「画像ハラディ」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、2ちゃんねるなどで出て来るネットスラングで、若い人達の間では当たり前のように使われています。
ここでは、この「画像ハラディ」や、これに関連したスラングを説明して行きたいと思います。
- 「画像ハラディ」とは?意味
- 「画像ハラディ」の使い方
- 「画像ハラディ」と似たネット用語
- まとめ
1. 「画像ハラディ」とは?意味
「画像ハラディ」とは、「画像も貼らずにスレ立て」、や「画像を貼れ」という意味を持っています。
「画像ハラディか」というような書き込みがされていた場合は、「画像を張らずにスレ立てるのか」という意味になりますが、しだいに「画像を貼りつけてください」という意味でも使われるようになってきました。
「もっと画像ハラディ」となると、「もっとたくさん画像を貼ってくれ」という理解になります。
- 「ハラディ」とは?
1-1. 「ハラディ」とは?
「画像ハラディ」の「ハラディ」とは、サイヤング賞を獲得したMLBの名投手、ロイ・ハラデイの名前から由来しています。
2000年代のMLBを代表する先発投手の1人で、2000年〜2009年の10年間の “All-Decade team”に選出されている大選手です。
2. 「画像ハラディ」の使い方
「画像ハラディ」の使い方としては、スレを立てた人が画像を貼らなかった時に使うのが一般的ですが、「画像貼れ」と軽い気持ちで相手を特定せずに使われることの目立ってきています。
3. 「画像ハラディ」と似たネット用語
2ちゃんねるで使われている言葉の中には、「画像ハラディ」に似たような意味で使われている言葉がいくつかあります。
- 「画像クレメンス」
- 「画像マダックス」
- 「画像クリフ・リー」
- 「画像クレイトン・カーショウ」
- 「画像クリス・カーペンター」
3-1. 「画像クレメンス」
「画像をくれ」とメジャーリーガーのクレメンスを掛け合わせた造語で、このネットスラングは画像をおねだりする人達の総称の1つです。
「画像クレメンス」はインターネット上で画像が欲しい時に書き込む定型句のことです。
クレメンスは頻繁に使われていることから、画像以外でも用いられるスラングで、「画像ハラディ」以上に知られている言葉であります。
「クレメンス」の由来は、プロ野球選手のロジャー・クレメンスから来ており、全盛期には160kmの球速を誇る快速投手であり、あまりにも速いスピード感の画像が欲しいといったことまで要求していることからも、「クレメンス」が使われるようになったと言われています。
3-2. 「画像マダックス」
「画像マダックス」は「画像ハラディ」の派生語とされていますが、「画像まだ?」、「画像くれ(頂だい)」という意味で使われています。
3-3. 「画像クリフ・リー」
これも「画像くれ(頂だい)」という意味ですが、「クリフ・リー」の由来はアメリカ合衆国アーカンソー州ベントン郡出身の左投左打のプロ野球選手で、現在はフリーエージェントの選手です。
3-4. 「画像クレイトン・カーショウ」
これも「画像くれ(頂だい)」の意味を持ち、「クレイトン・カーショウ」は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のプロ野球選手を語源としており、MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属している選手です。
3-5. 「画像クリス・カーペンター」
これも同じく「画像くれ(頂だい)」の意味があり、「クリス・カーペンター」は、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州エクセター出身の元プロ野球選手(投手)です。
まとめ
「画像ハラディ」、「画像クレメンス」、「画像マダックス」、「画像クリフ・リー」、「画像クレイトン・カーショウ」、「画像クリス・カーペンター」などの由来は、アメリカのプロ野球選手から来ていることがユニークな点ですが、これら全てを総称して「画像乞食」と呼んでいることも実に面白い点です。