衝動的な性格の人にはいくつかの共通する特徴がありますが、ここではそのうちの10個を取り上げています。
- 考えない
- 熱い
- 何でもすぐに行いたい
- 心配性
- 感情を抑えられない
- 我慢しない性格
- 嫌な思いをした
- 落ち込みが激しい
- 状況把握ができない
- ストレス発散
1. 考えない
何かを見たり聞いたりするとまずは考えてみるという習慣を培っている人がいます。
しかしそれとは対照的に何も考えずに行動する人がいます。
このような人は衝動的に行動する人の特徴です。
考え深い人は今このようなことを言ったり行った場合、自分や周りの人にどのような影響が及ぶかを第一に考えますが、そうでない人は後先考えずにそのときの状況や気分で行動してしまうのです。
2. 熱い
困っている人を見ると助けたくなったり、好意を抱いている異性のためなら何でも行いたいという性格の人がいます。
このような性格の持ち主は何にでもすぐに熱くなれる人です。
このような熱血タイプの人も、衝動的に行動しやすいと言えます。
しかしその動機は優しさからくるものであるために、失敗も多いものの周りの人から好かれる性格である場合がほとんどです。
3. 何でもすぐに行いたい
場合によっては生じた事柄について時間をかけて分析し、ふさわしく行動しなければならないことがあります。
しかし生じた問題をすぐに解決したいと感じる人も少なくありません。
そのような人も衝動的に行動してしまうことがあります。
これはいわゆるせっかちと呼ばれる性格ですが、落ち着いて物事を考えるように心がけることで改善することも可能です。
4. 心配性
今すぐに何かを行わなければ、大変なことになるといつも思ってしまうという人がいます。
このような人も衝動的に行動してしまうことがあります。
特に自分が思いもしなかった状況に直面すると焦りを感じ、「こうすればいいんだ」という思い込みのもと行動してしまうのです。
このような行動が失敗を招くと増々焦るようになり、パニックを起こしてしまうことがあります。
そのためこのタイプの人はまずは自分を落ち着かせることを第一に考えるべきです。
5. 感情を抑えられない
今はここで行動するべきではないと分かっているものの、どうしてもその気持ちを抑えることができずに行動してしまうという人がいます。
このようなタイプの人も衝動的に行動することがあります。
たとえば人前で理不尽なことを言われた場合、別の日に時間を取ってそれが正しくないことを話し合えば誤解は解決できると分かっていても、自分がそこで恥をかかされたと感じて相手を罵ってしまう人がいます。
このようなタイプの人は後で自分の行動を後悔することも多々あり、大きく落ち込んでしまうこともあるのです。
6. 我慢しない性格
我慢することは体によくありません。
そのためそうしたことはせず、いいたいことややりたいことは何でも行うようにしているという人がいます。
もちろん法に触れるようなことはしないものの、人間関係においては我慢は禁物と考えているために、思っていることを何でもすぐに口にしてしまうのです。
このような習慣を培っている人は衝動的に行動することが体に染みついていると言えます。
そのため場合によっては改善に時間がかかることもあります。
7. 嫌な思いをした
これまでに周りの状況や将来的に自分にどのような影響が及ぶかを考え、衝動的に行動することがないよう自分を制してきた人がいます。
しかし中にはこうした我慢によって苦い経験をしてしまったという人もいます。
そのような人はこうした経験をこれ以上したくないと感じ、自分が思ったことをあえてすぐに口にするようにしています。
しかしこのタイプの人はもともと考え深い人であったために、周りの人を大きく傷つけるような発言は避けようという意識がしっかりと働くものです。
8. 落ち込みが激しい
落ち込みが激しい人も衝動的に行動することがあります。
何かを熱心に行い、それに多くの時間を費やしていたものの思うような成果が得られないといった状況に直面すると自分はダメな人間であると思い込み、衝動的な行動に出てしまうのです。
これまで集めてきた資料をすべて捨ててしまったり、熱心に行ってきた事柄をあっさりと諦めてしまうのです。
そのため衝動的に行動する人の中には、専門的な知識を多く得ている人も少なくないのです。
9. 状況把握ができない
周りの状況が把握できない人も衝動的に行動することとがあります。
このタイプの人は見た目だけで人の状況を判断しようとします。
そのため元気巣に見えても実は健康上の問題を抱えている人や、お世話は必要な親がいる人などの気持ちを理解できず、そのような人に対してきつい言葉をかけたりしてしまうことあるのです。
もちろん人のプライバシーを踏みにじるような行動は避けるべきですが、ある程度の状況はきちんと把握しておかなければなりません。
そうしないなら衝動的に行動してしまうことがあり、相手を傷つけてしまうことになりかねません。
10. ストレス発散
衝動的に行動することでストレスを発散している人がいます。
このタイプの人は自分の性格に気づいている場合もあれば、そうでない人もいます。
そのため衝動的な行動によって晴れ晴れとした気分になるという人は、気づかないうちにストレスを発散していることになります。