ふと飛び込んだカフェでランチをオーダーしたところ、リーズナブルな料金で、量タップリの食事ができることがあります。
そんな時に思わず、「ボリューミー」と言いたくなるのですが、この言葉をご存知でしょうか?
- 「ボリューミー」の意味とは?
- 「ボリューミー」の語源
- 「ボリューミー」の英語と解釈
- 「ボリューミー」の言葉の使い方・例文や短文・解釈
- 「ボリューミー」の類義語
- まとめ
1. 「ボリューミー」の意味とは?
前段で挙げた場面で言うような時に使う「ボリューミー」の意味は、「ボリュームがある」や「量がある」、「量感のある様子」ということを指しています。
このように「ボリューミー」には、「たっぷりしている」や「膨大」、「大きい」などの意味があるので、「量感のある様子」ような場面があった時によく出てくる表現です。
2. 「ボリューミー」の語源
「ボリューミー」の語源は、「ボリューム」の元になっている英語の「volume」が元となっています。
テレビやラジオ、DVDの音を大きくする時に使う「ボリュームを上げる」とい表現を使いますが、この「ボリューム」は、「量」や「容積」という意味があります。
この単語の形容詞形として、接尾辞y を「volume」に加えて形容詞化した表現として生まれてきたとされており、「volumy」→「ボリューミー」ということになります。
但し、「ボリューミー」という言葉は、和製英語であって、英語で表記する時は、このような言い方をしないので、注意が必要です。
3. 「ボリューミー」の英語と解釈
「ボリューミー」を英語で訳す場合、英語では「量が多い」と表現すると、「voluminous」となります。
決して「ボリューミー」の、「volumy」や「volumie」とならないので、間違わないようにしましょう。
この「voluminous」には、「たっぷりした」、「だぶだぶの」、「膨大な」、「大きい」といったような意味があります。
4. 「ボリューミー」の言葉の使い方・例文や短文・解釈
では、「ボリューミー」という言葉は、一体どのような場面で、どのように使うことができるのでしょか?
「ボリューミー」には、「量感がある様子」や「たっぷり」という意味がありますので、「グルメ関係」や「ファッション関係」で、「質感」、「量感」が多い場面で使われることになります。
お店で大盛りのカレーやパスタなどが出てきた時に、「ボリューミーなランチだなあ」という表現になるでしょう。
「ファッション業界」に目を移すと、アパレルショップなどでコートを試着した時に、たっぷりとした量感があるなら「ボリューミーなコートね」という言い方になってきます。
このように「ボリューミー」という言葉を使うには、「たっぷりしている」や「たくさんある」、「量感がある」状態の物を見た時に使える言葉です。
では、次から例文を見ていくことにしましょう。
- 「ボリューミー」の例文1
- 「ボリューミー」の例文2
4-1. 「ボリューミー」の例文1
「このカフェのランチが評判だけど、本当にボリューミーでいいわ」
昼の休憩時間にちょっと立ち寄ったカフェでランチを頼むと、とても「ボリューミー」で食べ応えがあって口コミで噂が広まっていくことがありますが、そんな時にこんなセリフが出てきそうです。
「あそこのピザ屋さんは、本場アメリカに本店があるんだけど、さすがに本場仕込みでボリューミーなピザばかりだね」
こんばな時でも使うことができる言葉です。
最近は、ランチにかけるお金はワンコインくらいが人気を呼んでいますが、500円以下では、中々たっぷりの量のメニューはそんなに多くはありませんが、時としてボリューミー」な料理がランチとして出してくれるお店があります。
味もさることながら、「ボリューミー」な食事も人気の秘密なのかもしれません。
4-2. 「ボリューミー」の例文2
「髪型を変えたの?ボリューミーなふわふわヘアがとっても似合ってるね」
こんなふうに言われたなら、イメチェンした女性の人は、「ボリューミーヘアスタイルにしてよかった」と思うことでしょう。
このようにファッション系でも使うことができる「ボリューミー」ですが、ファッションには流行がありますので、「ボリューミー」が常に流行りとは言えない時もあるでしょう。
5. 「ボリューミー」の類義語
日常的な会話の中で気軽に使えそうな「ボリューミー」ですが、他に同じような意味を持っている類語には、どんなものがあるでしょうか?
- 「たっぷり」
- 「大盛り」
- 「ヘビー」
5-1. 「たっぷり」
「ボリューミー」を身近な日本語で言葉で探してみると、「たっぷり」という言葉が思い浮かんできます。
「ボリューミーなピザ」なら「たっぷりのピザ」と言い換えることができますので、類義語と挙げることができます。
「たっぷり」は、「ボリューミー」より、使われる頻度が多いのではないかと思われます。
5-2. 「大盛り」
グルメ関連では、「大盛り」が「ボリューミー」に置き換わる類語としてあるでしょう。
グルメに関しても「ボリューミー」という言葉を使いますので、特に丼物などでは、「ボリューミー」の代わりに「大盛り」を使ってみると、しっくりきます。
飲食店で時々目にするのは、「大盛り」と「普通盛り」を区別したメニュー体系にしていないお店では、「普通盛り」なのに「大盛り」の量のお店があります。
そんなお店で、普通に注文すると、「これ普通盛り?ボリューミー過ぎない?」と思わず言いたくなってきます。
5-3. 「ヘビー」
「このランチ、すっごいヘビーだな」こんな言い方をする場合もありますが、
「ボリューミー」さらにボリュームのレベルが高い時に「ヘビー」という言葉を使うことがあります。
大盛りのラーメン定食を食べている時に、出てきたラーメンを食べているうちに「ボリューミー」を超えて、「ヘビー」だと感じることがないでしょうか?
「ヘビー」は「重い」という意味もありますが、場面によっては「大きい」という意味も含まれていますので、「特大大盛り」のメニューが目の前に出てきた時は、思わず「ヘビー級だな」と言ってしまいそうです。
まとめ
言葉には色々な種類のものがありますが、日常的に使わっているカタカナ語もその1つのジャンルです。
その中で「ボリューミー」は、ごく普通の生活の中で使われている言葉ではありますが、純粋な英語から来たカタカナ語ではないので、もし外人とコミュニケーションを取る場面があったなら、使い方を間違わないようにしなくてはなりません。
そんなカタカナ語が結構たくさんあるので、言葉の勉強をすることもいいと思います。