学校やオフィスで柔軟に物事をケアできない「応用が利かない人」もいます。
このような人の共通点をまとめてみました。
- 経験が少ない
- いつもマジメ
- コミュニケーション力が少ない
- テンパっている
- 変化が苦手
- 優等生タイプ
- ベースが不十分
- いつも同じ人間関係
- ブレイクタイムが少ない
- 自分に正直
1. 経験が少ない
応用が利かない人の多くは「やってみた事があまりない人」です。
人は誰しも多くのことを経験していると、そこから発想力や応用力を身につけていきます。
挑戦してみたことが少ない人にとって「どう物事を動かしていけば良いのか」未知の世界で一杯になります。
動かし方が分からないため、基本的なことしかできないのです。
2. いつもマジメ
応用できない人は、どんな時も一生懸命です。
最初に教わった基本的なマナーやモラルを純粋に守ろうとするあまり、教わった以外のことまで頭がおよびません。
四角四面な行動が多いため「融通が利かない人」というレッテルを貼られることもあります。
失敗しないように気を付けようと思うあまり肩の力が入りすぎて、求められる以上の成果を発揮できないこともあります。
生真面目な日本人に、よく見られる傾向です。
3. コミュニケーション力が少ない
会話のキャッチボールが楽しめると「次はコレ、その次はアレ」とやわらか頭で色々なことを考えられるようになります。
自分以外の第三者から会話を通してアイデアを貰うことによって「困ったときに使うべき武器」をたくさん蓄えられるようになるのです。
人と話すことがあまり得意ではない人は、自分の内面にある考え・価値観に沿って物事を進めていきたがります。
誰かと目的を共有したり、助け合って物事を達成する創意工夫が芽生えづらいため、応用が利かない人になります。
寡黙でいつも大人しい人は人からアイデアを貰う機会が少なく、応用が利かないガンコな人になりやすくものです。
4. テンパっている
応用が利かないといわれる人は、自分自身のことでイッパイイッパイです。
仕事や家事・テスト勉強・子育てなど、いつも何かに追われているため心が休まる時がありません。
忙しさが拍車をかけ脳がヒートアップしショートしかかってしまうと、物事を論理だてて考えられなくなります。
現状を冷静にチェックして、応用まで発展させるココロのゆとりが無くなるため、臨機応変に行動できなくなります。
自分が応用が利かない人だと思ったとき、意識してリフレッシュする時間をもち、疲れた脳を休ませてあげることが必要です。
5. 変化が苦手
応用できない人の多くは、変化に弱い人です。
いつもの日常に慣れきってしまっているため、余計な発想ができなくなります。
ひとつのことを丁寧にマジメにおこなうのは得意ですが、トラブルが起こったとき変化に合わせて行動するのが苦手です。
ルールから外れたことができないため、会社や学校では「機転が利かない人」といわれることもあります。
どんな日常も日々刻々と変化しつづけていきます。
時代の波にあわせて、ときには変化のウェーブを楽しむ気持ちも必要です。
6. 優等生タイプ
基本はとても良くできるのに、ワンランク上の応用ができない。
このような応用力がない人の特徴として「失敗を必要以上に恐れていること」が挙げられます。
いつも良い子でいたい、褒められたいと思っている優等生タイプの人ほど、失敗を極度に恐れるものです。
小さいころから勉強をしっかりやってきたマジメな人は、周囲の期待に応えようとするあまり臨機応変な態度が取れないこともあります。
このような人は気持ちをリラックスさせてあげ「1度の失敗くらいで人生は変わらない」と思い込むことが必要です。
7. ベースが不十分
周囲をビックリさせるような大胆な行動ができる人は、ベースとなる基礎をしっかり固めています。
足場を頑丈に組んでいるからこそ、思いきったアイデアや行動がおこなえるのです。
何もないところから、急に大空に羽ばたくのは難易度が高いものです。
けれどもコツコツ勉強をして下準備をおこなっておくと、大空を飛ぶのもラクにおこなえます。
応用力が利かない人は、意識して自分の糧になる肥やしをつくってみること。
基礎となる下地をたっぷり勉強しておくと「何をすればよいのか」「どう動けばよいのか」おのずと進むべき未来が見えてきます。
未来がクリアになると、愉快なアイデアも生まれてきます。
8. いつも同じ人間関係
家庭やオフィス・プライベートで、いつも同じ人に囲まれて仕事をしていると、物事の見方や価値観が固定されてきます。
頭がカチカチになっている、応用力がたりないと思ったとき、意識して「今までとは違う人間関係をつくること」をおこなってみましょう。
いつもと違う人間関係に身を置くと、それまで見えなかった景色が見えてきます。
9. ブレイクタイムが少ない
頭の血流が悪くなると、思考回路も曲がってきます。
通り一遍のことしかできなくなり、応用力が利かなくなります。
基礎はしっかりできるのに、応用力や発想力に乏しい人は「ブレイクタイムが少ない人」です。
脳みそをしっかり休める時間が無いため、ユニークな発想を生み出しにくい環境になっているのです。
何事も頑張りすぎるのは禁物です。
疲れたと感じたときは、コーヒーや甘いスイーツ片手に積極的にブレイクタイムを取ってみましょう。
10. 自分に正直
応用力が利かない人は、いつでも自分の感情に正直です。
基本的なことだけしっかり済ませておけば良いと考えている、とても理にかなったタイプの人です。
余計な作業を嫌い、シンプルに物事をかんがえます。
残業してまでダラダラ会社に居続けないため、仕事とプライベートを思う存分楽しむこともできます。
メリハリの効いたライフスタイルを演出できます。