メンタルが弱い人っていますよね。
何かあるとすぐに落ち込んでしまったり、凹んでしまったりする人のことです。
- 同じ失敗を繰り返す
- リスクを恐れて行動が出来ない
- マイナス思考
- プレッシャーに弱い
- 他人と比べる
- 自信がない
- イレギュラーな事に対応できない
- 気持ちが常に不安定
- 小さな事を大きく考える
- すぐに愚痴を言う
- まとめ
- メンタルが弱い人の接し方8選
- ほめて伸ばす
- 関係性を育てる
- よく会話する
- 核心を伝える
- 表現を選ぶ
- にこやかに接する
- 過剰に期待しない
- 可能性を教える
- まとめ
メンタルが弱いので一度落ち込むとなかなかたち上がる事ができないのもメンタルが弱い人の特徴だと思います。
では、他にもメンタルが弱い人に共通する特徴をいくつか紹介したいと思います。
1. 同じ失敗を繰り返す
メンタルが弱い人は同じ失敗を繰り返す傾向があります。
一度きりの失敗がいつまでもトラウマになってしまい、そこからなかなか抜け出せないので失敗を克服する事が出来ません。
同じミスをして落ち込み、周りからさらに指摘されるのでさらに落ち込むため本気でヘコんでしまいます。
2. リスクを恐れて行動が出来ない
何かチャレンジをすると必ずリスクがあると思います。
しかし、メンタルが弱い人はそのリスクを恐れて新しいことにチャレンジしたりする事が出来ません。
リスクを恐れるのは誰でも当たり前なのですが、あまりにも恐れすぎて行動することが出来ないのです。
メンタルが弱い人は極端すぎるクセがあります。
新しいことにチャレンジするにはある程度リスクがあるということを覚えておくことが大切です。
3. マイナス思考
メンタルが弱い人は何かにつけてマイナス思考です。
物事何があってもマイナスに考えてしまうので、前向きに考えることが出来ません。
何か行動を起こそうとしてもマイナスに考えてしまうので、なかなか行動に移すことが出来ません。
何か意見を求めてもマイナスなことしか言わないので何も解決になりません。
また、何か言ったら怒られるのではないかと考えるので下手に発言も出来ないのです。
4. プレッシャーに弱い
メンタルが弱い人は極度にプレッシャーに弱いです。
何かプレッシャーをかけられるとすぐに逃げ出してしまったり、失敗してしまったりする傾向があります。
これもプレッシャーがかかることで失敗を恐れるため起こる事です。
失敗しては絶対にいけないと思い込みすぎるため緊張してしまい、プレッシャーに弱くなってしまいます。
5. 他人と比べる
自分を常に他人と比べて優劣をつけたがります。
これは、相手と比べて自分の方が勝っていると思わないと不安になってしまうからでしょう。
逆に相手のほうが勝っていると急に自信をなくし、自分は駄目な人間なんだと思いすぐに凹んでしまいます。
本来は自分の評価は自分がすれば良いのですが、相手と比べる事で自分を評価してしまうのもメンタルが弱い人の特徴です。
6. 自信がない
メンタルが弱い人は常に自信がない人が多いです。
自信がないため、「どうせ何をやっても失敗する」と思って行動に移せないでいます。
メンタルが弱い人は自分に自信がない人がほとんどだと思います。
7. イレギュラーな事に対応できない
メンタルが弱い人は何か予期せぬことが起こるとすぐにパニックに陥ってしまいます。
自分が考えている範囲のことが起これば割と冷静に行動できるのですが、予想外の事が起こるとすぐにパニックになるのが特徴です。
そして、冷静に判断できなくなっていきます。
これも自信がないあらわれなのですが、反対にメンタルが強い人はどんなことがあってもどしっと構えることが出来ます。
8. 気持ちが常に不安定
メンタルが弱い人は常に不安を抱えているので気持ちが不安定な人が多いです。
そのため、さっきまでは気分が良かったのに、何か心配事を思い出してはまた気持ちが不安定になったりと気分が一定ではありません。
ちょっとした一言で落ち込んでしまうので、すぐに凹んでしまったり泣いてしまったりと気分にムラがあります。
9. 小さな事を大きく考える
他の人からしたら小さなことでも非常に大きく考えるクセがあります。
ですので、どんな小さいことでもなかなか行動を起こせずにいる事が多いです。
周りがどれだけ大丈夫と言い聞かせても「すぐに失敗してしまう」とすぐに悪いほうへ考え物事を大きくしていきます。
10. すぐに愚痴を言う
メンタルが弱い人は一人では抱え切れないのですぐに人に愚痴をいう特徴があります。
些細な事をいつまでも気にしているので誰かに何を言われたかをいつまでも覚えています。
そして、誰かに悪口を言って発散しないと気がすみません。
そのため、口をひらけば人の悪口や批判が多いのもメンタルが弱い人の特徴です。
10. まとめ
このように、メンタルが弱い人に共通する特徴を紹介しました。
メンタルが強い人がメンタルが弱い人を見るとイラっとする事があるのではないでしょうか。
些細な事をいつまでも気にしていていつまでも覚えていますよね。
そして、誰に何を言われたかまでキチンと覚えています。
自分がメンタルが弱いと気にしている人は少しの事で少しは改善することが可能なので出来るだけメンタルを強くするようにしましょうね。
メンタルを強くする第一歩は自信を持つということです。
小さなことでも良いのでチャレンジしていき自信をつけていくことが大切です。
メンタルが弱い人の接し方8選
ちょっときつい言い方をしただけでとても落ち込んだり、何の心配もないのにあれこれ悪い事を考えてしまう、メンタルの弱い人とはどう付き合っていけばよいのでしょうか。
メンタルの弱さの苦しみはなかなか他人が思いやることができず、こちらが普通に接しているつもりでも当人にはプレッシャーをかけているという場合もあるので注意が必要です。
メンタルが弱い人との接し方を考えてみましょう。
1. ほめて伸ばす
メンタルの弱い人は叱られると委縮して、ますます自信をなくしてしまいます。
なるべく長所を見出して、ほめるように接することで自信をつけさせるようにしましょう。
芽を出したばかりの苗のように、相手の様子に気をつけて接することが大切です。
2. 関係性を育てる
メンタルの弱い人が何かに悩んでいる時に何でも話せるように、普段から関係性をよくしておくことが重要です。
どんな些細なことでも不安に感じた時にはすぐに相談できるような関係性を築いておくことで、問題が小さいうちから対処することができ、結果的に当人が自信を失うことを防ぐことにつながります。
3. よく会話する
よく会話をして、相手が何に不安を感じているか、何を恐れているのかを把握しましょう。
もしかしたら、視点を変えれば全然恐れる必要のないことに不安になっているのかもしれません。
そんな時は角度を変えて考えてみたことを教えてあげましょう。
思ったほど恐れる必要はないことかもしれない、と感じるかもしれません。
4. 核心を伝える
仕事などでミスをした場合、どうしても叱らなければならない時も出てきます。
そんな時には、ただ「ダメだ」ではなく、どうして叱っているのか、叱られているのか、相手によくわかるように説明しましょう。
大事なのは、自分のためにこの人は間違いを指摘してくれている、と当人が納得できるように叱ることです。
5. 表現を選ぶ
何かを叱ったり、注意しなければならない時には、その言い方に気をつけましょう。
強い言葉を使うことは相手を委縮させ、思考停止につながることになるため、なるべく優しくわかりやすい表現で、ゆっくりと冷静に伝えるようにしましょう。
6. にこやかに接する
メンタルの弱い人に接する時には、普通の人と接する時よりもにこやかに接するようにしましょう。
普通の表情で接すると、中には不機嫌だ、怒っているのではないかと不安に思う人もいるので、こちらの機嫌は悪くないということを相手にわからせた上で話をしましょう。
7. 過剰に期待しない
成果が出るか出ないか、ギリギリのラインの時に、期待してることを伝えると、メンタルの弱い人はそれが叶えられなかった時に過剰に自分の責任を感じ、自信を失う傾向にあります。
一度自信を失うと、ますます不安感を増大させ、自信を取り戻させるのにとても苦労する結果になるので、それは避けたいところです。
そのため、過剰な期待はせず、本人のできる範囲内でいいんだよということを伝えて、相手を安心させましょう。
8. 可能性を教える
メンタルの弱い人は一度悪い思考にはまってしまうと、どんどん悪いことを考えて自信を失いがちです。
そんな時は、一緒に問題となっていることを考えて、その問題の先には悪いことばかりではないんだといういろいろな可能性があることを伝えてあげる必要があります。
マイナス思考の時に一人で考えてもロクな考えが浮かんでこないのだ、ということをわからせて、自分が抱えている問題が、自分が思っているほど重大ではないんだということを理解させてあげましょう。
まとめ
メンタルの弱さの原因は人それぞれです。
またそのことで悩んでいることの苦しさも、なかなか他人には伝わらず、一朝一夕に改善するものではありません。
ですから、一方的に「大丈夫だ」と励ますのではなく、相手が何を不安に感じ自信をなくしているかを考え、一緒に対処していく、という接し方が必要になります。
最初はコミュニケーションに苦労しますが、一緒に問題を乗り越えていくよう気長に付き合うことが大切です。