「負の連鎖」について紹介します。
- 「負の連鎖」
- 「負の連鎖」の意味
- 3「負の連鎖」の言葉の使い方
- 「負の連鎖」を使った例文・短文(解釈)
- まとめ
1. 「負の連鎖」
「負の連鎖」は「ふのれんさ」と読みます。
日常生活やビジネスの他に、スピリチュアルな用語としても使われています。
2. 「負の連鎖」の意味
「負の連鎖」には以下の2つの意味があります。
- 「次々に悪いことが起きる状態」の意味
- 「1つの悪いことが原因となり、連続して悪いことがおきる状態」の意味
2-1. 「次々に悪いことが起きる状態」の意味
一人の人に、短期間で次々と悪いことが起きる状態を意味します。
悪いことの種類はトラブルや事故、災害や病気などさまざまで、事故が続けて起きることもあれば、別々の災難をこうむることもあります。
そえぞれの災難に因果関係があったり、全く関係ないこともあります。
人は災難が続くと身体だけではなく精神的に弱ってくるもので、スピリチュアルではそのネガティブな気持ちが次の災難を呼び寄せていると言われています。
2-2. 「1つの悪いことが原因となり、連続して悪いことがおきる状態」の意味
1つの悪いことが元々の原因となり、それに関係のある悪いことが次々と起きる状態を意味します。
こちらは例えばクレジットカードを落してしまったのが原因で、不正使用されてしまい、お金がなくなってしまい生活設計がドンドン狂ってしまったり、恋人に別れを切り出されてショックを受けていたところぼうっとして大けがをしてしまい、仕事をライバルに取られた上に異動を命じられるなどがあります。
こちらの方は因果関係が認められるものの、精神的に弱くなっていて頑張りがきかないことが原因と言われています。
3「負の連鎖」の言葉の使い方
「負の連鎖」という言葉が使われるのは以下の様なケースに対してです。
- 何をやってもうまくいかない時に
- 良かれと思ってしたことが裏目に出た時
- 悪い状態が長引いている時
3-1. 何をやってもうまくいかない時に
様々なことに挑戦したいと思っていても、何をしてもうまくいかない時もあります。
行動を起こす度に失敗すると、段々と気力がなくなってしまうでしょう。
何をどうすれば良いのか分からず解決策もないまま新しいことに挑戦しても、同じ様な失敗を繰り返すばかりです。
この状態に対して「負の連鎖」と使います。
3-2. 良かれと思ってしたことが裏目に出た時
自分で「良かれと思って」やったことなのに、ミスをしたり返って人に迷惑けたりと裏目に出てしまうことがあります。
自分で考えて行動を起こしたのに悪い結果に終わってしまうと、自分に自信を失ってしまい「ダメだ」「できない」と思い込んでしまうのです。
この様な状態にも「負の連鎖」と使います。
3-3. 悪い状態が長引いている時
一つの災難がまだ解決していないと、次に行動を起こしてもそれが影響してうまく行かないことがあります。
大元の災難が長引いてしまい、悪い影響をもたらすことで精神的に追い込まれていく状態に対しても「負の連鎖」と使います。
4. 「負の連鎖」を使った例文・短文(解釈)
「負の連鎖」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「負の連鎖」の例文1
- 「負の連鎖」の例文2
- 「負の連鎖」の例文3
- 「負の連鎖」の例文4
4-1. 「負の連鎖」の例文1
「彼女は会社を辞めたがきっかけで負の連鎖に陥ってしまった」
最初は希望を持って会社を辞めたのに、転職先が見つからず生活が苦しくなり、イライラすることで恋人とケンカ別れしてしまい、落ち込んでいる状態を表しています。
4-2. 「負の連鎖」の例文2
「去年〇〇部長が辞めてからどうも負の連鎖が続いている」
非常に優秀で人望もあった部長が辞めてから、顧客が取引を中止してきたり工場が閉鎖したり能力のある社員が辞めていったりと、良くないことが次々と起きていることを表しています。
4-3. 「負の連鎖」の例文3
「この負の連鎖を断ち切るには自分が変わるしかない」
負の連鎖は自分の考え方や行動で変えられます。
ポジティブ思考になったり、悪いことが起きる元の原因が分かっているならば解決しようと思っていることが伝わります。
4-4. 「負の連鎖」の例文4
「負の連鎖に巻き込まれない様にここで頑張ろう」
どうも最近良くないことが起こっているけれども、まだ自分には気力が残っているので、ここで悪い流れに陥らない様に努力をするという決意が表れています。
まとめ
以上「負の連鎖」について紹介しました。
ぜひ、参考にしてください。