冷静で、感情にとらわれずに効率的に行動できるロジカルシンキング、つまり論理的に考えることができる人の特徴についてまとめてみました。
- 冷静で落ち着いてる
- ルールやマナーを重んじ、ルーティンを大切にする
- 簡単に人の意見に流されない
- 効率や利益を重視する
- 観察力や推理力に長ける
- 文章を書くのが得意
- 討論が得意
- 学校の成績がよい
- 問題解決力に優れている
- 時に理論を重んじ過ぎて、他人と衝突してしまう
1. 冷静で落ち着いてる
ロジカルシンキングな人は冷静沈着です。
感情的にならず、常に論理的な思考を働かせようと努めています。
もし、怒らせた時は、罵詈雑言よりも、事実や相手の不当性を理論を持って返します。
時にそうした指摘は、相手をなじる言葉よりもキツイ時があるでしょう。
とはいえ、すぐに怒るわけではなく、理性で怒りを抑えられる力があるのです。
2. ルールやマナーを重んじ、ルーティンを大切にする
ロジカルシンキングな人は真面目な人も多いです。
ルールやマナーなどのきまりや、規則性を重んじます。
自分自身の生活のルーティンを守りたいと思う人も多く、そうした習慣を乱されるのを嫌がる人も多いです。
朝は何時に起き、○○をしてから、朝食を摂る。
など、細やかな予定の人も多いです。
記録をし継続することも苦ではないので、ダイエットなどの長期的な目標を達成しやすい性格とも言えます。
3. 簡単に人の意見に流されない
ロジカルシンキングな人は、簡単に他人の意見には流されません。
それが、主題において正しいのか否か。
自分にとって、有益か否か。
などを論理的に判断し、他人の意見を取り入れるべきか否かを決めるのです。
友人だからといって素直に聞く、ということはしません。
少々頑固かもしれませんが、慎重で冷静な性格とも言えるでしょう。
4. 効率や利益を重視する
ロジカルシンキングな人は効率性や利益を重視します。
それゆえに、打算的な策略家だと思われる時もありますが、会社やお店などを運営する上では、非常に大切な能力だと言えます。
また、スポーツにおいては、根性論にとらわれず、いかに効率的に体力や技術力を向上できるかを考えます。
ゆえに、監督やコーチ、トレーナーなどにも向いているのです。
5. 観察力や推理力に長ける
ロジカルシンキングな人は観察力や推理力に長けています。
細やかな場所まで観察し、さまざまな特徴や痕跡をとらえることができます。
論理を生かして、何がどうなってこのような結果になったのか、推論を立てることもできます。
実験などをする研究者や、証拠を掴み事件を究明する刑事や科捜研などの仕事も向いています。
文章の構成も得意なので、校閲の仕事や推理小説家なども向いているでしょう。
6. 文章を書くのが得意
ロジカルシンキングな人は、文章を書くことが得意です。
論理的で矛盾のない考察を表現するのが得意なので、論文を書いたり、文章の論点を掴むことができます。
本を読むのも早く、正確に読み取ることができるので、読書家の人が多いのも特徴です。
新聞記者、小説家、ライターなどの仕事をしている方も多いです。
7. 討論が得意
ロジカルシンキングな人は討論が得意です。
反対派についても賛成派についても、主題を読み取り、情報を整理し、意見をまとめることができます。
学生のころからディベートの授業が得意だった、好きだったという人も多いでしょう。
相手の意見の矛盾や問題点を指摘し、論破することも得意です。
議員や、弁護士、検察官など、意見や論理を戦わせる職業も向いているのです。
8. 学校の成績がよい
ロジカルシンキングな人は文章読解力や、表現力にすぐれています。
それゆえ、国語のみならず、全ての授業において成績がよい人が多いです。
数学にしろ、英語にしろ、化学にしろ、最終的には、問題や論点を読み取る、国語力が必要です。
そうした読解力のベースができている人が、全体的に成績がよくなるのです。
また、理科の規則性や、数学の公式などを覚えるのも得意なので、文系、理系にとらわれない能力の厚みが武器になります。
9. 問題解決力に優れている
ロジカルシンキングな人は、問題解決能力にすぐれています。
壁や障害にぶつかっても、感情的になって投げ出すことはしません。
何故問題が起きたのか、どうすれば解決することができるのか、冷静に考え、問題を対処しようとします。
失敗しても、諦めるのではなく、こうした論理的思考を駆使して、より正確で効率的な方法を編み出し、成功するまで諦めません。
しかし、論理的に無理があると判断すれば、あっさり止めてしまうこともあります。
得られるものよりリスクの方が大きい場合は、危険から避けることを選ぶのです。
向う見ずな性格ではないので、安定した生き方ができるのも魅力です。
10. 時に理論を重んじ過ぎて、他人と衝突してしまう
ロジカルシンキングな人は、時に他人と衝突してしまうこともあります。
感情よりも理性や理論を重んじるので、「冷たい人だ」「思いやりがない」「自分勝手だ」
などと評価されてしまうこともあるのです。
また、非現実的で無謀なことを否定するタイプなので、夢がなくつまらない人だと、と思われてしまうこともあるでしょう。
とはいえ、リスク回避力が高く、確実性を大切にするので、堅実で真面目なタイプとも言えるのです。