人は日々いろいろなことを心で感じていますが、中には感じる能力の高い人も存在します。
そんな感性が豊かな人の特徴について紹介していきます。
- 細かいことに気がつくことができる
- 傷つきやすい
- 涙もろい
- 表現力が高い
- 感情で行動しやすい
- 好奇心が旺盛
- 人とは違った目線を持っている
- 常識にとらわれない
- 思いやりがある
- 創造性が高い
- まとめ
1. 細かいことに気がつくことができる
感性が豊かな人は些細な変化にも敏感に反応したり、気がつくことができます。
他の人よりも心で感じるためのアンテナが敏感にできているため、気づかなくていいようなことまで感じてしまう場合もあります。
豊か過ぎる感性はときに周りの声が雑音のように聞こえて生きにくさを感じることもありますが、些細なことに気がつける能力がまわりの人を救うこともあります。
2. 傷つきやすい
感性が豊かな人は他人よりも感じる心が敏感にできているため、傷つきやすい一面もあります。
他人の悪意ある言葉はもちろん、何気ない一言であっても心に突き刺さり傷ついてしまう場合があり、気にし過ぎてしまう性格に悩んでしまうこともあります。
また相手の気持ちを推し量ることは得意ですが、相手に自分の気持ちを理解してもらえないこともあり、時として孤独を感じることもあります。
3. 涙もろい
人は感情が揺さぶられたときに涙を流します。
感性が豊かな人は相手に感情移入してしまったり、細かいところに気がつく能力と豊かな想像力でもって目の前で起こっていることの本質や意味をとらえ、本来見えていない部分までもが見えてきてしまうこともあるため、余計に感情が揺さぶられやすくなってしまいます。
些細なことで涙できる人ほど感性が豊かな人と言えるのかもしれません。
4. 表現力が高い
感性が豊かな人は必然的に周りから受け取る情報が多くなるため、それを生かして高い表現力を発揮する人もいます。
音楽家や小説家、芸術家など表現することを仕事にしている人々は、外から得た経験や情報を自分の中で消化し、自分なりの表現として再構築することでオリジナルを生み出すことができます。
アウトプットをするためには大量のインプットが必要になるため、豊かな感性がそれを助けているのです。
5. 感情で行動しやすい
感性が豊かな人はどうしても行動する際に感情が先に来てしまうこともあります。
打算的なところがなく、良く言えば純粋で素直とも言えますが、感性の豊かな人の中には気分屋と呼ばれたり気難しい人ととられてしまう人もいます。
心で感じたことに従うことで高い表現力を発揮できるものの、人間関係においては誤解や軋轢を生むこともあり、良い面もあれば悪い面もある性格といえます。
6. 好奇心が旺盛
感性が豊かな人は世の中の動きなども敏感に察知するため、流行や話題のものなどに興味を示す人もいます。
新しいものを見たり発見することで心が刺激され、それが新しいものを生み出すきっかけになることもあります。
感性が豊かな人というのは面白いものを見つけたり、楽しいと感じることにも長けている人と言えます。
7. 人とは違った目線を持っている
豊かな感性はものを見る際の見方まで変えてしまうことがあります。
画一的な見方にはとらわれず、別の角度からものごとを見ることで違った見方をすることができます。
必然的に表現の仕方や内容も人とは変わってくるため、人とは違ったオリジナリティのあるものを生み出すことができます。
8. 常識にとらわれない
人間社会には常識やルールが存在しますが、時としてその常識は人に生きづらさを感じさせるものでもあります。
感性が豊かな人は常識やルールといった理屈的なことよりも、自分が感じたことを重視します。
当たり前のことを当たり前としてとらえず、表現のためなら固定観念を壊すこともいといません。
新しい発想や斬新なアイデアはこのような常識の外から生まれるものでもあります。
9. 思いやりがある
感性が豊かな人は、他人の気持ちを推し量ることで思いやりを持つことができます。
他人の気持ちを完全に理解することは難しいことですが、感性が豊かな人は性格的に悩んだり考えたりすることも多いため、弱っている人の心に寄り添うことができます。
能力が高いように見えても実は悩みや葛藤が多いことも感性が豊かな人の特徴です。
10. 創造性が高い
豊かな感性の人は、新しいものを生み出す能力に長けています。
それは作品や仕事に限らず、生活の中のあらゆる場面で活かされていることがあります。
最近ではSNSなどの発達により、個人でも自分の言葉や表現を外に発信できる機会が増えてきました。
感性の豊かな人はSNSやブログなどを続けていくことで表現力が身に付き、高い創造性を発揮できる可能性もあります。
まとめ
豊かな感性はそれゆえに考えすぎてしまったり悩んでしまうこともありますが、使いかた次第で暮らしを豊かにすることもできます。
また人の弱さに共感できることから人を元気づけたり楽しませることができる性格でもあるので、自分だけで考えすぎず、また他人からの影響を受けすぎないようにバランスを取ることが大切です。