人は物事が思い通りに進まない時でも、生活を進めていく上で割り切って生きています。
しかしこれがうまくできない人もいます。
割り切ない性格の人にはどんな特徴があるのか見てみましょう。
- 完璧を求める
- 過去のことを後悔しやすい
- 次の目標にシフトすることができない
- 他人のことを羨みがち
- スタートダッシュが遅い
- 自分は恵まれていないと思いがち
- 時間の使い方が下手
- 割り切れない自分が嫌だと思いつつ変えるつもりはない
- まとめ
1. 完璧を求める
自分がこうありたい、人にもこうあって欲しい、こういう風に物事が進んで欲しいと具体的なビジョンを思い描くのはとても大切なことですが、その理想を完璧に求めるあまり、それ以外の状況受け入れられないと言うことがあります。
反対に割り切ることができる人は、理想の半分が叶えられればよしとする、予定していたことの8割ができればOKなどという考え方が出来ます。
2. 過去のことを後悔しやすい
過去の事は済んだこと、今更考えても仕方がないとは思えないのが特徴です。
あの時ああすればよかった、あんなことしなければよかったといつまでも過去と決別することができません。
3. 次の目標にシフトすることができない
今の自分は過去の自分の延長線上にあります。
ですから何かうまくいかなかった時にその影響を長引かせないためには、目先を変えることも必要です。
しかし割り切ることができない人は、過去の事や現場に固執するので将来に目を向けると言うことが得意です。
無理矢理にでも次の目標へ思いをシフトさせることによって、過去の失敗を挽回したり、現状に対する打開策をうち立てたりすることもできるかもしれませんが、そうしないままどんどん時間を無駄にすることになりかねません。
4. 他人のことを羨みがち
自分は自分、人は人と割り切ることができなければ、人のことを羨むことになります。
なんに関しても上には上がいるのが常だからです。
5. スタートダッシュが遅い
割り切ない性格の人は自分がそういう性格であることをよくわかっていますから、最初から割り切なくてもいいような選択をしています。
やってみたもののうまくいかなかった、でも仕方がない、次に行こうと言う思考回路にはならないのです。
ですからどうしても失敗のないように、痛い思いをすることのないように、計画したり用意したりします。
よく言えば石橋を叩いて渡るタイプなのですが、みんなが渡りきった後にまだ渡るかどうか迷っていると言うパターンにもなりかねません。
6. 自分は恵まれていないと思いがち
実際に運が悪いとしか言いようのないことや、相手が悪かった、タイミングが悪かったということはあります。
しかし割り切ることができない人にとって「よかった」と思えることは理想通りにいったことのみカウントされるのでそれ以外は不成功体験として残ります。
それではほとんどうまくいくことなどありません。
それで、どうして自分は何に関してもうまくいかないのだろう、運が悪い、恵まれていない、と感じてしまうのです。
7. 時間の使い方が下手
頼みごとをするなら忙しい人に頼め、とはよく言われることです。
忙しく働いている人は同時に色んなことに手をつけています。
そういう人は割り切りも上手です。
1つ1つを完璧にこなしてからでないと次の作業に移れない人は時間をロスするからです。
逆に割り切りができない人は過ぎたことを悩んだり迷ったりしているうちに時間が過ぎてしまい、気づけば機を逃しているというのはありがちなことです。
8. 割り切れない自分が嫌だと思いつつ変えるつもりはない
割り切れない自分の不器用さに苛立つこともあるでしょう。
割り切っていけたらどんなに楽だろうと他人を羨ましくこともあるでしょう。
しかし、1つ1つに関しては「そこは譲れない」とその都度真剣に思っているのです。
そしてそれが自分だから仕方ない、とそこだけは割り切れていたりします。
まとめ
なんでも思い通りになる人生を歩んでいる人なんてほぼいません。
周りから羨ましがられる生活を送っている人も例外ではありません。
何かしら妥協したり、現状に満足したり、別のことに注目することで乗り切る、言い換えればそういうものだと割り切って前に進んでいることがほとんどです。
割り切ることは諦めではなく前に進むために必要なことなのです。