甘えん坊の人は年上に可愛がられやすく一見得なタイプ、でも甘えすぎは幼いと思われる面もあります。
共通しがちな特徴、心理など紹介してきますね。
- 末っ子タイプ
- 心根は優しい人が多い
- 親に愛されて育っている
- 周囲に甘やかされて許されてきた経験
- 要領よく立ち回る
- どことなく儚げな雰囲気がある、ほっておけない
- ドジっ子、抜けているところが憎めない
- 難しいことは嫌い、単純なタイプ
- ふわふわ夢見がち、空想家
- 実年齢より若く見える
- 苦労を苦労と思わない、前向きさがある
- 基本的には明るい性質
- 笑顔が魅力的
- 従順なので年上に可愛がられる
- 甘えん坊の人は年下にもいばったりしないので年下にも受け入れられやすい
- 甘えん坊なのでどうしても人からなめられやすい傾向はある
- 甘えん坊の人は今が楽しければいいというタイプ
- 考えているとは言っても考えていないことが多い
- 何とかなる、誰かが助けてくれるという甘えが出やすい
- 今しなくてはいけないこととはわかっていても先延ばしにしてしまう傾向
- 自分以外の誰かが難しいことは解決してくれると信じている
- 誤魔化せば何とかなるという甘え、だらしないと思われやすい
- 人を引っ張っていくのは苦手
- 時にワガママを言って相手を困らせる、それを悪いとは思わない
- 言い訳、嘘が上手、でも憎めないので結局愛されキャラである
- 人と争いたくないからという思いが強いだけ
- 相手に甘えることが愛情だと思っている
1. 末っ子タイプ
甘えん坊な人というのは、最初から甘えん坊なわけではないです。
やはり甘えられる存在がいてくれて、またその環境があったからなのです。
家庭においては、一人っ子や末っ子というのはどうしても甘やかされる傾向にあります。
一人っ子は子ども一人に対して、両親、双方の祖父母と周りの大人の愛情や関心は独り占め、これが当たり前であるのですから甘えることが恥ずかしいとか誰に比べて自分は情けないなど思うこともなく育ちます。
ですから天真爛漫な人、自由人な人は多いというのは何となくわかります。
また末っ子も同じようなもので、自分が一番年少ですのでやはり周りからあれこれと世話をやいてもらうことの方が多いので、甘えることが普通で育つ人が多いです。
また上の兄弟を見て育つので要領の良さも自然と身につくため甘えることが上手です。
もちろんすべての人にあてはまるとは断言はしません、でもそういった傾向はあります。
2. 心根は優しい人が多い
意地っ張りな人、強気な自分を演じたい人などは人前で甘えることはしませんし、またプライドの高い人も甘えることはないでしょう。
甘えることは自分の弱みを見せることに繋がると考える男性も多いようです。
甘えん坊な人というのはそのようなことはあまり計算しませんし、自然体で生きています。
また心根が優しく人と争って自分が上に立つということもあまり興味がないことなのでしょう。
3. 親に愛されて育っている
親に溺愛、甘やかされて育つと、ワガママになったり自己中心的になるなど言われることもありますが、どちらかいえば親に愛されて育った人はおっとりとしてのんびり屋さん、ほんわかしたタイプが多いと思います。
親に全肯定されて育つわけですから自分は愛されて当然という自信が自然と備わっています。
甘えん坊な人というのは人から愛されて当然だと信じることができている人なのです。
素直で可愛い感じの人が多いのもわかりますよね。
4. 周囲に甘やかされて許されてきた経験
親だけでなく、学校、職場と自分自身が関わっている場において優遇されて甘やかされてきた人、またはその経験を積み重ねている人はそれが当たり前だと思っています。
ですから、誰かに甘えることは自然であり、恥ずかしくもなく、そうやって今まで上手くやってきたからにすぎないのです。
経験で人はできていきます。
甘えん坊の人というのは、誰か甘やかす人がいたから甘えん坊なわけです。
誰からも甘やかされなければ甘えることはできないと学んでどこかで軌道修正したと思われるからです。
5. 要領よく立ち回る
子どもというのは、誰が自分に甘いか、また厳しいかを判断することが本能的にできます。
ですから、「ダメよ」と厳しい母親より、何度も「いいよ」と甘やかしてくれるおじいちゃん、おばあちゃんに甘えておねだりしたり・・・なんてことをするわけです。
甘えん坊の人もこれと同じで、自分にとって甘えさせてくれる人、そうではない人をちゃんと見抜いています。
6. どことなく儚げな雰囲気がある、ほっておけない
甘えん坊の人、どことなく儚げで危なっかしい、何となく手を貸してあげたくなるようなそんな雰囲気、空気感を持っている人です。
女性であれば、男性が助けるでしょうし、男性であればやはり、女性が声をかけて手助けをしたりと、そんな姿を見かけるものです。
甘えん坊の人は可愛げがあるので得をすることが多いのは間違いないでしょう。
7. ドジっ子、抜けているところが憎めない
甘えん坊の人、どうしても誰かに甘えることが多いので、自分自身に実力がつかないという面もあります。
つまり、ドジだったり、抜けていたりと小さな失敗が多いのです。
でもそれがやっぱり憎めないので、「もう仕方ないな」と周りが世話をやいてしまう、甘えん坊の人は「ごめんね〜えへへ」といった
具合でその好意に甘えるといったところですね。
憎めない性格というのもまた得なものです。
8. 難しいことは嫌い、単純なタイプ
甘えん坊の人は難しいことを考えたり、冷静に分析したりということは苦手な人が多い。
そういう場面になるより先に誰かに助けてもらうことの方が多かったからです。
どちらかというと、性格的にも単純で複雑に物事をとらえるのはしないという性格です。
9. ふわふわ夢見がち、空想家
ふわふわっとしたつかみどころのない雰囲気、夢を見ているようなところがいつまでも残っていて、実際に空想の世界が好きという人も
多いでしょう。
厳しい現実、辛い事、大変な事に立ち向かって生き続けていればどんな人でも顔は引き締まり、少し憂いをおびた表情にもなります。
ですが甘えん坊の人はそういう事が起きても自分の事であっても自分の事ではないような、そんな風に思えることができる性格ですし、いざとなったら誰かに頼ればいいという安心感?そういう考え方ができるので大人になってもふわっとしたイメージのまま。
10. 実年齢より若く見える
苦労すると老けるなんて言います。
ネガティブな人も年齢より顔が老けたりするものです。
明るく前向きな人、心配事ストレスがない人、もしくはそれをあまり気にしない人というのはいつまでも若々しいですよね。
甘えん坊の人は誰かに頼ったり、自分だけで辛い事を何とかしなくては!などと思い詰めることはあまりしません。
苦労が全くないというわけではないのですが、実年齢よりかなり若く見える人が多いと思います。
11. 苦労を苦労と思わない、前向きさがある
苦労人は誰かに頼ることは苦手、自分で何とかしなくては、自分が頑張ればと抱え込んでしまいます。
甘えん坊の人は苦労を苦労とは思わない、大変だから助けて〜と素直に助けを求めることができるキャラ。
なので苦労は人と分け合えばいいなどと、明るく前向きなところがあり、男女関係なく可愛い性格です。
12. 基本的には明るい性質
甘えん坊の人は楽しいことが好きだし、いつも笑っている、そんなイメージですよね。
仕事はできなくても、楽しい雑談、雰囲気作りが上手なものですから上司から側に置いておきたいと思われるのも得なタイプ。
ちょっと責任感には欠けるけれども、明るい性質というのはやはり雰囲気が良くなりますね。
甘えん坊の人は世渡り上手です。
13. 笑顔が魅力的
小さな子供ににこっと可愛く笑顔でお願いをされればワガママとはわかっていてもつい甘やかしてしまう、そんな大人は多いでしょう。
これと同じく、魅力的な笑顔で甘えられたら、男性も女性もやっぱり弱いもので、恋愛においては笑顔が魅力的というのはとても重要な要素で、笑顔があるだけでモテ度もぐんとアップするもの。
笑顔は大きな武器となります。
14. 従順なので年上に可愛がられる
自己主張が激しいわけでなく、また実力があるわけでもない、そして自分に従順である、こういったタイプは上司からしたら自分の立場を脅かさない安全なタイプと見なされますし、また年上から見てもこのようなタイプは害がないので、やはり可愛がられることが多いです。
恋愛においても、従順な相手を好む人は多いです。
男性だけでなく、女性の場合もキャリアウーマンなどは年下の自分に従順な男性とつきあったりすることもありますよね。
15. 甘えん坊の人は年下にもいばったりしないので年下にも受け入れられやすい
甘えん坊の人は年下の人にもいばったりしないので、「怖くない」「優しい」と人気になることがあります。
やはり年下からしたら、年上というだけでいばったり、威圧してくる人とは仲良くしたいとは思いません。
仕事や立場上従ってはいますが、関わりは持ちたくないものです。
でも甘えん坊の人はその威圧感、威厳のようなものにいまいちかけていますので気軽に仲良くできるという部分があるのです。
16. 甘えん坊なのでどうしても人からなめられやすい傾向はある
人というのは、相手によって態度を変える生き物です。
強い人にはペコペコしたり、弱い立場の人には上から目線で横柄な態度をとったりと。
甘えん坊の人というのは、どうしてもふわっとした甘い雰囲気を持っていますので初対面の人や、あまり親しくない関係の場合、なめてかかられる傾向があります。
17. 甘えん坊の人は今が楽しければいいというタイプ
甘えん坊の人というのは、他人にも甘く優しいことが多いでしょうが、自分にも甘いものです。
今が楽しければいいという考え方が強くて、しっかりしていない、だらしないという悪い面も持ち合わせていることもあります。
18. 考えているとは言っても考えていないことが多い
何か、難しいことを言われたり、決断を求められたりと大人になればそのような時があります。
仕事でもプライベートでもです。
特に恋愛や結婚など、重要なことは沢山あり、決断しなくていけないことや、計画的に進めていかなくてはならないことなどがあるのです。
でも甘えん坊の人はそういうことを取り仕切っていくのは苦手な傾向で、それは責任をとりたくない、怖いという性格もあります。
そこで出てくる便利な言葉が「よく考えてみる」「考えていくつもり」など何もしていない言い訳を考えているんだと言って誤魔化します。
19. 何とかなる、誰かが助けてくれるという甘えが出やすい
甘えん坊の人は人に助けてもらうことの方が多い人生だったわけです。
自分のことは自分で何とかするという概念が正直ない人もいます。
何とかなる、誰かが助けてくれるという悪い意味での甘えが出やすい人でもあります。
若いうちはそれでも何とかなるのです、周りは年上だらけですから。
でもそれで人生を重ねていけば必ず困る時がくるのです、その時に甘えん坊の人は初めて壁を感じるのかもしれませんね。
20. 今しなくてはいけないこととはわかっていても先延ばしにしてしまう傾向
仕事にしろ、自分の用事にしろ、楽しいことはさっさとするのに、嫌なこと面倒なことはいつまで経ってもしない、そんなところが
甘えん坊の人にはあります。
誰にでもその傾向はありますが、でも困るのは自分だとわかっているので嫌々でもするのです。
甘えん坊の人は誰かがそのうち見かねて助けてくれる、手伝ってくれる、なんて期待を持っています。
これはちょっと悪い癖ですね。
21. 自分以外の誰かが難しいことは解決してくれると信じている
甘えん坊の人は難しいこと、解決が困難な問題などはとりあえず見て見ぬフリをして避けようとします。
親、上司、周りの世話焼きの人、しっかりしている人、誰かが自分の代わりに解決できるだろうからと甘えてしまっているのです。
確かに誰かに解決してもらった方が楽かもしれませんね、でもずっとそのままではいつかは困る時も。
甘えん坊な人でもここぞという時は自分で!という覚悟を少しずつ持っていてほしいものですね。
22. 誤魔化せば何とかなるという甘え、だらしないと思われやすい
ばれなければいいという考え方があります。
甘えん坊の人は残念ながらそういうところがあります。
またばれた時もあれこれと誤魔化して笑顔で相手を丸め込もうとします。
憎めない、可愛げがあるタイプですからそれで許されることもあります。
ですが、相手からは確実に「だらしない」と思われることに繋がります。
甘えもいきすぎると迷惑行為になるのです。
23. 人を引っ張っていくのは苦手
恋愛も仕事も受け身、自分からあれこれ提案したり引っ張っていくのは苦手だし、盛り上げたりもしたくない。
だけど誰かが楽しい計画をしてくれたらそれに乗っかり楽しむのは大好き、とどこまでも甘えん坊な性格です。
ただし、恋愛においては自分の思い通りにぐいぐいと引っ張っていきたいタイプとくっつきますと非常にいい相性です。
特に亭主関白タイプの男性と従順な女性、しっかり者の女性に甘えん坊な男性などは相性の良さそうな組み合わせではないでしょうか。
自分にない性格を持っている相手を好むともいいますね。
24. 時にワガママを言って相手を困らせる、それを悪いとは思わない
甘えん坊の人、つきあいが長くなったり、気を許している相手には時にビックリするぐらい図々しいお願いをしたりワガママを言うことがあります。
周りに愛され、甘やかされてきた人にとっては公私の区別、建前と本音の区別が身につかないままの場合があります。
相手が嫌々「いいよ」と言っているのか、わからない所があるのです。
わからないので、悪いとも思いません。
ただし、相手から指摘されると素直に認めます、そういう部分がいいところで愛される秘訣なのでしょう。
25. 言い訳、嘘が上手、でも憎めないので結局愛されキャラである
甘えん坊の人は、言い訳や嘘が比較的上手です。
失敗した時も素直にごめんなさい、でも、でもと笑顔で下出に出るので相手も自然と許してしまうことが多いですし、嘘をついているとわかっても憎めないのです。
結局、人間性が可愛いということで、周りから愛されるキャラクターなのです。
なので、甘えん坊の人はますます甘えることができるというわけです。
これは本当に天性のもので、なぜかちょっとの甘えも許されない、小さなミスでもきつく当たられるそのような損なタイプも存在しています。
ですから、甘えん坊な人というのは持って生まれた愛されるキャラクターの持ち主といえるでしょうね。
26. 人と争いたくないからという思いが強いだけ
実は甘えん坊な人は甘えているつもりはない場合もあります。
ただ人と争いたくない、雰囲気を悪くしたくないと、相手に合わせているだけだったりという場合もあるのです。
で、相手に決断、判断をゆだねるので、まるで周りから見ると甘えている、自分がないなど見えたりするのです。
人との和を大事にする心理が強いのでしょうね。
27. 相手に甘えることが愛情だと思っている
最後に、恋愛において、相手に甘えることが愛情表現だと思っていることです。
男性、女性関係ありません。
好きな相手には全てを見せられる、そう思って甘えん坊な自分になる人もいますし、相手が喜ぶだろうと思って甘える人もいるでしょう。
実際、男性など好きな女性に甘えられるのが好きという人はけっこういると思いますし、甘える姿を可愛いと感じることでしょう。
猫が甘えてくる姿はとても可愛いし飼い主は幸せな気分になります。
それと同じで、好きな人に甘えられる、甘えるというのはとても幸せなことですから、相手への愛情が強ければ強いほど甘えるのかもしれませんね。
以上甘えん坊な人に共通いがちな特徴、心理をご紹介しました。
甘えてばかりで、お金などにだらしない・・・そのような甘えは人として問題があることかと思います。
ですが、周りとの関係を和やかにする可愛い甘えであれば、それは職場でも恋愛でも多少はあった方が人間らしくていいのではないかなと感じます。
特に恋愛においては、甘えられるということは信頼の証と思っている人も多いですし、可愛い甘えであれば許してあげて欲しいなと思います。
でも自分や相手のためにならない甘えであればそれは時に厳しく注意することも大事ではないでしょうかね。