう人は人との言い合いが苦手なので黙ってしまうのです。
2. 非難に慣れていない
萎縮してしまう人は他人から非難されたり、叱られた経験が殆ど無い事が多いです。
それで、自分と意見が異なる人と話している時や、会社で上司から叱られるとかなりショックを受けてしまいます。
自分はこういうつもりでやったと言っても、結局それが上司の気に入らなかったのだと思い、自分の考えを伝える事を憚ってしまいます。
そして、自分の能力に対しても自信を失いがちです。
自分を過小評価してしまうのですが、萎縮してしまう人にとってはその方が楽だとも言えます。
3. 咄嗟の判断が苦手
何かあった時、特にすぐに判断をしなければならない事が苦手です。
このタイプの人は、ゆっくり考えてから行動する方が得意なので、周りから「どうするの。
決めて」と急かされれば急かされる程頭の中が混乱してしまいます。
何とか自分の考えを言いますが、後で後悔する事も多いようです。
4. 頭の回転がゆっくり
頭の回転が速い人もいれば、ゆっくりの人もいます。
萎縮してしまう人は後者の方です。
それが行けない事では、もちろんありません。
ただ、頭の回転が速い人は、同時に行動力も持ち合わせているので、そういう人の意見で物事が進む事が多くなります。
それはそれで後になって後悔する事もあり、頭の回転がゆっくりの人が人間的に劣っている訳ではありません。
ただ、萎縮してしまう人は考える時も自分のペースで考えたいのに、それが周囲のペースト会わないだけです。
5. 大きな声が苦手
叱られ慣れていないという事を書きましたが、そういう人は大きな声を出されただけで叱られたような気持になって、自分の意見を口に出来なくなってしまう場合もあります。
誰でも、特に男性が大きな声を出すと驚くと共に、多少の恐怖感を感じるのは誰でも同じだと思います。
でも、萎縮してしまう人はそれを人より強く感じてしまいます。
普通に話していても、相手が強引だと萎縮してしまうのに、大声で何かを言われると、それだけで非難されているような気になって怯えてしまうのです。
6. 自分に自信が無い
自分にもっと自信を持てれば、萎縮する事も無くなっていくでしょう。
自分のダメな部分を責めてしまう、いえ、それよりも諦めてしまっている事が、萎縮を更に強めているとも言えます。
ある意味、自分よりしっかりした人に付いていけば間違いはない、といったような気持ちになっているとも言えます。
これは楽をし過ぎですね。
もっと自分を持って、自分の意見が通らなかったら「次があるさ」位の気持ちを持つようになると良いでしょう。
7. 人の意見に流される
萎縮してしまいがちな人は当然、自分より強い(種々の意味で)人の意見に従ってしまいます。
言い返す事が苦手ですし、論争もゆっくり行ってもらわないと言い負かされてしまいます。
それで、結局自分には言い返せない、という思いから他人に従います。
ただ、それを苦痛には感じていないでしょう。
このタイプの人の生き方であるとも言えます。
8. 責任を負うのを怖がる
このタイプの人は、責任を負う事を怖がり、嫌がります。
仕事でどうしても自分がやらなければならない場合は仕方がありませんが、出来れば自分がリーダーではない方が良いと考えています。
仕事中も他の人々の事が気になり、自分をのろまだと言っていないか、自分のやり方で満足していないのではないかと気になります。
だから、責任を負う事はなるべく避けたいのが正直な所でしょう。
9. 人の指示には素直に従う
一方他人がリーダーとなっている仕事の方は、安心して行えるようです。
もちろん、途中で色々な指示や文句を言われることはありますが、自分が責任を持ってしている時よりは気が楽なのです。
でも、人からの指示には素直に従いますし、仕事はきちんとします。
10. 上司や先生等”権威”に弱い
萎縮してしまいがちな人は小さい頃は先生、長じては上司等、権威に弱い傾向があります。
友達との言い合いも好きでは無いのですから、権威ある人に対してはほぼ絶対服従です。
先生の仰有る事は正しい、上司が言う事は聞かなくてはならない、というのが身体に染みついているのです。
これは良い事でもあります。
先生も生徒達に尊敬されればその分立派な先生にならなければと心掛けます。
上司も良い部下に恵まれれば仕事も頑張って、部下を引き上げて上げようと思います。
ただ、萎縮してしまう人の中には、どんな人でも権威に対しては立てつかない人もいます。
出来れば人を見極める目を養いたいものです。
11. 出世を望まない
このタイプの人は男性でも出世欲がありません。
若しくはあっても薄いです。
出来れば自分で自分の仕事を淡々とこなしていきたいというのが本音です。
上司に上手く取り入ったりは器用で無いので出来ませんし、例えそうしたとしてもわざとらしく見えてしまうでしょう。
又、本人が上司に上手く取り入ると言った行為を、良しとしない傾向があります。
人を蹴落としたり、競争したりするより、自然に生きていたいのです。
12. 家で、又は家族と一緒の時は普通
一旦帰宅すれば、ごく普通です。
気を遣う相手もいませんし、家族がいる人なら心を許せる人ばかりですから、素の自分でいられます。
尤も委縮しがちな人がおとなしいとは限りません。
人との論争が苦手なだけで、それ以外の会話なら普通に明るくしています。
ですから、気の合う友達や家族といる時が、このタイプの人にとっては一番居心地が良いでしょう。
13. 女性はモテ、男性はモテない
萎縮してしまいがちな人は、女性の場合は「守ってあげたい」という男性が現れる事も多いのですが、男性は頼りなく見えてしまうのであまりモテません。
出来るだけ普段の明るい姿を見せて、本人の良い部分を見てもらいましょう。
女性も男性に頼ってばかりでは男性の負担になってお別れ・・・という事もありますので自分を持つ事や、相手への気配りを忘れない様にしましょう。
まとめ
萎縮してしまう人は、心が優しい人です。
自分が責められたとしても、他人を厳しく責めたりする事は嫌なのです。
気の毒に思う事もあると思いますが、誰もが自分の意見を自由に口に出来る訳ではありません。
穏やかに話していると安心します。