方向音痴に共通する10の特徴をまとめました。
- 自分というものを強く持っています
- 地図の中の北が一定に定まっていないことがあります
- 地図の縮尺と自分の歩いた距離の感覚が一致していない
- 周りをあまり見ておらず、ざっくりと風景をとらえています
- どんなことをするにしても、動きが早いです
- お願いをした時や、会話をしているときの返事が早いです
- とにかく前向きに物事を考えます
- 愛嬌のある人が多いです
- 世渡り上手です
- 方向音痴の人は、方向音痴を治そうという事に力は注がないです
1. 自分というものを強く持っています
誰が何と言おうと、地図が何を示そうと、自分が信じた道を突き進む傾向があり、その結果道が分からなくなり、最終的に迷子になって方向音痴と言われてしまいます。
自分自身できっと目的地は右側にある、と思うと、最終的に地図をあまり確認せず、感覚だけで突き進んでいってしまうことが多いです。
また、この感覚は、道を歩いているときだけでなく、普段の生活の中でも見られます。
自分がこれ、と決めたことや、考えたことに絶対的な信念を持ち、取り組む姿勢が強い人の中に、方向音痴の人が居るような気がしています。
2. 地図の中の北が一定に定まっていないことがあります
方向音痴の人達は、必ずと言っていいほど、地図の中の北が一定ではないです。
自分が歩く方向が常に北のようになっています。
地図が歩くたびにぐるぐると回ったりしています。
3. 地図の縮尺と自分の歩いた距離の感覚が一致していない
どんなに地図を見ながら歩いていても、自分が歩いた時の疲労感やかかった時間などで、かなり進んだと思い込んでしまい、地図上では全く違う場所を見ていることが多くあります。
4. 周りをあまり見ておらず、ざっくりと風景をとらえています
方向音痴の人達は、あまり周りを注意深く見ていないことがあります。
何となく全体の風景をざっくり捉えているため、似たような風景を見ると、以前通ったことがあると錯覚し、そのまま歩いて行ってしまい、迷子になってしまうことがあります。
5. どんなことをするにしても、動きが早いです
方向音痴の人は、動きが早く、常に行動しなければ落ち着かないという気持ちの人が多いように感じます。
まず動こう、まず歩こう、という事を言う人が多く、行動する前に確認することが少ないため、迷ってしまうことがあります。
6. お願いをした時や、会話をしているときの返事が早いです
常に行動したい、という気持ちからなのか、方向音痴の人達は、話をしていて返事が早いという特徴があります。
会話をしていても、すぐに結論を知りたがり、次の展開をせかしてくることがあります。
今している事よりも次々と先の仕事を進めようと考えているからだと感じています。
そのため、方向音痴の人達は仕事がはやく、すぐに返事をしてくれることが多いです。
つまり、常に行動していなければ落ち着かない人が、一刻も早く目的地に着かなければならないというプレッシャーからあちこちを歩き回るため、道に迷ってしまいます。
7. とにかく前向きに物事を考えます
方向音痴の人達は、迷子になったり、予想外の場所にしょっちゅう行くことがあるため、問題を起こしたり、問題に巻き込まれることが方向音痴でない人達と比べると、トラブルに巻き込まれる回数が多くなります。
そのため、方向音痴の人達は精神的に鍛えられ、ポジティブな思考を持つようになってきます。
何か起きても、またか、という感じになり、じゃあ次にこうしようという考えになって、その場で立ち止まるのではなく、次の打開策をすぐに探し始めます。
8. 愛嬌のある人が多いです
方向音痴の人達は、ある程度周りの人達もすぐにこの人は方向音痴だと気が付いています。
そのため、集合場所に時間通りに来なかったとしても、周りの人達は理解していることが多いです。
また、方向音痴の人達はポジティブであっけらかんとしているため、けろっと、ごめん!と謝ることができます。
その姿はとても潔く、皆にいじられてもポジティブに返事をし、またこんなトラブルに巻き込まれて、などといった、面白い話をしてくれるため、愛嬌のある人が多いと感じています。
9. 世渡り上手です
トラブルに巻き込まれる分、それだけ話をするネタを多く持っています。
また、それを隠さず話をすることで、多くの人に名前を知られることになります。
初めて会う人にも、名前を知られており、すぐに覚えて貰っていることがあります。
また、自分自身も目的地にたどり着けないことが分かっているため、前もって誰かと一緒に行こうと約束をしなければいけない、という事から、積極的に友達にコミュニケーションをとろうとしています。
これらの行動は、結果として人脈を広げることに繋がるため、方向音痴の人は意外と世渡り上手であることが多いです。
10. 方向音痴の人は、方向音痴を治そうという事に力は注がないです
方向音痴の人の中で、自分自身の方向音痴を治そうという努力をしている方向音痴の人を今までに見たことがありません。
というのも、方向音痴の人達はそのコミュニケーション能力を活かして周囲の人達に助けを求め、また周りの人達は助けてくれるため、いざとなれば誰かが助けてくれるから大丈夫、と考え、あまり方向音痴をどうにかしようとはしていない印象があります。
方向音痴を治すことに力を注ぐよりは、別のことをしたい、新しいことをしたい、という気持ちが強いように感じます。