周りに文句ばかり言っている人はいませんか?あなたは不平不満を周りに当たり散らしていませんか?
不平不満の多い人に共通する点を挙げてみました。
- 自分に優しく他人に厳しい
- 意見と称した文句を言う
- 文句が言いたいだけ
- 理想が高すぎる
- 他力本願である人が多い
- 不満を表に出すことがストレス発散
- 余計な一言が多い
- 「だけど・でも」が多い
- 行動力がない人が多い
- 共感力が高い
- まとめ
1. 自分に優しく他人に厳しい
不平不満が多い人のなかには自分がやっていることを棚に上げて、他人にばかり厳格にルールを守ることを強要してくるタイプの人がいます。
「私は○○を我慢しているのだからいいでしょ」という欺瞞や嫉妬が他人に厳しく接する要因になっているのかもしれません。
自分以外の他の人も同じような不満を抱えているかもしれないことを忘れてはいけません。
2. 意見と称した文句を言う
仕事や学校の集団の中ではリーダーや上司がいます。
リーダーシップの取り方にはいろいろありますが、下からの意見をくみ上げることで組織として団結力を高めようとしてくれる人がいます。
上司に現状を改善するための意見を聞かれた際、全体のことを考え、状況をよりよくするために意見と具体的な解決策を挙げる人がいます。
一方で意見を言うふりをして不平不満を並べるだけで、具体的な解決策は一つも挙げない人もいます。
感情に駆られて文句を言うだけでは事態は何も改善されません。
明確な理由と具体的な解決策を挙げると組織の中では重宝されるでしょう。
不満を持つだけで終わるのではなく、どうすれば解決するのか考える事が大切です。
3. 文句が言いたいだけ
不満を漏らすので相手の要求に従ったとしても、再び違う角度から文句が出てくることがあります。
もしかしたら相手に対して具体的にどうかして欲しかったのではなく、自分は不満を持っていることを相手に伝えたいだけなのかもしれません。
黙って言いなりになっていると、状況がどんどんこじれていくこともあり得ます。
不満や文句を良く言う人と接するときは、くだらない愚痴だとしてもゆっくりと聞いてあげる余裕を持つと、うまくつきあえるかもしれません。
4. 理想が高すぎる
人はそれぞれ理想や目標、着地点を見据えた上でものごとを進めていくと思います。
不満が多い人と言うのは現実的に実現不可能な理想を無意識に掲げてしまっている人が多いです。
現実と理想のギャップがありすぎると思い通りにいかないので不満が多くて当然ですよね。
自分の現実を正しく把握することも大切です。
5. 他力本願である人が多い
そもそも自分で不満を解決する気がまるっきりない人は不平不満が多いです。
社会はトライアンドエラー、つまり試行錯誤の繰り返しです。
失敗することも多いですが、最良の方法をさがすための過程なので失敗も必要です。
試行錯誤の中の失敗を一つ取って外野からヤジを飛ばすことは誰でも出来ます。
解決策を見出して行動に移す人、つまり自分で物事を進めていく人は不平不満を言っている暇などあまりないのです。
6. 不満を表に出すことがストレス発散
誰しも多かれ少なかれ不満は持っていると思います。
それが原因でストレスをためることもあるでしょう。
それぞれ自分なりのストレス解消法を持っていると思います。
スポーツで発散する人や趣味に打ち込む人、人によっては友達とのおしゃべりで不満をぶちまけてストレス発散する人も多いのではないでしょうか。
この方法は使う場所を間違えると自分の信頼を失うことになりかねません。
例えば上司に意見を言えないストレスを後輩や部下に不平不満をぶつけることで解消していませんか?ストレス解消は大切ですが、時と場所をわきまえましょう。
7. 余計な一言が多い
「よしやるぞ!」とみんなが盛り上がっているなかで、ひっそりともり下げる一言を放つ人は不平不満を心の中に多く抱えているかもしれません。
「みんなはいいけど私は○○が嫌なのに…」と抱えている不満が思わぬところでもれでてしまい、せっかく盛り下がった場の雰囲気をもり下げてしまうことになるかもしれません。
8. 「だけど・でも」が多い
不満を抱くととにかく人に対して反対意見を言いたくなります。
なぜならその状況に対して納得できていないからです。
例え状況に不満を抱いていたとしても、目の前の人に対して不満を爆発させないように気をつけた方がよいでしょう。
人間関係が悪くなり、自分自身を追い詰めることになりかねません。
逆に話している相手がはっきりと言葉に出して不満を口にしなくても「だけど・でも」が多かったら、言えないだけであなたに不満を抱いているかもしれません。
9. 行動力がない人が多い
行動力がある人は、自分が持っている不満をそのままにしておかないのです。
解決しようと周囲に働きかけをしたり自らを変える努力をしたりします。
行動力がない人は不満を不満として抱え込んだままになります。
例えば、自分の給料に不満を持っている人がいるとしましょう。
不満を抱えたまま文句を言いながらずっと同じ条件で働く人もいるでしょう。
しかし中には、上司と交渉して給料アップを図る人や、資格取得をして手当をもらう努力をする人もいるでしょう。
中には副業を始めることで自分の不満を解消する人もいるかもしれません。
これが行動力のある人とない人の差です。
10. 共感力が高い
不平不満が多い人は他人の不満に対しても共感しやすいというメリットがあります。
自分が嫌だと思っていることに対して気持ちを察してもらえるとうれしいですよね。
その共感力を生かしてサービス業や接客業に携わると大成するかもしれません。
まとめ
話し合いや会議で、感情に任せて文句や愚痴の言い合いになると話がなかなか進まないことがあります。
不平不満を持っていたとしても、感情はいったん置いておいて客観的に解決策を探る必要があります。
不平不満も大切な感情の一部です。
不満という問題に対してうまく対処していくことができれば問題は解決されていきます。
何も不満を持っていない人の中には向上心がないだけの人もいます。
時に客観視することで上手に不平不満と付き合っていきましょう。