平均クラスの年収がある中流家庭の人たちによくあると思われる特徴をまとめてみました。
参考にどうぞ。
- 節約は貧乏臭いと思っている
- 周りと比べて劣りたくない
- 上流家庭に憧れがある
- つい見栄を張ってしまう
- 持ち家にこだわる
- 子供の教育費にお金をかけてしまう
- 下流家庭を見下す傾向
- 家族旅行にお金をかける
- 専業主婦で時間とお金に余裕がある
- 意外と貯金ができない
1. 節約は貧乏臭いと思っている
中流家庭の人たちによくある特徴として節約を貧乏臭いと思っているところです。
うちは上流ではないかもしれないけど、そこまで貧乏ではないという気持ちもどこかにあり、節約=下流、生活に困っている人がするものだという見下しがあったりします。
2. 周りと比べて劣りたくない
中流家庭同士で、相手と比べて劣りたくないという気持ちがあります。
あちらの家ができるのであれば、家もできるはず!と思ったり、それが少々贅沢なことであっても、劣りたくない、負けたくないと張り合う気持ちからついついお金をかけてしまったりということはわりとよくあるパターンです。
3. 上流家庭に憧れがある
中流家庭にありがちなのが上を見てしまうということでしょう。
庶民であれば、庶民的な生活レベル、上流家庭であればそのレベルと、それぞれ身の丈に合った生活を送っているものです。
もちろん、それに満足しているか、不満足かはその人の性格や価値観によって変わります。
中流家庭にありがちなのが、現状に満足せず上流家庭を基準のごとく思ってしまうことです。
今の収入に見合った生活をすれば問題ないのに、ローンを組んだりして上流家庭と同じような生活をしようとしてしまうため、収入のわりに「お金がない」が口癖だったりします。
4. つい見栄を張ってしまう
何とか生活できているという庶民は無駄な見栄を張ることはありません。
「お金がない」「うちは無理」とはっきり言えます。
上流の人とは生活レベル、価値観が違うと最初からおつきあいを積極的にすることも少ないでしょう。
中流家庭の場合は、生活自体は余裕があります。
ですから見栄を張れば上流クラスの生活をできないこともないということもあってついつい見栄を張ってしまいます。
金持ちの友達に合わせて、外国旅行に一緒に行ったり、高いお店で食事をしたり、デパートで高級品を買ったり。
友達はお小遣いで簡単にできること、自分はローンを組んでカツカツということも。
5. 持ち家にこだわる
中流家庭の人ほど持ち家にこだわっている傾向があります。
そして住宅ローンに追われて生活レベル自体は下流家庭の人と同じ、もしくはそれ以下といった場合も時にあります。
まとまった頭金もないのに、ボーナス払いを高めに設定し持ち家にこだわった結果、数年後、子供の教育費、親の介護などが重なってしまうということもあります。
それでも賃貸住まいなんて恥ずかしくてできないという思いがあるのです。
6. 子供の教育費にお金をかけてしまう
中流家庭の人たちは、子供の教育費にお金をかけてしまう傾向があります。
私立の学校に入れたり、塾や習い事を沢山させたりというところで庶民とは違う、上を目指したいという思いもあります。
上流家庭の子とお近づきになりたい、いい会社に就職、結婚させたいという思いもあります。
7. 下流家庭を見下す傾向
中流家庭の人は、自分たちよりも収入が低い、下流家庭を見下す傾向もあります。
持ち家があるか、車はあるか、何に乗っているか、仕事は何をしているか、いい持ち物は持っているか。
つまりは見た目で全てを判断してしまうところもあります。
中流家庭の人たちは自分たちが普通レベルだと思っていて、なかには自分の家は貧乏だと思っている人すらいます。
ですから、自分たちよりもさらに収入が低いなんて・・・という思いもあるのです。
決して馬鹿にしているというわけではなく素直に感じているのです。
8. 家族旅行にお金をかける
中流家庭の人たちは家族旅行にお金をかけるところがあります。
庶民は近場で遊んだり、お金のかからないレジャースポットで楽しみますが、少々お金に余裕がある中流家庭の人たちは年に1回は海外旅行に行くなど、旅行にある程度お金をかけている印象が多いです。
9. 専業主婦で時間とお金に余裕がある
中流家庭の主婦といいますと、専業主婦をしていて時間とお金に余裕があるといった印象です。
主婦同士で趣味を楽しんだり、習い事をしたりと優雅な生活を楽しんでいます。
時に中流家庭なのにパートに出ているという方もいますが、自分のお小遣い稼ぎだったり、楽しみだったりすることが多い印象。
10. 意外と貯金ができない
一般的な平均年収より高めな中流家庭、普通に生活していれば貯金もできそうなのに、なぜだか貯金ができにくいのが中流家庭だったりするのです。
また、借金を作ってしまいがち、破産するのが多いのも中流という印象があります。
それはなぜかといえば、平均年収が高いことが原因です。
年収がいいため、様々なローンが通りやすいので、次々に散財してしまうことができてしまいます。
まだ乗れる車があっても、欲しい新車があればローンを組んで手に入れることもできます。
庶民であればそこまで大胆な買い物はできないものです。
また、生活レベルを落とせない、そこまで貧乏ではないという思いから、節約もできないという家庭もあります。
結果的に庶民と呼ばれる生活が厳しい世帯の方が貯金は多かったりする場合もあります。
見栄を張らず先々のことを考えて質素に生活できるからでしょう。
裕福そうに見える中流家庭、実は家計は厳しいということもありえます。