負けると悔しさを前面に出してくる、ゲームや遊びでも勝つまで諦めようとしない、負けず嫌いの人っていますよね。
そんな人たちによくある特徴をまとめてみました。
- 中途半端は許さない完璧主義者が多い
- 何事にも真剣に取り組む真面目な性格
- プライドが高い
- 好戦的で、ライバルを作りたがる
- 勝負事が好きで闘争心を見せる
- 努力家で成功者が多い
- 勝てるゲームしかしない、計算高く臆病な面もある
- 喜怒哀楽が激しく、攻撃的な性格
- 恋愛においてもアグレッシブな人が多い
- 勝ちにこだわる、頑固な一面がある
- 夢を持っている人が多い
- 何でも勝ちたいと思う
- 基本的に主導権を握りたい
- 意見されると不機嫌になる事も
- 努力すればできると思っている
- 目標を立てて努力するのが好き
- 努力の仕方を知っている
- 向上心がある
- 自分のポテンシャルを信じている
- 兄弟が多い
- 「ごめんなさい」と言えない
- まとめ
1. 中途半端は許さない完璧主義者が多い
負けず嫌いの人は、完璧主義者の人が多いです。
何事も、中途半端に終わらせるのを嫌い、完成を目指します。
途中で投げ出すということは逃げた、負けた、と感じるのです。
とはいえ、完璧主義がすぎると、むしろ、出来ないことから逃げてしまうことがあります。
最初から挑戦することを止め、自分の可能性を信じられない、臆病な完璧主義者もいるのです。
2. 何事にも真剣に取り組む真面目な性格
負けず嫌いな人は、責任感が強く真面目な性格の人も多いです。
生半可な気持ちや態度でやることを嫌い、何事も真剣に取り組みます。
そうした性格からリーダーを任せられることも多いです。
しかしながら、行きすぎた責任感や、正義感から、
相手に何かを強要してしまうこともあるので気をつけましょう。
3. プライドが高い
負けず嫌いな人は、プライドが高い人が多いです。
自分のプライドを守るためには、勝負において負けることが許されないのです。
だから、何度も何度も勝負を挑む人もいます。
しかし、往生際が悪いと言われたくない人は、負けたらその場を去ります。
ですが、負けた時の悔しさや怒りを沸々と煮えたぎらせて、
今度は絶対勝とうと、努力したり策を練ったりします。
そうして勝つことで自分のプライドを守り、示すのです。
4. 好戦的で、ライバルを作りたがる
負けず嫌いな人は、好戦的でライバルを作りたがることが多いです。
負けないためにはライバルはいない方が良さそうな気もしますが、こういうタイプの人はライバルがいることで、よりやる気が出ます。
さらに負けたくない、という気持ちが芽生え、エネルギーに溢れ、よりよいパフォーマンスができるのです。
5. 勝負事が好きで闘争心を見せる
負けず嫌いな人は、そもそも勝負事が好きな人が多いです。
自分一人でコツコツ何か完成させることよりも、誰かと競ったり戦ったりすることが好きです。
体育祭やクラスマッチなどは先頭に立って取り組んでいたでしょうし、部活ではレギュラーを取るため、勝つために練習に熱心になっていたでしょう。
また、スポーツの試合を見たりすることも好きで、ついTVの前で熱くなってしまいます。
ギャンブルが好きな人も多く、それによって出費が増えてしまうという難点があります。
負けず嫌いな人は、勝負事が大好きなのです。
5. 努力家で成功者が多い
負けず嫌いな人は、努力家の人も多いです。
勝つためなら、労苦を惜しまず、辛い練習にも耐えられる気力や体力があります。
時に痛みを伴うことがあっても、戦い抜くためにはその痛みすら忘れる時もあるのです。
そうした努力が実り、成功する人が多くいるのです。
スポーツなどで成功した人の多くが、負けず嫌いでポテンシャルの高い性格をしていたというデータもあります。
体や才能だけではなく、気持ちも大切ということです。
6. 勝てるゲームしかしない、計算高く臆病な面もある
負けず嫌いな人の中には、勝てるゲームや試合しかしようとしない人もいます。
そういう方は計算高い、一方で、負けるのが怖いという臆病な性格でもあるのです。
しかし、逃げることが大切な時もあります。
勝てない勝負に負けて傷を負うくらいなら、そもそもリスクを避けることの方が、安全です。
臆病であるということは、危機管理能力が高いとも言えるのです。
7. 喜怒哀楽が激しく、攻撃的な性格
負けず嫌いの人は、喜怒哀楽が激しく、攻撃的な性格の人もいます。
そうした感情のエネルギーを、勝負事に持っていくのです。
勝った時は嬉しさを、負けた時は悔しさを爆発させます。
その苛烈さから、人間関係を壊してしまうこともあるので気をつけなければなりません。
特に、負けた時に、他人や物に八つ当たりするのはやめましょう。
周囲に迷惑になると同時に、恥ずかしい行為であることを自覚することで、成長できるはずです。
8. 恋愛においてもアグレッシブな人が多い
負けず嫌いな人は、肉食系でアグレッシブな人が多いです。
恋愛に関しても、勝ち負けを大事にするタイプで、
ライバルがいたり、恋の障害があるとより気持ちが燃え上がります。
時にライバルを蹴落とすような行為も辞さないので、恨みを買うこともあるので気をつけましょう。
また、恋人を手にすることが目標になってしまい、その後の恋愛が続かないといった、本末転倒になることあるので注意しましょう。
他人は物ではありません。
関係を続けるには、思いやりをもって接することが大切です。
9. 勝ちにこだわる、頑固な一面がある
負けず嫌いな人は、勝ちにこだわるゆえに、頑固な人が多いです。
勝負の場において、なかなか負けを認めなかったり、もう1戦求めたりする人もいます。
また、勝つためなら、何らかの禁欲を自らに強いたり、様々なこだわりを見せたりもします。
こうした勝ちへの行為が、行きすぎて、自らを苦しめたり、傷つけたりすることがあるので気をつけましょう。
また、周囲を巻き込むのもやめましょう。
10. 夢を持っている人が多い
夢や目標を持っている人は、負けず嫌いになりやすいです。
例えばプロ野球選手になりたい人は、中学時代や高校時代にライバルに負けるわけにはいきません。
もし打者ならば、毎打席の投手との勝負にこだわる必要があります。
「打てなくてもいいや」と思ってしまう、負けてもいいタイプの人は、プロ野球選手になれません。
夢や大きな目標を持つと、結果的に負けず嫌いになるしかないということです。
東京大学を目指したり、一部上場の会社に入る目標を持っている人も、学生時代のペーパーテストで友達に負けるわけにはいかないのです。
11. 何でも勝ちたいと思う
とにかく何にでも勝ちたがる人がいます。
生まれつき体が大きかったり、運動神経が良い子どもに、このようなタイプがいます。
何でも勝ててしまったから、何でも勝ちたがってしまうのです。
逆に運動神経が悪い人は、運動では負けを認め、他のことで勝とうとします。
何でも勝ちたがることはありません。
勝ち続けて大人になれる人はいませんので、どこかで強力なライバルに負かされる日が来るでしょう。
その時に何でも勝ちたがる体質が変化するかもしれません。
そこで負けを素直に認められないと、すべてに負けを認めないけれど何も勝てていない、変な大人になってしまう可能性があります。
12. 基本的に主導権を握りたい
常に主導権を握っていたい人は、誰にも負けたくない人です。
先ほどのテレビの話で勝ちたがる人のように、たわいもない場面でも負けたら主導権を取られてしまうと思っています。
その場の話題の中心にいるために、常に勝とうと行動します。
一緒にいる人は、リラックスして会話をすることもできません。
すぐにその上を行こうとする意図が見える話をぶつけてくるからです。
本当に自分に自信がある人なら、その場限りの勝負に勝たなくても構わないと思うはずです。
逆に言えば、自分に自信がないから、小さなことでも負けたくないのです。
13. 意見されると不機嫌になる事も
何か意見をされると、すぐに不機嫌になるタイプの人に負けず嫌いな人がいます。
「意見をされる」ということが「負ける」という意味になってしまうからです。
例えば映画に詳しい人と映画の話をしている時に、会話の中に間違いをみつけることがあります。
上映した年が間違っていることを指摘すると、負けず嫌いな人は不機嫌になります。
映画の知識の勝負で負けたと思うからです。
そもそも映画好き同士が、知識量を競争する必要はありません。
それでも負けず嫌いな人は好きなことでも競争と捉えて、負けることを許さないのです。
14. 努力すればできると思っている
努力すれば何でもできると思っている人は、負けず嫌いになります。
努力さえすればできるのですから、負けたまま放置するともったいないからです。
最初の例のように、プロ野球選手に最終的になれた人は、努力をして本当に夢を叶えた人です。
このように努力すればできると思い、努力を続けるタイプの人は、負けず嫌いになります。
前向きで有意義な目標に対して負けず嫌いなことは、悪いことでないばかりか、有意義なことです。
15. 目標を立てて努力するのが好き
夢ができたら、目標を立てて努力をするのが好きな人も、負けず嫌いな人に見えます。
一見無理に見えるようなチャレンジをしている人を見ると、夢見がちな人だと思うか、負けず嫌いは人に見えます。
ただし本人には負けず嫌いな人だという自覚はないかもしれません。
結果にこだわらず目標に向かって努力をするのが好きなだけなので、実は本当に負けず嫌いではない可能性も高いです。
何も目標を持たずに毎日を生きるより、目標に向かって生きるほうが毎日が楽しくなるタイプの人もいるのです。
16. 努力の仕方を知っている
努力の仕方を知っている人は、ある程度の目標なら努力次第で達成できることを知っています。
例えば偏差値30台から、努力で偏差値を上げて一流大学に入学した経験がある人です。
自分が努力をすれば、かなりのことができることを知っていますので、負けず嫌いに見えることもあるでしょう。
17. 向上心がある
常に向上心を持っている人は、現状に満足しません。
十分努力しているように見えるのに、失敗をしたら落ち込む姿を見ると、負けず嫌いだと感じるかもしれません。
言い換えれば自分との勝負に負けたくない人なのかもしれません。
最終的に大きな成功を収めるタイプもこのような人です。
18. 自分のポテンシャルを信じている
自分のポテンシャルを「根拠なく」信じている人は、負けず嫌いになります。
いつ世界を統一してもおかしくないような大きな話をするタイプの人です。
根拠がないので、言い負かすこともできず、実際にその人に勝つことも難しいです。
ほうっておくしかない、少し面倒な人でしょう。
19. 兄弟が多い
兄弟が多い人、特に末っ子は負けず嫌いになりやすいです。
常に自分よりも力が強い兄弟や、知識が多い兄弟がいるため、負けず嫌いでないとやられっぱなしになってしまうからです。
20. 「ごめんなさい」と言えない
「まいりました」「ごめんなさい」と言いたくない人は、負けを認めない人です。
理由をつけて、負けていなかったことにしようとします。
将棋をしていて負けそうになると盤をひっくり返すようなタイプの人は、やはり負けず嫌いでしょう。
まとめ
負けず嫌いの人は、それが良い方向に出るか、面倒な方向に出るかが極端な傾向があります。
ただし夢を持ったり大きな目標を叶えたいと思ったら、負けず嫌いにならざるをえない部分もあります。
負けず嫌いになることを嫌がる必要はないでしょう。