感受性の強い子供との付き合い方に頭を抱えているお父さんお母さんも少なくないようです。
しかし、感受性が強いということは、決して悪いことではありません。
今回は、感受性の強い子供の15個の特徴をまとめてみました。
- よく泣く
- 人の顔色をうかがっている
- 周囲の環境に左右されやすい
- 繊細で傷つきやすい
- 思いやりがある
- 気遣いができる
- 相手の感情を読み取ることができる
- 優しい
- 人のために一生懸命
- 芸術的感覚に優れている
- 驚くような才能を持っていることがある
- 観察力がすごい
- 小さなことでも感動できる
- 純粋な心の持ち主
- 礼儀正しい
- まとめ
1. よく泣く
感受性が強い子供は度々泣いていることがあります。
他の子供と比べて、テレビドラマや本などを見て涙を流すことがあると思います。
登場人物の心情やストーリーをよく理解していると言えます。
悪いことをしてしまったり、人に対していやなことをしてしまった場合も、深く反省しているからこそ泣いてしまう場合が多いです。
2. 人の顔色をうかがっている
人の顔色をうかがって、自分自身の言いたいことや気持ちを正直に言えない場合があるのも感受性の強い子供の特徴です。
兄弟や友達の間でも、自己主張があまりないと心配になることもありますが、自分が自己主張してケンカになるくらいなら、自己主張しないで平和に過ごしたいと思っているのです。
3. 周囲の環境に左右されやすい
涙を流している人を見れば、とても悲しい気持ちになったり、自分自身も泣いてしまいます。
その一方で、笑顔で明るい人たちが周りにいたら、笑顔の絶えない状態が続きます。
どう接したらいいのかと思いながら接するより、家族みんなで笑顔になれる空間を作ってあげましょう。
4. 繊細で傷つきやすい
他の人にとっては、非常に些細なことと感じることでも、感受性の強い子供は傷ついてしまうことがあります。
とても繊細なのです。
強い口調で注意したり冷たい態度で接してしまうと、とても心を痛めてしまいます。
他の子供なら気にしないことでも、深く傷つくことがあるので、繊細で優しい子供であることを理解することが大切です。
5. 思いやりがある
人のことをよく見ているので、困っていることを手伝ったり、相手を思いやる気持ちが強いのも感受性の強い子供の特徴です。
特別教えたわけでもなく周りの人たちに思いやりを持って接することができるのは、優れている点でもあります。
6. 気遣いができる
自己主張をあまりしないのは、相手に対して気を遣っているのかもしれません。
遠慮している部分がある可能性もあります。
自分の意見や気持ちを自信持って言えないのは、相手が嫌がるかもしれないと考えている場合もあり得るのです。
または、過去に自分の気持ちを言うと怒られたという記憶から、あまり自分の気持ちよりも相手に対して何かしてあげたいという感覚なのかもしれません。
7. 相手の感情を読み取ることができる
機嫌が悪い・怒っている・悲しいなどのマイナスな感情を特に敏感に読み取ることができます。
相手が機嫌が悪いのは、自分のせいかもしれないと考えてしまうこともあります。
相手の感情を読み取った後に自分自身も落ち込んだり、付き合い方に影響が出てしまうなど、相手の感情を読み取る能力は、自分自身を疲れさせてしまうことが多いです。
しかし、悲しんでいる人の側にいたり、励ます、共感するなどを自然にできてしまいます。
友達などからも落ち込んだ時は話を聞いてほしい存在と言われるようになるかもしれません。
8. 優しい
感受性の強い子供は、優しい性格の子が多いです。
自分自身ではあまり自覚がなくても、周りから優しいと言われることが多いです。
思いやりがあったり、テレビや本を見て感動し、涙を流している姿を見ていると優しさを持った子供なのだと理解できます。
これは人間としてとても大きな魅力です。
差別や偏見を嫌い、誰に対しても優しさを持って接することができます。
9. 人のために一生懸命
常に人の顔色をうかがっていますが、少しでもその人のためを思っているのです。
その人が笑顔になるように、傷ついてしまわないように一生懸命自分自身はどうしたらいいのか考えています。
考えすぎるがゆえに、意見をあまり言わなかったり、何を考えているのかよくわからないと思われてしまうこともあります。
自分自身のためにもっとのびのびと過ごした方が良い。
とか、もっとわがままを言ってもいいと感じるかもしれませんが、人に喜んでもらえることが自分自身にとって一番嬉しいことなのです。
10. 芸術的感覚に優れている
絵画や音楽など、オリジナリティ溢れる作品を作ったり斬新な発想があったりと、とにかく芸術性に優れている子が多いです。
人と違う視点や発想があることで恥ずかしくなってしまうこともありますが、むしろ素晴らしいことなので、好きなことに集中できる環境があるとストレスをため込みずらくなるでしょう。
人に合わせようと難しく考えてしまうと、せっかくの素晴らしい才能が潰れてしまうので自分自身の個性を大切にしましょう。
11. 驚くような才能を持っていることがある
芸術性以外にも、他の人が気付かなかったところに焦点をあてたり、意外な才能があるかもしれません。
様々な経験を通じて自分自身が優れているところや向いているものを見つけてみましょう。
12. 観察力がすごい
人のことをよく見ているだけではなく、他の人が見落としていた事までもよく見ています。
学校での授業中に板書の間違いとかもすぐに気付きます。
他の子供とは異なる視点を持っているのも大きな特徴です。
変わっているというよりも、他の人が見落としてそのままになっていたことにも目を向けることができる素晴らしい才能です。
13. 小さなことでも感動できる
感受性が強いと、相手の感情だけではなく目で見えるもの肌で感じるもの聞こえる音など、様々なものから刺激を受け感情が揺さぶられています。
毎日色んな感動があり、幸せを感じることができます。
感受性の強さは、心の豊かさがあるとも言えます。
14. 純粋な心の持ち主
小さなことでも感動ができるということは、純粋であるということです。
綺麗な心を持っているのです。
その純粋さがあるからこそ人に対しても優しさや思いやりを持って接することができます。
心の純粋さは大切にしていきたい個性です。
15. 礼儀正しい
人に対して礼儀正しく接しないと失礼だという概念があるのか、家族の敬語や人への接し方をよく見て真似して丁寧にお話しすることもあります。
基本的に礼儀正しく真面目に人と関わりたいという気持ちを持っている人もいるので、年の割に良い子という印象を持たれます。
まとめ
以上が、感受性の強い子供の特徴15選でした。
いかがでしょう。
当てはまることもあれば、そうじゃないこともあるかと思います。
様々なことに刺激を受けている子供の才能や持っている心の豊かさを最大限引き出して、マイナスをプラスに変えていけるように家族や周りの人との接し方を考えてみましょう。