お世辞に弱い人にはいくつかの特徴があります。
ここではそのうちの10個について取り上げます。
- 褒められるのが嬉しい
- 思い込みが激しい
- 滅多に褒められない
- 嬉しい経験がある
- 頼られるのが好き
- 必要とされたい
- 能力を披露したい
- ノリがいい
- かっこよく思われたい
- 優越感
1. 褒められるのが嬉しい
誰かから褒められると嬉しく感じるものです。
このような感情は多くの人のうちで湧き起こるものです。
そのためお世辞を言われるとやる気が起こるという人は大勢いるものです。
2. 思い込みが激しい
思い込みが激しい人もお世辞に弱いと言えます。
上記でも取り上げたように、人は褒められると嬉しく感じます。
そのためこのような感情がやる気を起こさせます。
しかし場合によっては自分のうちにはない特質やこれまでに行ったことのない業績について述べられ、それに基づいてお世辞が言われることがあります。
お世辞が言われたときにこのような誉め言葉が事実に基づいていないことをすぐに理解できる人もいますが、思い込みが激しい人は「自分は過去にこんなすごいことをしたのか」と感じ、それを鵜呑みにします。
しかしこうした状況もモチベーションにつながることは確かですので、結果的に物事が良い方向に進むことが多々あります。
3. 滅多に褒められない
人からなかなか褒められないという人がいます。
このような人は誰かから褒め言葉を述べられると非常に嬉しく感じます。
そのためちょっとしてお世辞であってもそれに大きく反応し、頑張ろうという意欲が湧いてくるのです。
もちろんこのような感情を利用することはよくありません。
しかし何かに秀でた潜在能力を持っているにもかかわらず褒められたことがないゆえにそれを発揮できない人もいます。
そのような人にとってはお世辞が引き金となって能力が開花することもあるために、やる気を起こさせるという点ではお世辞が大きな一歩を踏み出させることもあります。
4. 嬉しい経験がある
どのようなお世辞にも反応するのではなく、ある特定のお世辞に対しては敏感に反応するという人がいます。
このような人は以前の功績や自分の手柄についてのお世辞を述べられると嬉しくなり、気持ちが緩んでしまうのです。
そのため「これは経験のあるあなたにしかできない仕事なんです」などと言われると嬉しくなり、引き受けてくれることがあります。
また頼んだ仕事が上手くいったときに「あなたに頼んでよかった」といったお世辞を述べれば、その人のやる気や満足感はピークに達するはずです。
5. 頼られるのが好き
誰かに頼られることに喜びを感じる人がいます。
このような人は何かを頼まれる形でのお世辞に弱いと言えます。
しかしこのタイプの人は誰かに尽くしたり周りの人が喜ぶ顔を見て自分も嬉しくなるという心の優しい人ですので、自分たちのために何かを行って呉れた場合は感謝の気持ちを示すことが必要です。
6. 必要とされたい
「自分は誰からも必要とされていない、自分などいてもいなくっても一緒である」と感じている人がいます。
しかしこのような考え方は間違っています。
なぜなら不必要な人などこの世には存在しないからです。
しかし感謝の言葉を述べられる機会が少ないと、このような感情が湧き起ってしまうのも事実です。
そしてこうした状況にある人がお世辞を述べられると非常に嬉しくなり、自分も誰かに必要とされていると感じることができます。
二つ目の項目でも述べたように、このタイプの人にとってもお世辞がお大きなモチベーションに変化することがあります。
7. 能力を披露したい
自分の能力をみんなの前で披露したいと感じる人がいます。
このような人はそのチャンスがいつ巡ってくるのかを待ち構えています。
そしてその能力に関するお世辞を述べられたときには「待ってました」と言わんばかりの反応を示します。
またどんなお世辞であっても自分の能力を披露することに無理やり結びつけることもあります。
そのためお世辞はこのタイプの人にとっては非常に重要なものなのです。
8. ノリがいい
ノリがいい性格の人がいます。
このような人は気持ちが軌道に乗りやすいためにお世辞によって心が動くとすぐに行動します。
このタイプの人は行動力があり、尚且つ物事をスムーズに行う能力を有していることがあります。
そのためお世辞に反応してすぐに行動してもそれを難なくこなすことができ、本人もケロッとした顔をしていることが多々あります。
9. かっこよく思われたい
人前でかっこよく見せたいと感じる人がいます。
このような人もお世辞に弱い傾向にあります。
あることでみんなの前で褒められると口では何も言わないものの、心の中では「みんなが自分に注目している」と感じるのです。
そしてその流れで何かを頼まれると快く引き受け、かっこよさをアピールします。
10. 優越感
自分は優位に立っているという気持ちに快感を感じる人がいます。
もちろんこうした感情は誰にでも湧き起こるものです。
しかしそのような気持ちが強いと過度にライバル心を抱くようになったり、周りを蹴落としてまででも自分の成功を追い求めるようになってしまいます。
そのためこうした感情を抑えることは必要です。
それでもお世辞を言われると一瞬優越感が芽生え、何だか気持ちがいいと感じる人がいます。
こうした気持ちを好む人も、お世辞に弱い傾向にあります。