恋愛関係に於いて束縛はタブーのことという認識が当たり前の自由な時代ですが、縛られたくはなくとも縛っておきたいというのが男女が共通で抱いている感情ではないでしょうか。
とりわけ、遠距離恋愛となれば、相手の気持ちをつなぎ止めておきたい束縛欲、独占欲は大きくなってしまうものと言えます。
- 数か月にたった一度の「会える日」を思いっきり楽しむ
- 自分の良さや魅力をもっと発見してもらう
- メールの活用
- 声のコミュニケーションはここぞいう場面で登場させる
- 冷たさの活用
- 冷たさの応用(ツンデレ)
- 離れた場所で日々を送る相手の気持ちに寄り添う
- 訊き出し上手、聴き上手になる
- 離れていても共に楽しめる共通の話題を大切に育てる
- 時に激しく言い争い涙することがあっても、そこから立ち上がる強さを見せる
- いつかは一緒にではなくて、今も一緒にいるという感覚を持ってもらう
- 物理的な距離を縮められないぶん、互いのことを考え想う時間は長いことの尊さを分かち合う
- まとめ
1. 数か月にたった一度の「会える日」を思いっきり楽しむ
近くで暮らしていれば、週末や休日や仕事の後に会えるのは当たり前のことです。
でも、離れて暮らしている遠距離恋愛のふたりにとっては、時間的にも距離的にもそして金銭的にも『会う』ことが簡単ではありません。
大好きな人に会いたいという当たり前のことが叶わない現状に、「会いたい、会いたい」の気持ちが募り、つい相手にも「会いたい、会いたい」を連発してしまいがちです。
そしてそのことが自分にとっても相手にとっても解決しようがないセリフであることは周知のことで、言ったほうも言われたほうも重苦しい気分に陥ってしまうことは容易に想像ができます。
それならば、近距離恋愛の人たちが得られない幸福感を探しましょう。
そのひとつが、『会う』という行為そのものが記念日になるという発想です。
2. 自分の良さや魅力をもっと発見してもらう
会って話す機会が限られているふたりにとって、コミュニケーションの具体的ツールは電話かメール、ラインということになります。
手軽に送受信ができるラインでは、疲れている相手に対して「お疲れさま」とか、風邪っぽいときには「お大事に」といった、気の利いたあいさつ程度の言葉をタイムリーに送っていくと効果的です。
3. メールの活用
メールは、ここ最近の自分自身の出来事、頑張っていること、夢中になっていること、新しくチャレンジし始めたこと等を丁寧にまとめて送るのに便利なツールです。
4. 声のコミュニケーションはここぞいう場面で登場させる
唯一とまではいかなくとも、随一文字のやり取りではなく、声のやり取りのコミュニケーションツールである電話は、活用の幅も広いと言えます。
後述もしますが、大好きな異性の声には魔法のような力があります。
「おはよう」のひと言でもラインで送られてくるのと、直接声で語りかけられるのとでは、その温かみや感動には天と地ほどの差を感じられるはずです。
5. 冷たさの活用
全然興味がない素振りや、あなたがいなくても私は元気に楽しくやっているといった態度を見せることも、相手の気持ちをつなぎ止めておく一つの方法です。
過度に冷たい態度を取るのは逆効果ですが、旨味の中にほんの一振りの七味唐辛子が効いている程度には、私は私で楽しくやっているわという冷たさを時に見せるのも手でしょう。
6. 冷たさの応用(ツンデレ)
男女ともに、何も努力しなくとも愛情をかけてくれる相手には、やがて努力をしなくなります。
でも、もしかしたらそっぽを向かれるかも知れない、自分の手から離れてしまうかも知れないという緊張感があれば、追いかけたいという気持ちになるものです。
ただ、今日も明日も明後日も、延々と唐辛子の効いたコミュニケーションを取り続ければ、やがて効果は薄れてしまいます。
上手に甘えるなり柔らかい言葉をかけるなりすることも必要です。
その際にはぜひ、ラインのハートマークや文字ではなく、電話を使って声のコミュニケーションを活用してください。
大好きな異性の声には魔力があるはずです。
7. 離れた場所で日々を送る相手の気持ちに寄り添う
全く違う土地柄、文化、気候の中で日々を送る相手に対しては、「お疲れさま」「ゆっくり休んでね」といった平たい言葉以外にも、具体的に相手の置かれている環境に添った言葉をかけていくのが理想的です。
8. 訊き出し上手、聴き上手になる
相手の気持ちに添ったコミュニケーションを図っていくためにも、自分がこうだった、こう感じる、こう思うという話ばかりでなく、日ごろから相手の生活や環境、興味のあること等をよく聴いていくことが大切です。
質問で相手の状況を訊き出すこと、相手の話に耳を傾けて聴き上手になることです。
9. 離れていても共に楽しめる共通の話題を大切に育てる
少ないながらも、遠く離れていても共に楽しめる趣味や話題はあります。
例えばふたりが好きな音楽を離れていながらも聴く、流行りの映画を別々の土地であっても観に行く等です。
もしもふたりがアニメ好きであれば、同じ動画を観て感想を言い合うといったことでも良いでしょう。
こうした、ふたりの気分を高揚させられる共通の話題を大切に育てていくことが、お互いをなくてはならない存在と再認識させることにつながり、会いたいという気持ちは自然と募っていきます。
10. 時に激しく言い争い涙することがあっても、そこから立ち上がる強さを見せる
ツンデレとは逆説的に、甘えん坊な自分、少し弱い自分を見せていくことも効果的なシチュエーションがあるように、ここぞという危機的状況では、そこからしっかりと立ち上がり乗り越えていく芯の強さを見せることも、今後を共に生きていく上で「この人とやっていこう」と思ってもらうためには必要なエッセンスだと言えます。
一生懸命だからこそ言い争うこともあります。
解決できなくて泣いてしまうこともありますが、そんな自分にきちんと対峙して乗り越えていく自分をアピールしていくことも大切です。
11. いつかは一緒にではなくて、今も一緒にいるという感覚を持ってもらう
遠距離恋愛でなくとも、共に暮らしていなければつい口を突いて出てくるのが「いつかは. 」のセリフです。
けれども、「いつかは」「いつかは」と意識を将来に向けすぎると、現状がとてつもなく淋しく、悲しいものと捉えてしまうことにもなりかねません。
今すでに最高のパートナーに巡り合っているし、今すでに一緒にいる、共に成長し共に歩んでいるという感覚を持ってもらうことが、前向きな発想の転換につながります。
かけがえのない相手だと認識してもらうことが、「会いたい」「そばにいてほしい」と感じさせる一番の近道でもあります。
12. 物理的な距離を縮められないぶん、互いのことを考え想う時間は長いことの尊さを分かち合う
物理的な距離を縮めることは、引っ越しや結婚という大きな決断をするか、金銭的に無理強いをしてでも会う回数を増やすといったハードさが付いて回ります。
会う回数を増やしていくことには限界があります。
会いたい気持ちはそのままに、努力ででき得る限り会う回数を増やし、そして離れている期間はとにかくお互いのことを考え想う。
この尊さを分かち合っていれば、会えない時間を克服しながらも、会いたいという気持ちを持続させ続けるという相反した双方が実現し得るのではないでしょうか。
まとめ
以上、12点に分けて遠距離恋愛で会いたいと思わせるテクニックを紹介しましたが、突き詰めて考えてみれば、考えれば考えるほど、会いたいと思わせる最重要ポイントは、そう思ってもらえる魅力的な人であること、そういう人へと成長していくことだと言えます。