自分に自信が持てない人がいます。
理由は様々でありますが今回は自分に自信がない人の心理について見ていくことにしましょう。
- 人目を気にする
- 周りに流される
- 考えすぎる
- 長所に気づかない
- 短所を気にする
- コミュニケーションが苦手
- 不安が先行
- 自分を大きく見せる
- 過去の思い出を忘れようとする人が多い
- 他人と比較する
1. 人目を気にする
失敗したら周りの人から嘲笑されると思い込み、自信が持てずに何かにチャレンジすることのできない人がいます。
しかしこのような人は一度人前で失敗し、それを笑って済ませることができれば大きな変化を遂げることもあります。
勢いも大事
恥ずかしいという思いが先行してしまうとトラウマとなり、さらに自信が持てなくなります。
そのため意を決して「今日は失敗してもいいから挑戦するぞ」という思いで何かを行ってみるのが良いでしょう。
2. 周りに流される
なんとなく自分の意見を述べることができず、人の言うことに流される傾向にある人は次第に自信を失っていきます。
最初のうちは自分で物事を決定しなくてもよいという安心感が伴うために、このような状況に心地よさを感じます。
この状況に慣れてしまうと自分の意見を口にすることに抵抗を感じるようになり、次第に「自分は周りの人のように上手に話すことができない」と感じるようになってしまいます。
3. 考えすぎる
物事をよく考えることは悪いことではありません。
しかし考えすぎると良くない思考が働くものです。
「こうしたほうが良いが、リスクが伴うために他の方法を考えよう」とか「失敗するかもしれないので、これはやめておこう」という結論に達する人がいます。
チャレンジ精神が大事
もちろん何かを行う上で、失敗する確率がゼロになることはありません。
しかし深く考え過ぎる人の中には失敗する可能性が少しでもあるなら、何もしないほうが良いと結論付ける人もいます。
このような思考は自信のなさにつながり、チャレンジ精神を失うことになります。
4. 長所に気づかない
長所があるにもかかわらず、「それは長所ではない」と思い込む人がいます。
このような状況は賢い人に多く見られます。
能力があるのにもかかわらず、自分はダメな人間だと思い込む人が多いのは、このような思考が働くからです。
これまでレベルの高い教育環境に身を置いていたものの、その中で良い成績を収めることのできなかった人に見られる傾向です。
5. 短所を気にする
自分の長所を理解していても、それを気にしすぎるなら自信喪失につながります。
短所にばかり目が行くと気分は落ち込み、何をするにしても自分はダメな人間だと結論付けてしまうのです。
6. コミュニケーションが苦手
自信は誰かに評価されることで増していくものです。
そのため人とのコミュニケーションは欠かすことができません。
しかし人とのコミュニケーションが苦手な人は、それを体験できないことがあります。
自分の話が聞いている人を笑わせるだけでも自信はつくものです。
しかしコミュニケーションが不得意な人はこうした状況を経験することができません。
加えてコミュニケーションが上手な人を見ると自分はダメな人間だと思い込んでしまい、増々自信を無くしてしまうのです。
このような悪循環はどこかで断ち切らなければなりません。
7. 不安が先行
とにかく悪い結果ばかりを考え、不安な気持ちを常に抱えている人がいます。
これは上記で述べた考えすぎる人とは少し異なる思考です。
このような人は、「自分にこれはできない」とすぐに決めつける傾向にあります。
幼いときに過保護に育てられたり、大きな失敗をして辛い経験をした人に多く見られる傾向です。
8. 自分を大きく見せる
多くの場合、自分に自信が持てない人はおとなしくなる傾向にあります。
しかし逆の状況が生じることもあります。
自信が持てないゆえに、自分を大きく見せようとする思考が働く人もいるのです。
このような人の多くは自慢話をします。
このような話は受け入れられないことも多く、逆に孤立を招くこともあります。
孤立した場合は他のグループに交じって自慢話を繰り返すという行動に出る人も多く、最終的に友達を失うことにつながりかねません。
9. 過去の思い出を忘れようとする人が多い
中には自分が自信の持てない人間だということを理解している人もいます。
そのような人は過去に大きな失敗をしていたり、育った環境が大きく関係しています。
それらを忘れてしまえば自信を回復できると感じ、過去の苦い思い出を忘れようとします。
10. 他人と比較する
誰にでも理想像はあるものです。
多くの人は外見、能力、そして生活レベルと、様々な分野での理想を抱いているはずです。
しかしその理想を100%実現することは不可能です。
そしてこの事実を受け入れることのできない人がいます。
このような人の多くは自分が理想としているものをすでに得ている人を見ると落ち込み、自信を無くしてしまいます。
こうした思考は常に自分と人とを比較することから生じてきます。
他人じゃなく自分を評価するのが大事
その日に行ったことを思いだし、達成できたことを喜ぶようにするのです。
仕事を終えて帰宅したとき、仕事を頑張ったと自分自身を評価することも大切です。