プレッシャーに弱い人にはいくつかの特徴がありますが、ここではそのうちの10個を取り上げています。
- 緊張しやすい
- 嫌な経験をした
- 自信がない
- 人に見られるのが苦手
- おとなしい
- 失敗が許されないと感じる
- 期待されている
- チャンスを過度に重要視する
- 落ち着きがない
- 失敗ばかりを考える
1. 緊張しやすい
緊張しやすい人は自分の力を存分に発揮できないことがあります。
そのためこのタイプの人は何らかのプレッシャーを感じると緊張してしまい、普段の力を発揮できなくなってしまうのです。
緊張をほぐすためには様々なことが関係しています。
そのため自分の性格をよく分析し、なぜ緊張してしまうのかを理解できれば、プレッシャーに強くなることができます。
緊張の理由は一つではないこともあるために、詳しい分析が必要となります。
2. 嫌な経験をした
これまでに大きな仕事を任されたり重大な決定を迫られた経験があり、それに失敗してしまったという人がいます。
このような人は苦い経験が頭から離れず、プレッシャーを感じると失敗してしまうのではないかと感じてしまうのです。
このような人はプレッシャーを感じると責任を誰かにゆだねるなど、すぐにギブアップしてしまう傾向にあります。
3. 自信がない
とにかく自信がないという人も、プレッシャーを感じるとそれに打ち勝つことができなくなります。
このタイプの人はこれまでに何かをやり遂げたり人から褒められたりした経験が少ないことが多く、いわゆる経験不足が招いた状況であるといえます。
そのため経験を重ねればこのような状況を克服することが可能であり、数年後にはまるで別人のようになっていることもあります。
4. 人に見られるのが苦手
自分では行えることでも、人前に出るとそれを行えなくなってしまう人がいます。
このような人は周りを過度に気にしてしまう傾向にあり、自分がどのように見られるのかを必要以上に考えてしまうのです。
実際には周りの人がそれほど気にしているわけではないものの、みんなが自分を見ていると思い込み、余計なプレッシャーを自分自身に与えてしまうのです。
このような感情が大きくなると精神的に疲れてしまい、できることができなくなってしまうのです。
5. おとなしい
おとなしい人の多くもプレッシャーに弱いことがあります。
このタイプの人は周りの人から注目されることを嫌う傾向にあります。
そのため普段からおとなしくしており、なるべく目立たないように振舞っているのです。
このような人が大勢の人の前に出て何かを行わなければならなかったり、数人の人たちから注目されるとプレッシャーを感じてしまい、普段の力を出せなくなることがあります。
6. 失敗が許されないと感じる
失敗することに必要以上にシビアになる人がいます。
このような人も何かを行うときに余計なプレッシャーを感じるようになり、それに打ち勝つことができなくなるのです。
恐らく多くの人はプレッシャーに強い人をこれまで何度も見てきたと思います。
このタイプの人はおおらかでいつも落ち着いている場合が多く、失敗が許されないと感じる人とは真逆の心理状態でいることが往々にしてあります。
こうした状況からもわかるように「成功が必須」という考え方は余計なプレッシャーとなり、逆に失敗を招くことがあるのです。
7. 期待されている
大きな期待を背負うと余計なプレッシャーを感じるものです。
そしてこれまで様々な成功を収めてきた人にはとりわけ大きな期待が寄せられるようになり、これがプレッシャーの増大を招くことになるのです。
そのためこれまでは難なく行えてきたことが上手くできなくなったと感じる人の中には過去の業績によって見えないプレッシャーが加わっていることがあり、こうした状況ゆえに知らず識らずのうちにプレッシャーに弱い人となっていることがあるのです。
8. チャンスを過度に重要視する
自分に有利な状況を生じさせるためのチャンスが訪れると、それを大切に扱いたいと思うことがあります。
もちろんこうした心理は誰にでも働くものですが、そうしたチャンスにより敏感な人は過度のプレッシャーを自分自身に与えることになります。
このような人は周りからしてみれば何でもないことでも「ここで頑張らなければならない」と感じるようになり、一生懸命になります。
そして場合によっては非常にシビアになり、小さな事であっても失敗することで落ち込むことがあります。
このような状況が次第に自信を失わせ、最終的にプレッシャーに打つ勝つことが難しくなります。
9. 落ち着きがない
先にも触れたように、プレッシャーに打ち勝つためには落ち着きが必要です。
そのため普段から落ち着きがなく、予定外のことが生じると慌てふためくような人はプレッシャーに打ち勝つことができません。
場合によってはプレッシャーによってパニックが生じることもあります。
10. 失敗ばかりを考える
物事を行うときに失敗したときのことばかり考える人がいます。
このような人はポジティブな思考を抱くことができなくなり、プレッシャーを感じると頑張ろうという意欲がうせてしまいます。
「ここを乗り切れば楽になれる」とか「これを行えば自信につながる」といったポジティブな思考はモチベーションを高めます。
しかしネガティブな思考は何かに立ち向かう意欲を消滅させるのです。