また自分の世界に入りこんでいる、被害妄想が強すぎて困るといった、妄想癖が強い人に共通する特徴をまとめてみました。
- こだわりが強く、自分の中の世界観を大切にしている
- 授業中や運転中にぼーっとしていることが多い
- 人の話を聞いていないことが多い
- ストレスやトラウマが強く白昼夢を観ることが多い
- 悪夢にうなされがちで、不眠症気味
- 悪いことを想像しがちで、勇気が出ない
- 根拠のない自信が湧いてきて、問題を起こしがち
- 創作意欲が高い
- 独り言が多い
- 被害妄想にとらわれている
1. こだわりが強く、自分の中の世界観を大切にしている
妄想癖が強い人は、こだわりが強い人が多いです。
自分の中のルールややり方を大切にし、それを守れない他者に嫌悪感を示します。
時には、妄想の世界に浸り、他人は存在してないかのように思いこむ人もいます。
独特の世界観や人生観を持っている人が多く、個性であり欠点でもあるのです。
2. 授業中や運転中にぼーっとしていることが多い
妄想癖が強い人は、授業中や運転中にぼーっとしていることが多いです。
単調な作業や時間が続くと、すぐに妄想の世界へと行ってしまいます。
まるで、集中していない時もあるので、ノートが真っ白だったり、危うく事故になりかけるようなアクシデントも多いです。
3. 人の話を聞いていないことが多い
妄想癖の強い人は、人の話を聞いていないことが多いです。
会話中も、何か気になるワードを拾うと、そこから妄想を広げてしまう方もいます。
また、会話ではなく、関係のない事物に目がいってしまい、妄想が膨らむこともあります。
そうしたことから、人の話を聞いていなかったり、見当違いの返答をしてしまうことも多いです。
おかしな会話を繰り広げすぎて、友人をなくさないように気をつけましょう。
中には天然として、許される人もいますが. .
4. ストレスやトラウマが強く白昼夢を観ることが多い
ストレスやトラウマが強く、妄想や白昼夢にとらわれてしまう人もいます。
何かしらのトラウマを抱えていて、それに関係する景色や言葉、人物などを見たり聞いたりすると、瞬間的にそのトラウマがフラッシュバックするのです。
また、ストレス溜めこんでしまうと、白昼夢を見たり、妄想が増えてしまうこともあります。
深刻な場合は、心療内科や精神科などにいって、適切なケアを受けることが大切です。
5. 悪夢にうなされがちで、不眠症気味
妄想癖が強い人は、悪夢にうなされやすい人が多いです。
特に、悪い妄想にとらわれがちな人は、悪夢を見やすい傾向にあります。
悪夢のせいで睡眠障害に陥ってしまう人もいるでしょう。
また、統合失調症や、うつ病などの、疾患の場合もあるので、早急に医療的措置を受けた方が良いです。
また、睡眠環境が影響することも多いので、室温や寝具などを調整する必要もあります。
6. 悪いことを想像しがちで、勇気が出ない
妄想癖が強い人は、ネガティブなことを想像しがちです。
特に、トラウマや失敗を引きずっている人は、そこから悪い妄想してしまいます。
何か新しいことを始める時、問題にアタックする時などに、そうした妄想が足を引っ張ってしまうことも多くあります。
また、起きそうにもない、非現実的な妄想にとらわれることもあります。
症状がひどい場合は、統合失調症などの疾患を抱えている場合もあるので、気をつけましょう。
7. 根拠のない自信が湧いてきて、問題を起こしがち
前述とは逆に、妄想にとらわれポジティブすぎる人もいます。
明るい妄想をエネルギーにアクティブに活動できるなら良いでしょう。
しかしながら、根拠のない自信は、時に失敗を招きます。
自分はたくさんお金があるんだと妄想し、浪費してしまう。
自分は万能だと思いこみ、危険な行為に走ってしまう。
など、妄想が酷いせいでトラブルを起こしてしまうことがあるのです。
他者を巻き込みやすいので、気をつけなければなりません。
また、精神疾患やドラッグなどが影響して、そうした妄想にとらわれることもあるので、注意しましょう。
8. 創作意欲が高い
妄想癖が強い人は、創作意欲が高い人も多いです。
その大きなエネルギーや世界観をアウトプットすることで、小説や、絵画、音楽、彫刻、デザインなどの、
他人には真似ができない、たくさんの芸術を生みだすことができます。
とはいえ、誰しもそうした才能があるわけではありません。
単なる妄想で終わってしまう人も多くいます。
9. 独り言が多い
妄想癖が強い人は、独り言が多いのも特徴的です。
自分一人で会話が成り立つ人も多く、
他人との会話から脱線して、勝手に自己完結してしまう場合もあります。
また、脳内で様々キャラクターがいて、会議をしだす人もいます。
そうした脳内会議の様子が、独り言として漏れてしまうこともあるのです。
あまりに酷く、支離滅裂な内容、誰もいないのに話しかけている、攻撃的である、
などの場合は、統合失調症の可能性が高いので気をつけましょう。
10. 被害妄想にとらわれている
妄想癖が強い人の中には、被害妄想にとらわれている人もいます。
対処すべき問題から逃れ、他者に責任をすべてなすりつける人もいます。
また、根拠のない恐怖的な観念にとらわれて、他者を敵と思いこんだり、悪いことばかり起きると妄想したりすることもあります。
これも、精神疾患でよくある症状なので、注意深く観察する必要があります。
周りを巻き込んでしまわないうちに、適切なケアを受けるべきです。
妄想癖が強すぎて、生活に支障が出てしまう場合は、病院に行くことが賢明です。
自分や他人を傷つけないためにも、適切な治療やケアを受けましょう。