精神年齢と実年齢って一致しません。
何才になっても精神年齢が低い人というのはいるものです。
では精神年齢が低い人に共通する特徴を紹介しましょう。
- 自分に対して甘い性格である
- 本当は自信がないことを自覚したくない
- 親に甘やかされてワガママに育った
- 人のことがどうなろうとどうでもいいと思っている
- 自分の思い通りにならない人は嫌い
- 敵と味方に仕分けをする
- 人間関係は上下関係でしか作れない
- 他人を信用できない、疑り深い性格
- 責任転嫁する性格
- 何も学ばない、学習能力がない
1. 自分に対して甘い性格である
人に厳しく、自分に甘い。
これは精神年齢の低い人によくある特徴です。
本来は自分を厳しく律することで人は成長して大人になっていくのです。
もちろん、自分に対して厳しいということは辛い修行のようなことを耐える時もあるでしょうし、投げ出したい、逃げたいという気持ちに打ち勝たねばなりません。
その経験が人を大人にしていくのですが、精神年齢の低い人というのは自分に対して厳しくすることは大嫌いですから、きついことや嫌なことがあればすぐにそこから逃げてしまいます。
結果的にいつまでも精神年齢は低いまま、若い時といつまでも同じ考え方のままです。
2. 本当は自信がないことを自覚したくない
精神年齢の低い人というのは、実は自分はこのままでは良くない、ダメだなと内心わかっている人も多いのです。
自分に自信がないという事実、これを自覚するのは嫌なのです。
それは頑張ってこなかった事実を受け入れなくてはなりませんし、今から新たに頑張るということもしたくないからなのです。
頑張っていい方向に変わる努力をしない以上は精神年齢は低いままです。
3. 親に甘やかされてワガママに育った
精神年齢の低い人というのは、親に甘やかされて育った人が多いです。
似ているようで違うのが、愛されて育ったということです。
愛されて育った人と甘やかされて育った人、一見同じような、似たようなイメージですが全然違います。
本当に愛していたら、時には厳しく言い聞かせなくてはならない時もありますし、ルールを決めることも必要なのです。
また全てを思い通りにしてあげることは本当の愛というわけでもありません。
何でも要望を聞き入れて好きにさせるのは、甘やかしです。
これが当たり前で成長すると、我慢や妥協ということを覚えないままです。
自分の思い通りにしなくては気がすまない、そのためには他人に暴力や暴言を平気でする、そんな精神年齢の低いままの大人ってけっこういるものなのです。
4. 人のことがどうなろうとどうでもいいと思っている
精神年齢の低い人は自分中心主義的な考え方です。
常に、自分さえ良ければいいので、他人のことなど考えることはありません。
また、人が困ってもどうなってもいいと思っています。
5. 自分の思い通りにならない人は嫌い
精神的に大人な人は、相手には相手の考え方があるとわかっています。
また無理強いすることは我がままだともわかっていますからそんなことはしないのです。
精神的に未熟で大人になりきれていない人は、自分が中心で世界がまわっていると考えていますから、自分の思い通りにならないことや人に対して我慢がなりません。
腹を立てて思い通りにしようとするでしょう。
どうしては思い通りにならないとわかればその人のことを大嫌いな人として認定して口もきかない、つきあいも辞めるなど極端な行動にでます。
6. 敵と味方に仕分けをする
世の中は色々な人がいますから、自分にとって都合のいい人ばかりではありません。
ですが、そんな人とでも上手い事当たり障りなく、または上手に避けてやっていく、それが精神的に大人な人のやり方です。
一方で、精神年齢が低い人の場合は、敵か味方かにまず仕分けをします。
そして自分にとって味方だと思える人だけで周りを固めようとします。
敵と思えば徹底的に排除する、避ける、時には攻撃するなど、上手くやろうという意識を持ちません。
結果的に人間トラブルの原因を作ることが多く、トラブルメーカーとなりやすいのも特徴です。
7. 人間関係は上下関係でしか作れない
精神年齢の低い人というのは、人間関係の作り方も幼いものです。
人と人は本来対等です。
上司、部下の間柄であっても、やはり本質的な部分では相手も一人の人間なのだと上司であっても尊重しなければ下の人間というのは信頼してついては来てくれないのです。
ところが、精神年齢の低い人はそれが理解できません。
下ならば何を言ってもいい、上には徹底的に従わなければならないなど、立場によって態度や言うことを変えるのです。
結果的に人からの信頼がなくなることにも気がついていないのです。
8. 他人を信用できない、疑り深い性格
精神的に成熟している人は、信じられるのは自分だけ、人に依存することはしないという人が多いのです。
いわゆる自立ができている人ですよね。
ですから、他人に対しても過度な期待や依存を抱かないものです。
ですから、相手の言動にも左右されることが少ないのです。
精神年齢の低い人は自立ができていませんし、依存するのが大好きです。
ですから、他人に対しても利用できるか、できないかで判断するところがあり、また簡単に人を信用しません。
疑り深い性格なのです。
それは自分だけの力でやっていける自信がないので、人を厳しく見極めなければならないからです。
一旦、信用できる、依存できると思えばとことん、その人についていく、そんな性質があります。
9. 責任転嫁する性格
精神年齢が低い人は、自分の名において責任を持つということが一番嫌いです。
できれば、責任を持ちたくない、簡単で楽なことだけを持っていきたい、そう考えています。
もしも何か問題が起きれば、必ず周りの誰かに責任を押し付けようとします。
10. 何も学ばない、学習能力がない
人は色々な経験をして、その成功、もしくは失敗から何かを学んで成長していきます。
ですからどんな経験であっても決して無駄ではないのです。
精神年齢の低い人はその逆で、どんなことからも何も学ばない人です。
ただ、その場が過ぎればそれで終わり。
ですから、いつまでも同じまま、同じ失敗を何度しても反省することもないので学習能力もつかないままです。
以上、きついことも紹介してしまいましたが、精神年齢の低い人に共通する特徴でした。
成長したいという気持ちさえあれば誰でも変われると信じています。
年齢と一緒に精神的にも成長していきたいものですよね。