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「すべからく」とは?意味や類語!表現の使い方

「すべからく」とは?意味や類語!表現の使い方 | 恋のミカタ

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「すべからく」とは?意味や類語!表現の使い方

「すべからく」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

あまり普段使うことがない言葉かもしれませんが、ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「すべからく」という言葉の理解を深めていきましょう。



  • 「すべからく」とは?意味
  • 「すべからく」の表現の使い方
  • 「すべからく」の語源
  • 「すべからく」を使った例文と意味を解釈
  • 「すべからく」の類語や言い換え
  • まとめ

1. 「すべからく」とは?意味

「すべからく」とは?意味

「すべからく」とは副詞で、漢文の訓読に由来する言葉です。

ぜひともしなければならない、当然という意味になります。

  • 「すべからく」の誤用

1-1. 「すべからく」の誤用

「すべからく」は「すべて」という意味で使われることもあるのですが、実はこれは間違い、誤用です。

本来の意味は「すべて」ではなく「ぜひともしなければならない」「当然」となります。

例えば「学生はすべからく勉強しなさい」は「学生はすべて勉強しなさい」ではなく「学生は当然勉強しなければならない、しなさい」という意味です。

2. 「すべからく」の表現の使い方

「すべからく」の表現の使い方

「すべからく」という言葉は少々古めかしく、あまり若い人が積極的に使う言葉とは言えないでしょう。

「当然」「ぜひともしなければならない」という意味ですから、どちらかと言えば目上の人が目下の人に使うといった言葉かもしれません。

例えば「この塾に入った君たちはすべからく志望校へ合格となる」「学生ならばすべからく勉強すべし」などと使います。

3. 「すべからく」の語源

「すべからく」の語源

「すべからく」とは漢文訓読に由来する言葉で「すべくあらく」ですべきであることの意味です。

大体その下につく言葉は「べし」であることが多いのです。

また「すべからく」に漢字を当てる場合は「須く」となっていますが、ひらがなで使ってあることが多い印象です。

4. 「すべからく」を使った例文と意味を解釈

「すべからく」を使った例文と意味を解釈

「すべからく」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。

  • 「すべからく」を使った例文1
  • 「すべからく」を使った例文2

4-1. 「すべからく」を使った例文1

「マラソン大会に出場するからには、すべからく完走すべし」

この例文を訳しますと、マラソン大会に出場するからには当然完走しなさい、完走しなければならないといった意味になります。

4-2. 「すべからく」を使った例文2

「学生はすべからく勉強すべき、今後のテストの成績が悪いならばバイトは禁止」

この例文は、学生が当然やるべきことは勉強であり、テストの成績が悪いならばバイトどころではないといったことを言っています。

5. 「すべからく」の類語や言い換え

「すべからく」の類語や言い換え

「すべからく」の類語、似た言葉、言い換える言葉などをいくつか紹介しましょう。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「当たり前」
  • 「当然」
  • 「必ず」

5-1. 「当たり前」

「当たり前」とは誰が考えてもそうであるべき、と思うことを言います。

「すべからく」と同じ意味です。

5-2. 「当然」

「当然」とは道理を考えても、そうなるのが当たり前である、誰がどう考えてもそうである、といった意味で使います。

「当然の結果」「叱られて当然でしょ」と普段からよく使う言葉ではないでしょうか。

5-3. 「必ず」

「必ず」とは一つの例外もない、常に、という意味で使われます。

「生き物は必ず死ぬ」「あの人と一緒にすると必ず揉め事になる」といった風に使います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「すべからく」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

若い世代の方は会話で「すべからく」を使うことはほとんどないのではないでしょうか。

とはいえ、文章、小説などに出てきた時に意味がわからないのは困りますのでこれを機会に「すべからく」についてしっかり理解しましょう。

「すべからく」は「すべて」という意味で使われることがありますが、これは誤用ですから相手が使っていても自分は使わないようにしましょう。

本来の意味は「当然」「ぜひともしなければならない」ということになります。


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