のほほんとしている人ってなんだか不思議です。
こういう人は普段からどんなことを考えているのでしょうか。
その特徴について考えてみました。
- 何も考えていない
- 色々あり過ぎた人生
- 本当に信じてくれる家族や仲間がいる
- 無関心
- 自分のことを信じ切っている
- 欲がない
- 意地悪をされたことがない
- 経済的にとても恵まれている
- ふくよかな見た目
- 「結局、人間は孤独な生き物」という考え方を持っている
1. 何も考えていない
物事について深く考えることのない根っからの楽天家は、他人からするとのほほんとして見えます。
ただし、別に理由あってのことではありません。
「ケセラセラ」の精神が染みついているだけで、意識してのほほんとしているわけではないのです。
素で生きている状態で、本人としてはストレスを抱えることもなく、そこそこ幸せな毎日が送れている状態に満足しています。
こういう人の家族は、みんな同じような思考の持ち主。
ある意味、とても幸せな生き方です。
2. 色々あり過ぎた人生
物心ついた頃から様々な事態に直面してきた人は肝が据わってきます。
親と気が合わずに辛い思いをした。
親友と呼べる関係の友達に恵まれず寂しい思いをしてきた。
それ以外にも不幸な出来事が日常茶飯事だったなら、滅多なことに動じることはありません。
その為、若くして動揺しない術を身に付けてしまいます。
それが周囲の人にはのほほんと見られているだけ。
こういうタイプの人は、いざという時に一番強いタイプ。
今までの経験値をフルに生かして、慌てず騒がず淡々と対処することができます。
3. 本当に信じてくれる家族や仲間がいる
自分には全力で信じてくれる家族や仲間がいると感じている人は、少しのことに動揺することはありません。
いつでもどーんと構えて、「来るなら来い!」と平常心を保っています。
羨ましいくらいの図太さで、普段は穏やかに暮らしています。
4. 無関心
大抵のことに興味を持てない人がいます。
誰に対しても何事に対しても無関心なのです。
それは対象が家族でも友人だとしても変わりません。
パニックに陥った人の話を聞いて、「大変だね、頑張ってね」「それはどうやっても無理じゃないかなあ」と慌てることはありません。
そのかわりに無責任なアドバイスを送ったり、励ましたりすることもなし。
大抵の人は親切ごかしに良い人ぶる人ではないので、ある意味信用に足る人とも言えます。
偽善者的な顔を一切しないので、そういった意味では一般的な善人です。
また、それは自分のことに対しても同じこと。
「まあ、致し方ないよね」が口癖です。
5. 自分のことを信じ切っている
自分という人間は、何があっても何とかなる、何とかできると信じているので、のほほんと見えます。
実際に自己対処能力が高く、誰に頼ることをしなくても大抵のことは対処できます。
誰かに頼ったり、頼られたりという人間関係を必要としていません。
それ故に、究極のマイペース。
我が道をゆったりと歩んでいます。
6. 欲がない
何にも失うものがないと考えている人は、「人に良く思われたい」「失いたくない」という恐怖心がありません。
その為に、のほほんと見えます。
欲がないとせかせかと動き回る必要もなく、切羽詰まる状況に陥ること自体があり得ないのです。
物、お金、対人関係。
決して冷淡なわけではないのですが、執着心がないので周囲からは「達観している」と思われています。
7. 意地悪をされたことがない
両親に愛情たっぷりに育てられ、友人関係にも恵まれて。
今までに他人の悪意に晒されたことがないと、「他人にどう思われているか」という思考が生まれてきません。
性善説ありきで生きているので、のほほんと見えます。
ただし、こういった人は常に誰かに騙されるリスクと隣り合わせ。
いざ、そうなった時には人生観がガラリと変わり、人相が変わってしまうことも考えられます。
8. 経済的にとても恵まれている
お金の心配がないと人間は鷹揚になれます。
誰かを羨ましいと妬むこともなく、悪意を抱く必要もありません。
経済的に恵まれているということは、時に人間としての器がどんどんと大きく成長するということ。
どんな窮地に陥ったとしても自分の経済力があれば解決できる。
周囲の人をお金で救うことができる。
今が嫌になったら新天地でやり直せる経済力があれば何とでもなる。
ただし、こういったことは自分の心の中で思っているだけなので、嫌味プンプンのお金持ちというわけではありません。
9. ふくよかな見た目
ふくよかな人は笑みをたたえていると、のほほんと見られがちです。
性格の良い人とも受け取ってもらえます。
実は人並みに悩みもあるし、悪意を抱くことも。
そういった意味で、本人的にはのほほんと見えることで損をしていると感じています。
時には「暴れてやろうかしら」と思ってしまうほどに、のほほんとして見えることにストレスを感じています。
10. 「結局、人間は孤独な生き物」という考え方を持っている
誰かを頼りにしていると、裏切られて失望してしまいます。
誰も隣にいない寂しさを感じていると、卑屈な考え方が生まれます。
騙されたくないと気を張っていると表情が険しくなってくることも。
でも、最初から「人は孤独な生き物だから、誰かに期待するのは間違い」と思っていると、表情が穏やかに変わってきます。
「結局、信じられるのは自分だけ」
これぞ、のほほんとしている人に共通している気の持ちようの極意です。