せっかちでけんかっ早いけど、さばさばとしていて人情味がある、そんな江戸っ子気質な人の特徴についてまとめました。

1. せっかち

江戸っ子気質な人はせっかちです。

トロトロとゆっくりしている人やものが嫌いで、すぐにイラついてしまいます。

車の運転は速くて荒い人が多い傾向にあります。

追い越しはできる限りするタイプでしょう。

また、歩くスピードや食べる時間も速い傾向にあります。

ゆっくりとした行動の人を待つことができないでしょう。

生活全体がスピーディーでせっかちなのが特徴なのです。

2. けんかっ早い

江戸っ子気質の人はけんかっ早いです。

腹の立つことがあると、すぐにカチンときてしまい、啖呵を切って相手に立ち向かうでしょう。

瞬間湯沸かし器タイプの人が多く、一気に怒りを放出させます。

しかしながら、怒った後はあっさりしていて、あと腐れがありません。

言いたい事を言えばそれですっきりするので、根に持つタイプではないのです。

3. 早口でしゃべる

江戸っ子気質の人は早口でしゃべります。

まったり穏やかに話している人を見ると、なんてトロいやつなんだとイライラすることも多いでしょう。

また、のんびり話している人は、無能に感じる人も多いのです。

行動と共に、しゃべるのもスピーディーでなければ気が済みません。

また、遠回しなオブラートに包むような言い方を嫌い、ストレートに気持ちや意見を伝えてきます。

嫌味な性格ではないですが、その直接的な言い方のせいで、他人と衝突することもあるのです。

4. ぬるいものが嫌い

江戸っ子気質の人は、中途半端なものを嫌います。

特に「ぬるい」ものに触れたり、食したりすることに嫌悪感を抱く人が多いです。

お風呂は42℃以上のあっつい風呂か水風呂でなければダメ、食べ物は出来たてが一番うまい、というように、熱いか冷たいかはっきりしていないとダメなのです。

冷めかけのごはんや、ぬるくなったお風呂には、げんなりしてしまうことでしょう。

火傷してもいいから熱々を食べたいという人も多い傾向にあります。

5. さばさばとした性格

江戸っ子気質の人はさばさばとした性格です。

自分なりのこだわりや思いはありますが、そこに粘着しすぎない、爽やかさがあります。

喧嘩をしたらすぐに仲直りをし、自分が間違っていたらすぐに謝り、相手が間違いを認めたらすぐに許します。

ネチネチとした性格の人間は性根の曲がったやつだと嫌い、いつも正々堂々としていたい性格なのです。

6. 面白くて新しいものが好き

江戸っ子気質の人は、面白くて新しいものが好きです。

伝統を守っていこうと言う気持ちも強いですが、それ以上に好奇心が強く、新しいものに惹かれやすい性格なのです。

いち早くスマホを手にしたり、最新家電を購入したりと、自分の興味のある、新しくて便利で面白いものであればバンバン取り入れます。

流行などにも敏感で、TVや雑誌に乗っているファッションや食べ物にもいち早く興味を持つことでしょう。

少々ミーハーではありますが、身のこなしが軽い、好奇心旺盛な人なのです。

7. 派手好きで、豪快で、見栄っ張り

江戸っ子気質の人は、派手好きで豪快です。

自分を着飾ることも好きですし、相手をもてなすことも好きです。

プレゼントや差し入れなどには糸目をつけず、大枚を叩くこともしばしばあります。

ケチであることを嫌い、見栄っ張りな性格でもあるのです。

それゆえに浪費をしがちで、家計が火の車な人も多いでしょう。

8. 人情に厚い

江戸っ子気質の人は、人情味があります。

困っている人や悲しんでいる人をほっとけず、声をかけ、助けることがしばしばあります。

また、悪い人や弱い者いじめが許せない、正義感の強い人でもあります。

それゆえに他者とぶつかることもありますが、泣いている人を無視しない、心優しく清々しい性格なのです。

江戸っ子気質の人はせっかちでけんかっ早いです。

しかしながら、心根は爽やかで人情味に溢れる、心優しい性格の人なのです。