話が通じない、違った意味にとって怒ってしまった、理解力がない人との付き合いはなかなか大変です。
そんな理解力がない人の共通する特徴をまとめました。
- 共感性がない
- 思い込みが強い
- 感情的になる
- 話を最後まで聞かない
- 勉強不足
- 実際の経験が少ない
- 偏見に満ち溢れている
- 本質を見極めることができない
- 上辺だけで判断する
- 知識をつける努力をしない
1. 共感性がない
理解力がない人は人に対して共感性がありません。
自分と価値観が似ている、同レベルの人としか仲良くできません。
どちらかといえば閉鎖的、自分と違う意見の人、価値観を認めることができません。
頭から否定しているので理解しよう、歩み寄ろうということがないのが特徴です。
2. 思い込みが強い
理解力のない人の特徴に思い込みが激しいというのがあります。
最初から自分の思い込みがあるので、相手の言うことを理解する前に信用するということもできません。
相手のことをわかろうとするよりも、批判、否定の気持ちの方が先に立ちます。
ですから、話をすり替えてしまって、相手を困らせる事が多いのです。
たとえば、仕事でわからないところがあったら通常はわからないところを質問します。
理解力のない人は「わかりにくい説明しかできない、仕事ができない」などと話をすり替えて相手を責めるのです。
3. 感情的になる
理解力のない人というのは往々にして感情的です。
冷静さがない、落ちつきがない性格です。
後先考えない感情に走った行動をとりがち。
勘違いで怒ったりすることも多く、後から自分の勘違いに気がついても非を認めず腹を立てたまま。
理解力のなさから話の途中で勝手に激怒したり、口をはさんだりするので、こういったタイプには先に結論から言わないとダメ。
4. 話を最後まで聞かない
理解力のない人の特徴に話を最後まで聞かない、聞けない性格というのがあります。
途中まで聞いてわかったような気になるのです。
また、理解力のなさから話を理解できずに失敗することも多く、それも説明が悪い、わかりにくいなど文句を言います。
また逆切れして「自分は馬鹿だし、わからない!」などと開き直り、雰囲気を悪くすることもあります。
5. 勉強不足
理解力のない人というのは、大体勉強が足りていないことが多いのです。
学校の勉強でも、仕事でも、事前にテキスト、マニュアルに目を通しておくと理解力が深まります。
慌てなくてもすみますね。
理解力のない人はそういった事前準備をしない人、誰かが教えてくれるだろう、誰かの真似をすればいいだろうと甘く見ているのです。
すぐに「わからない」と言うのが口癖、自分で調べる、学ぼうとする気がないのです。
6. 実際の経験が少ない
理解力のない人は、その分野において経験が少ないということもあります。
何度も経験をしている人と、初めての人とではやはり経験のある人の方が理解力があります。
経験不足のうちは誰でも理解力が足りないことは仕方ありません。
学習能力のある人はいずれ理解を深めていきますし、学習能力がない、やる気がない人はいくら経験を積んでも変わり映えはしないでしょう。
7. 偏見に満ち溢れている
理解力のない人というのは、心が狭い、偏見を持って物事や人を見る人です。
誰でも、偏見は多少あるものです。
ですが、理解力のある人は偏見にとらわれてはいけないと思って公平な目で見ようとします。
理解力のない人は偏見にとらわれていますし、理解しようという気持ちがないので何も変わりません。
特に人間関係において理解力のある、なしはある程度最初の段階でわかります。
理解力のない人と深くつき合うのは時間の無駄ですし、お互いが嫌な思いをすることになります。
8. 本質を見極めることができない
理解力のない人というのは、ものごとの本質を見極めることができません。
誰かの判断基準で決める、例えば偉い人がこう言ったから正しい!とか、自分より立場が下と思っている人から意見されたらカチンときたり、猛反対したりと。
本質でない部分、相手の財力、影響力、立場などでしか見ることができないのです。
またどうでもいい部分に執着して本来大事なこと、考えるべきことをスルーしてしまったりで問題が解決しないことが多いのも特徴です。
9. 上辺だけで判断する
理解力のない人は、上辺だけで判断するところがあります。
表に見えるものだけ、人から聞いたことだけで決めつけてしまうのは短絡的です。
良く調べてみる、一人の意見だけでなく沢山の意見を聞いてみるなどがありません。
よく言えば素直で疑うことを知らない人ともいえますが、悪く言えば単純で見る目がない、理解力がないということになります。
10. 知識をつける努力をしない
理解力のない人は、自分で努力をして知識をつける、学ぼうとするという意欲がありません。
また自分は頭がいい、賢いとうぬぼれている人もいます。
そういう人が上司などの立場だと部下は常に苦労するのです。
間違ったままの情報を鵜呑みにしたり、間違った知識を身につけていてそれに基づいて発言したりすることもあります。
また人の説明も捻じ曲げて違う意味にとって勝手に怒ったりと、正直手がかかる困った人なのです。