何でもすぐにチクる人、これにはいい意味と悪い意味とどちらもあります、ではすぐチクる人の心理や特徴をまとめてみました。
- 知っていることをすぐに人に広めたい人
- 隠し事は良くないことだと信じている
- 正義感が強いので黙って見逃すことはできない
- 嘘がつけない
- 自分が悪者になりたくない
- 自分のしていることはいいことだと思っている
- チクられるようなことをする方が悪いと考えている
- 根が小心者なので誰かに言うことで責任を押し付けたい
- 人の不幸は蜜の味、騒ぎになるのがちょっと楽しい
- 退屈なので刺激が欲しいと思っている
- 自分にストレスがあるのでチクることで発散している
- 自分では意見が本人に言えないから
- チクった相手のことが大嫌いだから
- 自分の株を上げたいから
- 考えが浅はかなところがある
- 最後にまとめ
1. 知っていることをすぐに人に広めたい人
自分が聞いた、知ったことを胸におさめるということができない性格の人がいます。
一旦は自分の中で留めておいて、その話は本当なのか?
人に言わない方がいいのではないか?
ちょっと様子を見てみようなど考えることができません。
噂話が大好きな傾向があります。
とにかく知ったと思ったら次の瞬間に誰かに話したい、その欲求がわいてきて抑えることなんてできないのです。
なるべく短時間の間に沢山の人に広めたい、そう思っているのです。
2. 隠し事は良くないことだと信じている
誰でも人に知られたくないこと、一生黙っていて墓場に持って行きたい事ということは一つ、二つあるものです。
ところが、すぐチクる人というのは、隠し事というのは良くないことだ、真実は発表しなくてはと強く思っています。
内容によってはチクるのが正義の場合もあります。
もちろん、内容によっては隠しておいては問題が起こることもあります。
でも個人的なこと、さして他人に迷惑をかけることではないことならば個人のプライバシーですから、あえて言い広めることはないのです。
すぐにチクる人はその判断ができない人、白黒はっきりつけるのが正しいことだと
信じ切っています。
3. 正義感が強いので黙って見逃すことはできない
たとえば、誰かが浮気、不倫をしていたとしましょうか。
もちろん、不貞行為というのは許されることではありません。
重大な裏切りであり、人として道に外れていることです。
これは確かに正論です。
でも、恋人同士、夫婦同士のことは当人にしかわからないことがあるのもまた事実です。
何でもチクればいいというものではない。
浮気なんてばれなければなかったことと同じ、そう思う人もいるのです。
真実なんて知りたくなかった、知ったばかりに精神的に苦しんで病気になる場合だってあるのです。
すぐにチクる人は自分は正義感があって正しい人間だと自信満々かもしれません、でもその行動が誰かをもっと傷つけることになっている場合もあるのです。
4. 嘘がつけない
すぐ、チクる人は悪気はないのかもしれません。
ただ嘘がつけない性格なのです。
そして見たこと、聞いたことは全て正直に話しただけという認識で、チクったという感覚は本人にはまるでない、そういう場合もあります。
5. 自分が悪者になりたくない
すぐ、チクる人の性格の一つに、自分は悪者になりたくない、いい子でいたいという願望が強い場合があります。
元々子どもの頃からいい子キャラで育った、また自分もそれが理想で見事に演じきってきたという人に多い傾向。
いわゆる優等生で、はきはきと発言することから、親や教師のウケがずっと良かったことでしょう。
巻き込まれたくない心理
先生に言いつけるタイプ、また先生からの信頼が厚いのが自慢。
その手のタイプが大人になると、やはり、同僚のミスを見つければすぐに上司にチクったり、ご近所の人がゴミ出しのルールを守らないなどあれば町内会にチクったりとします。
黙っておくことで自分まで味方だとか、庇ったとか思われたくないからです。
6. 自分のしていることはいいことだと思っている
すぐにチクる人は自分がしていることは、世の為、人の為。
素晴らしいことだと自信を持っています。
そうでなければ、何でもすぐにチクる事なんてしないものです。
すぐに気がつく自分、目ざとい、観察力がある、人より優れているなんてうぬぼれていたりもします。
7. チクられるようなことをする方が悪いと考えている
「チクったな」などと言われても全く平気なものです。
すぐにチクる人は平然とこう言い返すでしょう。
「チクられるようなことをする方が悪い」と。
全てはチクられるような行いをした相手が悪いのであって、自分は逆恨みをされている、とんでもないことだと思っています。
8. 根が小心者なので誰かに言うことで責任を押し付けたい
すぐにチクる人の中には気の弱い人もいます。
気の弱さから、一人で抱えることが怖くて、また一人では処理できなくて、誰かに助けを求めます。
また、誰かに言うことで知っているのは自分だけではないと安心できますし、面倒なことになった時は責任を押し付けたいという気持ちも含まれます。
9. 人の不幸は蜜の味、騒ぎになるのがちょっと楽しい
すぐにチクる人の心理には、人の不幸は蜜の味、誰かが困ることになるのがちょっと面白いなどと不謹慎な考えもあります。
ウワサ話というのは適当な事ばかりで、盛り上がります。
事実かそうでないかより、その場が盛り上がることが大事。
そんな騒ぎを普通の人は起こしたくもありませんが、すぐにチクる人はそれを楽しんでいる人もいます。
10. 退屈なので刺激が欲しいと思っている
日々の単調の生活、刺激もなく毎日同じことの繰り返し、そんな時に誰かのミスやアラを見つけてしまったら、思わず色々な人に言い広めたり、その人が知られたら困るであろう相手にわざわざチクります。
11. 自分にストレスがあるのでチクることで発散している
自分自身が満たされていない、日々ストレスにさらされている、そんな人に限って周りの人が自分より幸せなのが妬ましくて仕方ありません。
また、ちょっとしたことにもすぐに苛立って、小さなミスでも許せません。
すぐにチクって、誰かが怒られたり、注意されたりすればいいと思っています。
その姿を見れば自分のストレスがちょっと軽くなるようなそんなネガティブな感情でいっぱいなのです。
12. 自分では意見が本人に言えないから
すぐチクる人というのは、相手に対して直接自分で意見を言えないのです。
怖い、言いにくい、自分が悪者になりたくない、理由はそれぞれあるのですが、自分では言いたくない、言えないので誰かにチクって代わりに何とかしてもらいたいのです。
13. チクった相手のことが大嫌いだから
すぐチクる人の心理として、相手のことが大嫌いだからという理由があります。
全てのことをチクるわけではないのかもしれません。
嫌いな相手にだけ執着するタイプもいます。
他の人には寛大なのに、自分が嫌いな人、ターゲットにした人のことだけ観察してちょっとのことでもすぐにチクるのです。
やりすぎると、ストーカー、もしくはいじめ、パワハラです。
14. 自分の株を上げたいから
チクることで、自分の株が上がると考えている人がいます。
「教えてくれてありがとう」「助かった」と相手に感謝されることもあるでしょう。
自分の株を上げて何かメリットを得ようという魂胆の場合もあります。
15. 考えが浅はかなところがある
最後に、すぐにチクる人というのは全体的に考え方が幼い、浅はか、先の事まで考える余裕がないという特徴があります。
小さな子どもが、学校の先生に言いつけるのとはまた違うことです。
子ども同士は自分たちだけで解決できません、ですから、先生や親など大人に善悪の判断をつけてもらわなくてはならないからです。
チクるときは気を付けよう
ですが、大人は違います。
自分の判断で善悪の区別はつかなくてはなりませんし、何でもすぐにチクるのは得策とはいえません。
ちゃんと調べもせず、勢いでチクった内容がまったく正しくなかった場合、どうかしたら名誉棄損などで訴えられることだってありえるのです。
リスクが高いときはチクらないように
常識のある人はそういうリスクもわかっていますので、すぐにチクるということは躊躇します。
すぐにチクる人はそこまで考えていない、という場合がほとんどです。
最後にまとめ
いかがでしたでしょうか。
すぐチクる人の心理や特徴でした。
もちろん、本当に悪いことはすぐにチクらねばならない場合もあります。
ですが、相手を困らせるため、自分の利益、欲を満たすためだけに、チクる行為をする人もいます。
そういう人は困った性格です、必要以上に関わらないようにしてトラブルを避けるのが無難といえますね。