催眠術と聞いて、どのような印象を持つでしょうか。
簡単にかかる人もいれば、かからない人もいますね。
では、催眠術にかからない人には、どのような特徴があるのかを、これから紹介します。
- 不安がある
- かかりたくない
- 集中力
- かかりたい気持ちが大きすぎる
- 過度な期待
- 猜疑心
- リラックスできていない
- 想像力がなく、思い込みをしない
- 依存心がない
- まとめ
1. 不安がある
催眠術にはかかってみたいものの、いざかかったら「何か変なことを言わないだろうか」「催眠にかかった後、ちゃんと解けるだろうか」「本当に私が催眠術にかかるのだろうか」など、催眠術をかけられている最中に、何か不安に思うことがあるとかかりにくくなります。
催眠術は無意識の領域に働きかけるため、強い不安は大きな障害となります。
2. かかりたくない
潜在的にかかりたくないと思っている場合です。
これは催眠術師のことを信用できなかったり、不安からくるものが多いです。
普段の生活の中で、自分から催眠術にかかることは、ほとんどありませんので仕方がないですが、もし本当に催眠術にかかってみたい場合は、術師を信じて身を任せてみてください。
術師との信頼関係が大切です。
3. 集中力
催眠術にかかるためには、かけられる方の集中力も大切です。
術師の話に耳を傾けられていなかったり、心に壁をつくっていると、無意識の領域に入りにくくなり、催眠術にもかかりにくくなります。
4. かかりたい気持ちが大きすぎる
心に壁をつくることでもかかりにくくなりますが、逆に「催眠術にかかりたい」と強く願い過ぎている場合にも、かかりにくくなります。
なぜなら、催眠術とは無意識の領域に働きかけ、誘導する術だからです。
「かかりたい」という大きな気持ちは、「意識」を強くしてしまい、「無意識」の領域を狭めてしまいます。
結果、催眠術にかかりたいと切望しているのにもかかわらず、かからないという結果になってしまうのです。
5. 過度な期待
催眠術にかかることで、人生がかわったり、ポジティブになれる、トラウマから解消されるなど、過度な期待をもっていると、かかったことに気づかない場合があります。
これは、催眠術にかかっていたとしても、思っていた催眠効果と違うため、かかっていないと錯覚するためです。
6. 猜疑心
術師に対して猜疑心がある人です。
催眠術は術師とかけられる側の信頼関係が必要です。
「本当に信用できる人間なのだろうか」「本当にこの人に催眠術が、かけられるのだろうか」など、術師に対して、不信感や疑いの気持ちを持っているとかかりません。
そのため、素直な人ほど催眠術にかかりやすい傾向があります。
7. リラックスできていない
かかりたいと興奮している場合、睡眠不足や体調不良など、体がリラックスできない状況下にある場合です。
催眠術をかけるためには、適度なリラックスが必要です。
術師の言葉に耳を傾けられていなかったり、体がこわばっていたりすると、催眠術にかかりにくくなります。
気持ちの問題以外にも、体調も大きく関わってきます。
8. 想像力がなく、思い込みをしない
想像力が豊かで、芸術的、クリエイティブ仕事をしている人はかかりやすい傾向にあります。
反対に、弁護士やエンジニアなど、頭を使う職業の人は、かかりにくい傾向があります。
催眠とは、かけられる本人が想像し思い込んでいるからこそ、かかりやすくなるのです。
偽薬で病気が治ったり、病気だと言われて体調が悪くなったりするように、思い込みは体に大きな影響を与えます。
9. 依存心がない
催眠術は術師の言うとおりに従うものです。
依存心が高い人は、普段から周りの意見に流されやすいため、簡単に催眠術師の言うことに、従う傾向があります。
一方、依存心がない人は潜在的にかかりにくいと言えます。
まとめ
催眠術は、無意識の領域に働きかけ誘導する術です。
無意識の領域に踏み込むため、かけられる側の気持ちの持ちようや、体調も大きな影響を与えます。
催眠術師の腕にもよりますが、かかりにくい人がいるのも確かです。
かかりたくない人は、かかりやすくなりたい人は、ぜひ参考にしてみてください。