子供の自立心を育てる教育方法を考えてみました。
- 「甘えさせる」のと「甘やかす」とは違うことを認識する
- 親が穏やかでどっしりと構えている事
- 早寝早起きをする
- お買いものをさせる
- 子供の決断を待つ
- 痛い目にあうことも覚える
- 父親. 母親の職場を見学させる
- 習い事は子供がやる意思(意志)が大事
- 「かわいい子には旅をさせよ」
- 子離れをする
1. 「甘えさせる」のと「甘やかす」とは違うことを認識する
子供は誰だってお母さんやお父さんに甘えたいものです。
甘えたい時期に自立させることばかり考えてしまい厳しくしつけばかりしてしまうと、大人になった時に実は親に甘えたかったという人もいます。
甘えたい時期には大いに甘えさせても構わない. . 逆に甘えることによって自分を自己肯定出来るようになって自立が早くなります。
「甘やかす」というのは子供の我儘を全てかなえるようなもので、それはいけません。
おもちゃを買ってと言えば買って貰えるような環境は好ましいとはいえません。
2. 親が穏やかでどっしりと構えている事
親にも子育て以外のトラブルが色々あります。
経済的に困ったり、自分や身内の誰かが病気したりします。
そんな大きな事ではなくてもお母さんがママ友と上手くいかないなど、どんよりとしていることありませんか?子供はそんなお母さんを見ています。
ママ友はあくまでも子供を通じての知り合いと割り切って子供をしっかり見るようにしましょう。
幼稚園や公園などでお母さん同士で話が盛り上がっていて子供を全く見てないケース沢山あります。
子供はお母さんやお父さんがしっかりと見てくれていたら安心するのです。
その安心感は成長に従って自立心を育んでいけるのです。
3. 早寝早起きをする
子供の生活習慣は大人が考えている以上に、心と身体の成長の為に大切です。
大人中心に行動してリフレッシュすることも大切です。
最近は居酒屋に子供を見かけることが多くなりました。
居酒屋にいてキッズスペースがあっても、大人がお酒を飲んでいる場所で子供は楽しいのでしょうか?自立心が芽生えるのでしょうか?
早寝早起きする習慣は自分で出来るようにさせましょう。
寝る時間も最初は何時までと決めたら自然にその時間にベッドや布団に行く、起きるのも目覚し時計の使い方を教えてあげて自分でセット出来るようにして自分で起きるように習慣づけるのです。
4. お買いものをさせる
「お豆腐買ってきて」でも「もやしと白菜買ってきて」でもお金の使い方を早くから教えましょう。
未就学児の時から一緒に買い物に行ったらお買いもののやり方の説明したりします。
学童期になったら近くの八百屋でもスーパーでもいいので、お買いものさせましょう。
金銭感覚というものも学ぶことは大切です。
ある程度の年齢になったらお小遣いを渡してその中から文具品などを自分で揃えるようにしてもよいでしょう。
5. 子供の決断を待つ
例えば一緒に遊びに行って何かおやつでも買って食べようかという場面で子供が中々決められない時に親が「これがいいんじゃない?」「これにしなさい」とか言っていませんか?待っていられなかったり大人目線でこっちの方がいいということもあるかもしれません。
小さな決断でも子供の決断を尊重してあげましょう。
何でも決めてあげてしまう大人にはなるのはやめましょう。
勿論危険なことや世の中には危ないことがあるので、絶対にだめな時はだめだと言う時は必要です。
6. 痛い目にあうことも覚える
最近は少子化なので子供が1人か2人という家が多くなりました。
大家族だったら気にしないような事でも過保護にしてしまいます。
子供が転びそうだ、虫がいる、またお料理をさせて油がはねたら大変などと危険から子供を守るのはある意味親の本能とも言えます。
でもその本能が行き過ぎると、社会に出てから打たれ弱い人間になってしまいます。
新入社員が3年以内で辞めるケースが増えています。
また学校でもちょっと嫌な事があっただけで、学校に行きたくないという子供が増えています。
不登校には否定的ではありません。
ケースバイケース、時には本当に悪質なものがあるからです。
そんな時は担任. スクールカウンセラー. 学校主任もしくは校長(副校長). 教育委員会すべてを総動員させてもいいと思います。
その闘いは決して「甘やかせ」ではありません。
但しよく話を聞いて大事に至っていないと判断が出来たら、学校へはしっかり行かせましょう。
7. 父親. 母親の職場を見学させる
機会があったら父親. 母親の職場を見学させましょう。
親が働いているというのは家の顔とは違う側面があり、社会人として自立した姿を見せることになるのです。
お父さん. お母さんの仕事について家でお話ししてもいいでしょう。
自立は経済的な自立も大切です。
いつかどんな大人になりたいか想像させましょう。
8. 習い事は子供がやる意思(意志)が大事
子供には無限の可能性があります。
親は小さいうちからリトミックやバレエ、ピアノ、英会話等々沢山の習い事をさせたがります。
全く役に立たないことはないかもしれませんが、自分からやると言ったものでないものに関してはあまり役に立っているとは言えないというケースが多いです。
子供はなんのことだかわからないので、まず始める前に体験レッスンをしてみたりして感想を聞いてましょう。
楽器などの習い事は家での練習が必要になります。
それも約束して子供が自分の意思でやりたいと言ったものだけをやらせましょう。
周りの子供がやっているからという理由ではあまり意味がありません。
9. 「かわいい子には旅をさせよ」
留学する. . 親は心配かもしれません。
行った先々でトラブルになるかもしれませんし誘惑もあるかもしれません。
でも子供を信じて経済的に許すなら行かせてあげましょう。
留学経験というものは、子供を成長させます。
知らない世界に自分が飛び込んでいく、自分から話しかけたり自分が情報を集めていかなければ何も得られません。
そんな経験は中々ないはずです。
10. 子離れをする
一番大事な事だと思います。
赤ちゃんの時から子離れすることありません。
存分に抱っこして可愛がってください。
幼児期も学童期も可愛いでしょう。
あなた達親にとって子供は宝です。
それはいくつになっても変わりません。
思春期がきた時には必要な手助けはまだまだ沢山あるかもしれません。
でも親に話したくない. 聞かれたくないという時も必ずきます。
そんな時は彼・彼女らのプライバシーは大切にしてあげましょう。
出掛けると言って「誰と?何処へ?何しに?」くどくど聞かれるのはうっとうしいかもしれません。
また一方で詳細を親子でシェアする場合もあり、子供の人間関係に凄く詳しい母親というものも昨今いるのです。
如何でしたか?子供の自立心を育てる教育方法について参考になった部分があれば嬉しいです。