夫婦喧嘩の定番の展開ともいえるひとつが「家出」です。
勢いよく飛び出したものの、なかなか帰るタイミングがなく迎えに行くタイミングも計れません。
そんな時はこんな方法を思い出してみてください。
- 飛び出してしまった側が観念して家に戻る
- こじれないうちに迎えに行ってあげる
- 直接やり取りせず滞在先の相手と話す
- 子供から連絡させる
- 滞在先におしかけないで近場で待ってみる
- 家出を責めずにそこまでさせたことを謝る
- また家出すると警戒されないように態度を見直す
- しこりを残さないようにしっかり話し合う
- まとめ
1. 飛び出してしまった側が観念して家に戻る
夫婦喧嘩で家出をしてしまった時は飛び出してしまった側がそこそこのところで観念して家に戻るようにしましょう。
相手が迎えに来てくれるのを待ちたい思いもあるでしょうが、なかなか来てくれないとなると自分から帰るタイミングがどんどんわからなくなってしまいます。
最高潮の怒りが収まったのであれば一旦戻って相手と落ち着いて向き合うことで前向きな解決へと進んでいきます。
いつまでもカリカリしているとそのことでまた喧嘩が膨らむのでどこかで見切りをつけましょう。
2. こじれないうちに迎えに行ってあげる
夫婦喧嘩がこじれないよう、悔しくても早めに迎えに行ってあげる気持ちを持つことも必要です。
勝手にキレて出て行った相手をなぜ迎えに行かなければいけないのかと納得てきないこともあります。
しかし、相手は迎えに来てくれるかどうかやどのくらいの早さで迎えに来るかを試している場合もあり、喧嘩の原因がこちらにある場合は特に遅くなってしまうとまたそこをチクチク攻撃されてしまいます。
相手の親も巻き込んでいるのであればよけいにややこしくなる危険性もあります。
3. 直接やり取りせず滞在先の相手と話す
相手が家出した場合、本人に連絡をとってもスルーされる可能性が高いでしょう。
しつこく不在着信をつけてもらちが明かないので、こんな時は滞在先の相手に連絡をとってやり取りするようにしてください。
その方が相手に確実に伝わったり相手の思いが聞けるかもしれません。
せめて相手の安否や精神状態だけでも把握しようとしてあげようとします。
そのうち向こうも第三者に面倒をかけていることに気づき始めます。
4. 子供から連絡させる
子供がいるならちょっとずるい方法ですが子供を使ってみましょう。
子供から相手に連絡をさせて「帰ってきて」「寂しがってるよ」と伝えてもらいます。
子供からの連絡なら向こうも対応してくれる可能性がありますし、子供を置いてきたことに罪悪感を感じて冷静になることもできます。
自分が子供を置いて出て行ってしまった場合は子供の精神状態に影響が出ないうちに解決へと進めることが大切です。
そのままにしてしまうと子供からの信頼もなくなるため急ぎましょう。
5. 滞在先におしかけないで近場で待ってみる
夫婦喧嘩で相手が家出をしてしまった時に慌てて相手の滞在先に向かっても相手にしてもらえるでしょうか。
味方を手に入れた相手は強気になっていつも以上に突っぱねられる可能性もあります。
また、滞在先の人にまでお叱りを受けて怒りが再燃してしまうことも考えられるため、滞在先におしかけるのはやめて近場で待ってみるのも方法としてアリです。
待ち伏せの形になってしまいますが、「こんなところでずっと待ってくれていた」という感情にもしてみせることができます。
6. 家出を責めずにそこまでさせたことを謝る
相手が家出後にひょっこり帰ってきても家出を責めることなくそこまでさせてしまったことを謝られたら素晴らしい対応ではないでしょうか。
家を出るなどいい判断とは思えませんが、そこを責めるとまたお互いにイライラし始めてしまいます。
少し頭を冷やすことができたからこそ戻ってきてくれたのですから、こちらも相手の温度に合わせて大人になろうとしなければいけません。
最初に謝ってしまえば気持ちも軽くなり、相手からの謝罪の言葉もすんなり聞ける可能性も出てきます。
7. また家出すると警戒されないように態度を見直す
一度夫婦喧嘩で家出してしまうとまたキレて家を飛び出すのではないかと相手に警戒されてしまうようになるでしょう。
そんな風に気を遣ってまた一緒に暮らすのはお互いにとって居心地が良いものではありません。
そうならないように「もうこんなことはしません」と宣言し、その後の自分の態度を見直してそれが本心だと感じてもらうようにします。
宣言することにより覚悟が決まり、相手もまたその覚悟に合わせて信じてみようと思ってくれるはずです。
信頼あっての夫婦ですから必要なやりとりです。
8. しこりを残さないようにしっかり話し合う
家出した相手と何らかの形で再会できた時は怒りに任せて責め続けるなどやめてください。
また、ムスっと黙り続けていても何も前に進みません。
しっかり話し合おうと相手に提案し、こちらからも気持ちや今後こうしてほしいというお願いをちゃんと伝えるようにします。
向き合うことでまたぶつかり合うのではないかという恐怖もありますが、しこりを残さないようにすることが仲直りの正しい形です。
まとめ
夫婦喧嘩で家出をしたのが相手だとしたら、イライラが少しでも静まった瞬間にそこまで追い詰めた自分を思い返してみてください。
家出した立場の方でも同じで、相手がどんな気持ちでいるか、家出されたらどんなに悲しいかを想像しましょう。
それだけ熱くなるほど夫婦の問題に真剣に向き合っている証拠です。
逃げることはやめてこれを機にちゃんと解決したいですね。