テレビやラジオ好きなら、一度は放送作家になりたいと考えたことがあるでしょう。
今回は、放送作家に向いている人の8つの特徴をご紹介します。
- ある程度の国語力がある
- テレビやラジオが好き
- 人を楽しませるのが好き
- 独特な発想ができる
- チャレンジ精神がある
- コミュニケーション力がある
- 肉体的・精神的にタフ
- 向上心がある
- まとめ
1. ある程度の国語力がある
放送作家は番組の企画書を作ったり台本を書いたりするのが主な仕事なので、文章を書くのが苦手という人には少し厳しいと言えます。
小説家のように高度な文章能力は必要ありませんが、漢字や「てにをは」を正しく使って読みやすい文章を書ける程度の国語力は必要です。
日頃から文章を書きなれているという人や、学生時代に作文が得意だったような人は問題ないでしょう。
2. テレビやラジオが好き
放送作家は、テレビやラジオなどの番組の企画や構成に携わる仕事なので、テレビを見ている時が一番楽しい、ラジオを聴くのが生きがいという人ばかりです。
また、テレビやラジオを視聴している時に「自分だったらこんな企画をやってみたい」と思いつく人も放送作家に向いています。
色々な番組を見たり聴いたりして勉強することも大切ですが、テレビやラジオへの情熱もそれ以上に重要なのです。
3. 人を楽しませるのが好き
テレビやラジオの番組は、人を楽しませることが一番の目的です。
だから、放送作家は「人を笑わせたい」「誰かを喜ばせたい」という気持ちが人一倍強いのです。
お笑い芸人を目指していた人に放送作家が多いのも、この理由からでしょう。
自分のアイデアが視聴者を笑顔にすることを夢見て、彼らは日夜頑張っているのです。
4. 独特な発想ができる
発想力は、放送作家になくてはならない資質の一つです。
人とは違う独特な発想ができる人や笑いのセンスがある人は、放送作家に適性があります。
日々色々なことにアンテナを張って情報収集し、発想力を高めましょう。
ちなみに、ラジオ番組のハガキ職人として日々発想力を磨いている放送作家の卵も少なくありません。
5. チャレンジ精神がある
放送作家はクリエイティブな仕事なので、日々同じことを繰り返していては務まりません。
常に新しいことを求められるから、臆せずチャレンジできることが大切です。
「今までの常識を打ち破るような番組を作ってみたい!」と思っているような野心的な人は活躍できる業界です。
6. コミュニケーション力がある
会議で自分の意見をしっかり述べたり、企画をより良いものにするために他の人の意見を柔軟に取り入れたり、出演者に企画の面白さをきちんと説明したりできるようなコミュニケーションスキルもかなり大切です。
自分の考えた企画を番組として実現するには、多くの人の協力が不可欠です。
いくら発想力が優れていても周囲の人を説得したり協力を仰いだりすることができなければ、企画は立ち上がりません。
7. 肉体的・精神的にタフ
売れっ子放送作家ともなればたくさんの仕事を常に抱えており、締め切り間際には徹夜になることもあります。
そのため、体力的にタフであることが求められます。
さらに、時には周囲から厳しいダメ出しや批判を受けることもあるので、何を言われても気にせずに流せるようなメンタル面での強さも必要です。
あまり真面目になり過ぎず、良い意味で「いい加減」になれる人が放送作家業界に残れるのです。
8. 向上心がある
放送作家は実力主義の仕事で、自分の頑張りがそのまま評価につながります。
「いつか仕事がなくなるかもしれない」という危機感は常にありますが、実力さえあれば誰でも第一線で活躍できるチャンスがあるのです。
「いつか憧れの〇〇さんと仕事をしたい」「世の中を変える番組を作りたい」など大きな目標があって、それに向かって邁進できる人はこの業界に向いていると言えます。
まとめ
放送作家はアイデアさえあれば仕事になるので、他の職業に比べて求められることはそこまで多くありません。
とはいえ、たゆまず自助努力できることが不可欠なのです。
第一線で活躍している人も、より面白い企画を作ろうと日々頑張っているのです。