他人に求めすぎな人にありがちな特徴9選まとめました。
- 自分の基準で相手をコントロールしようとする
- 過保護で干渉される家庭で育っている
- 尽くされることに幸せを感じる
- 他人の褒め言葉に弱い
- 同意を得るまで納得しない
- 目標を達成できないと激しく落ち込む
- 親しき仲に礼儀はない
- 自慢話が多い
- プライドが高くて嫉妬深い
- まとめ
1. 自分の基準で相手をコントロールしようとする
求めすぎる人は、独自の判断だけに捉われています。
たとえそれが無茶な要望だとしても、自分の基準を変えようとはしません。
「応じるべきだ」と思い込んでいますから、求められた側は非常に窮屈な想いをすることになります。
無理だといくら反発したところで、自分の絶対的ルールを守るため、聞く耳をもとうとしないのです。
現実的ではない要望を押しつけ、相手をコントロールしようとするのが特徴です。
2. 過保護で干渉される家庭で育っている
幼い頃の両親への接し方は、その後の人格形成に大きな影響を与えます。
期待に応えるよう教育された子供は、親の顔色を窺って生きるようになります。
そして、自分にも他人にも、求めるものの基準が高くなりやすいのです。
身近な人達に「こんな程度のこともできないのか」と感じやすく、その理由を問い詰めることもあります。
過保護で過干渉な環境で育ったからこそ、知らない間に、誰に対しても多くを求める性格になったといえます。
3. 尽くされることに幸せを感じる
お金や時間などの物理的なものから、愛情という目に見えないものまで、満たされないと不安に陥ります。
何かを犠牲にしてでも、自分に尽くしてくれることこそ、最高の愛情表現であると同時に幸せなのです。
ギブ&テイクという言葉は通用せず、ひたすらテイクに回ることしか考えていません。
いかに尽くしてもらえるかが、自分の存在価値に繋がるため、必死に求める心理状態になるわけです。
4. 他人の褒め言葉に弱い
求めすぎる人は、身近な人達だけでなく、他人からも認められたいと感じています。
寂しがり屋なので、1人でも多くの人達から注目され、称賛されることを願っているのです。
SNSでリア充アピールする人にこの傾向がよく見られ、褒め言葉を求め続けています。
たとえお世辞でも、褒められることで満足しますし、逆に反応が薄いと怒りを露わにする特徴があります。
5. 同意を得るまで納得しない
自分と他人では、生き方や考え方が違うという事実を、受け止められない傾向があります。
全ての言動に対して同意を得るまで納得せず、反対意見を聞き入れる余裕はありません。
身近であればあるほど「ずっと一緒にいるのに理解してくれない」といった不満を抱きやすくなります。
無意識に相手と自分を重ね合わせ、同一化してしまうことで、このような偏った心理に陥るのです。
6. 目標を達成できないと激しく落ち込む
他人だけでなく、自分にも厳しいのが、求めすぎる人の大きな特徴です。
相手に求めて応じてくれなかった場合「私はこれだけのことを成し遂げている」という結果が必要になるからです。
同じくらい努力するべきだと説得するには、それなりの成果がなければ難しいですよね。
だからこそ、日頃から自分にストイックになりがちで、目標を達成できないと激しく落ち込む特徴がみられるのです。
7. 親しき仲に礼儀はない
「親しき仲に礼儀あり」という言葉がありますが、求めすぎる人にはこの概念がありません。
家族や恋人、友人に至るまで、関わりが深い相手に対して、あらゆる要求が止まらなくなるのです。
やや図々しい面があって、空気が読めない傾向もあり、思い通りに事が進まないと、拗ねたり怒ったりします。
実年齢に関係なく、子供のような振る舞いをするのが特徴です。
8. 自慢話が多い
自分が中心となって会話を進めるのが得意で、周りの態度に気を配ることはありません。
さらに、会話の内容がほぼ自慢話であり、誰に何をしてもらったとか、褒められたなどの経験ばかり話すのです。
同じ話を何度も繰り返すことが多いため、周囲は呆れ顔になりますが、全く気に留めていないのも特徴的です。
自らを誇示して、自己満足を得るためだけに会話していますから、独りよがりな会話になりがちです。
9. プライドが高くて嫉妬深い
何かをしてもらうことに慣れていますから、周りの人は全員、自分の思い通りに動いてくれると考えています。
プライドが高く、自分よりも優れていると感じた相手には、無意識に敵意をもつこともあるのです。
例えば、相手の良くない点を見つけ出して、身近な人に同意を得ようとしたり、激しい嫉妬心をむき出しにすることもあります。
自らのプライドを守るため、周囲から認められようとして、肯定的な意見を求める行動が多くなります。
まとめ
他人に何かを求めすぎる人というのは、自分でも精神をコントロールできなくなっています。
身近な相手を中心に、他人から常に注目を集めることに気をとられ、ほぼ自己満足に浸る時間を過ごしているのです。
原因は家庭環境によるものや、依存体質の人に多く、なかなか自らの行動を冷静に把握できない傾向があるといえるでしょう。