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「小康状態」とは?意味や使い方!語源や例文

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「小康状態」とは?意味や使い方!語源や例文

「小康状態」という言葉はわりとよく使われますし、聞く機会も多いことでしょう。

ここでは「小康状態」という言葉の意味、使い方、類語などまとめて解説しています。

それでは一緒に言葉の意味を見ていきましょう。



  • 「小康状態」とは?
  • 「小康状態」の言葉の使い方
  • 「小康状態」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「小康状態」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「小康状態」の反対語
  • 「小康状態」の英語と解釈
  • まとめ

1. 「小康状態」とは?

「小康状態」とは?

「小康状態」の「小康」とはどのような意味なのかをまず説明しましょう。

「小康」とは病勢の悪化が止まり、やや良い状態で落ち着いていることを言います。

また世の中が一時的に安定していることという意味でもあります。

「小康を保っている」「小康状態」という風に使います。

  • 「小康状態」の語源や由来
  • 「小康状態」の読み方

1-1. 「小康状態」の語源や由来

「小康状態」の語源、由来というものは特に言い伝えのようなものはないようです。

ただ「康」という漢字の意味としては体が丈夫である、健やか、安らか、無事といったものがあります。

そこから考えますと「小(さい)康」で何となく意味合いが理解できてくるのではないでしょうか。

1-2. 「小康状態」の読み方

「小康状態」の読み方は「しょうこうじょうたい」と読みます。

「康」という字は「健康」の「康」で読み方も同じですから、覚えやすいかと思います。

2. 「小康状態」の言葉の使い方

「小康状態」の言葉の使い方

「小康状態」の言葉の使い方としては、いくつか種類があります。

意味からして病勢の悪化が止まり、いくらか良い状態で落ち着くとなりますので、病気の状況を言い表す時に使われることは一般的です。

それ以外にも、ものごとの状況、状態に対しても使われます。

人間関係、会社の経営、そういったことにも「小康状態」という言葉で言い表すこともありますので、日常的な会話でも聞く機会は多いでしょう。

3. 「小康状態」の類語や類似表現や似た言葉

「小康状態」の類語や類似表現や似た言葉

「小康状態」の類語、似た言葉をいくつか紹介しましょう。

  • 「持ち直す」
  • 「いくらかマシになる」
  • 「和らぐ」

3-1. 「持ち直す」

「持ち直す」とは、以前のような状態になる、回復するという意味があります。

「病人が持ち直す」「会社が持ち直す」「離婚危機から持ち直した」などよく使われる言葉です。

悪い状態から回復できた時などに使います。

文章でも会話でもどちらでも使えます。

「小康状態」という意味よりも簡単ですので会話などで使うことが多いのではないでしょうか。

3-2. 「いくらかマシになる」

「小康状態」をごく簡単に言い直すならば「いくらかマシになる」という言葉が妥当です。

「マシ」とは「増し」となるのですが、通常の意味では増えること、付け加えること、割り増しといった意味です。

それとは別にもう一つの意味が、他と比べて少しはまさっている、こと、さまです。

「これでもないよりはマシだ」などと使います。

こちらの意味で使う時はひらがな、もしくはカタカナで書くことが多いでしょう。

3-3. 「和らぐ」

「和らぐ」とは、激しさ、厳しさが静まること、穏やかになることという意味があります。

「寒さが和らぐ」「表情が和らぐ」などと使われることが多いのですが「小康状態」と似たような意味合いで使うこともできます。

悪い状態がいくら良くなる、マシになるということで「和らぐ」という言葉を使います。

4. 「小康状態」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「小康状態」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「小康状態」の意味が理解できましたところで「小康状態」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味も解釈していますので、言葉の使い方のイメージを掴んでみてください。

  • 「小康状態」を使った例文1
  • 「小康状態」を使った例文2

4-1. 「小康状態」を使った例文1

「祖母の病状は小康状態を保っている」 「小康状態」とは医療、福祉の現場でわりとよく使われる、聞く機会が多い言葉ではないでしょうか。

病気であったり、要介護の方の体調など悪くなったり、良くなったりを繰り返したりすることはよくあることです。

一度悪化しても、少し回復してその状態を保つことを「小康状態を保つ」と言います。

他にも「悪化したけれど、何とか持ち直してくれた」など「持ち直す」という言葉も同様の意味で使われます。

4-2. 「小康状態」を使った例文2

「今は小康状態だが、またいつ経営が傾くかわからない」 病気、体調だけでなく「小康状態」という言葉は会社の経営、人間関係などにも使うことができます。

会社の経営が悪化してもう駄目だと思っていても持ち直すことがあります。

そのような時「小康状態」と言いますが、「小康状態」の後、そのまま上がっていけるか、持ち直せる体力がなく再び経営の危機を迎えるか、それはそれぞれで違いますので、見極める目が必要でしょう。

5. 「小康状態」の反対語

「小康状態」の反対語

「小康状態」の反対語とはどのようなものがあるのでしょうか。

それでは見ていましょう。

  • 「劇的な回復」

5-1. 「劇的な回復」

「小康状態」の「小康」という言葉自体に反対語というのは見当がつけられません。

意味合い的に考えていく方がいいでしょう。

病勢が悪くなることが止まり、いくらか良い状態を保つという意味ですから、「少しだけ良い状態」であるとなります。

その反対で考えれば「劇的な回復」という言葉が反対語として当てはめることができるのではないでしょうか。

「急に良くなった」「奇跡的な好転」なども意味合い的には反対の意味となります。

一つの単語としての反対語はない場合は反対の意味となる言葉で言い表すようにしましょう。

6. 「小康状態」の英語と解釈

「小康状態」の英語と解釈

「小康状態」の英語はどのようなものか紹介しましょう。

「小康」は英語では"lull"で例文としては"Recovers to a temporary lull. "で「小康状態に回復」となります。

また「一時的な小康状態」という言葉は"temporary lull"と言い表します。

また「現在の状況を小康状態と考える」という例文では"look on the current situation as a temporary lull. "となります。

"lull"という英単語を覚えておくようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「小康状態」という言葉の意味、使い方、例文などまとめて紹介しました。

病状、状態、関係性などあらゆることで「小康状態」という言葉は使われます。

文章、会話などどちらにも使われていますので、これを機会に言葉の意味を覚えて使ってみてください。


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