「お咎めなし」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「お咎めなし」という言葉を使った例文や、「お咎めなし」の類語を紹介して行きます。
- 「お咎めなし」とは?
- 「お咎めなし」の使い方
- 「お咎めなし」の類語や類似表現や似た言葉
- 「お咎めなし」を使った例文や短文など
- まとめ
1. 「お咎めなし」とは?
「お咎めなし」という言葉を知っているでしょうか。
「今回のミスは、お咎めなしになった」と言われた時に、ほっとした経験がある人もいるでしょう。
一方で、「お咎めなし」という言葉を、今回初めて聞いたという人もいるかもしれません。
そこで「お咎めなし」という言葉の意味を紹介します。
- 「お咎めなし」の読み方
- 「お咎めなし」の意味
1-1. 「お咎めなし」の読み方
「お咎めなし」は「おとがめなし」と読みます。
読み方が難しいので、初見で正しく読むのは難しいかもしれません。
これを機会に、「お咎めなし」は「おとがめなし」と読みましょう。
1-2. 「お咎めなし」の意味
「お咎めなし」には、どのような意味があるでしょうか。
「お咎めなし」には、「罰則の適用が行われないこと」「罪が罰せられずに許されること」などの意味があります。
当然、罰則が適用されそうな場面で、罰せられず許された時、この言葉を使います。
ミスをしたのに、何も罰がなく、許された時、「お咎めなしだった」「お咎めなしとはラッキーだな」などと言います。
2. 「お咎めなし」の使い方
「お咎めなし」という言葉の使い方を紹介します。
ビジネスシーンでは、良く「お咎めなし」という言葉を使います。
例えば仕事上でミスをした時は、始末書を書かされる、何か処罰が下るなど、「お咎め」があるかもしれません。
しかし、そのような処罰が下されないことを、「お咎めなし」という言葉で表現します。
遅刻したけれど上司が見逃してくれた時、または遅刻した場面を見つかったけれど、特に処罰がない時に、「お咎めなし」という言葉を使います。
このように、当然罰せられると思った場面で、そのまま許されてしまった時、「お咎めなし」という言葉を使ってみましょう。
3. 「お咎めなし」の類語や類似表現や似た言葉
「お咎めなし」の類語や類似表現を紹介します。
「お咎めなし」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「無罪放免」
- 「セーフ」
3-1. 「無罪放免」
「無罪放免」には、「罪が無く、自由の身になる」という意味があります。
例えば、裁判で無実を主張していた人が、その主張が認められ、無罪判決が下された時、「無罪放免」という言葉を使います。
実際に裁判をしなくても、仲間内からの疑惑が晴れた時などに、「無罪放免になった」などと言うことがあります。
3-2. 「セーフ」
「セーフ」はというカタカナ語は、広く知れ渡っているでしょう。
「セーフ」には「無事」という意味があり、ミスをしたけれど、それが大筋に影響なかった時などに、「セーフだった」などと言います。
4. 「お咎めなし」を使った例文や短文など
「お咎めなし」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「お咎めなし」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「お咎めなし」を使った例文1
- 「お咎めなし」を使った例文2
4-1. 「お咎めなし」を使った例文1
「課長の大岡裁きで、『お咎めなし』になった」
この例文のように、正義感が強く、公平な上司の判断で、「お咎めなし」になった経験がある人もいるでしょう。
自分が悪いわけではないのに、誰かに罪をなすりつけられそうになることがありますが、大岡越前のような、公平な目を持つ上司によって救われた人がいるかもしれません。
4-2. 「お咎めなし」を使った例文2
「遅刻を三日連続でして、『お咎めなし』とは、奇跡だ」
社会人になると、遅刻が許されない状況になります。
この例文のように、三日連続で遅刻すれば、何かしらの罰がありそうですが、「お咎めなし」とはかなりラッキーな人と言えます。
まとめ
「お咎めなし」という言葉について見てきました。
罰を受けそうな場面で、無罪放免になった時、「お咎めなし」という言葉を使ってみましょう。