女性の社会進出が目覚ましい現代でも、いまだに勃発する嫁姑問題。
その原因には姑が意地悪だという理由があります。
では、なぜ姑は嫁に意地悪をするのか、その理由をあげてみました。
- 子離れが出来ていない
- 専業主婦で世間知らず
- 時代遅れ
- 若いというだけで敵認定
- 何も誇れることがない
- 寂しい、趣味がない
- 嫁を自分の思い通りにしたい
- 自分の夫に不満がある
- 姑自身の夫婦仲が悪い
- 孫を自分のものにしたい
- 親戚がいない、または親戚と仲が悪い
- 自分が必要とされていると思い込んでいる
- 頭が悪い
- 病気かもしれません
- まとめ
1. 子離れが出来ていない
総合的な一番の理由はこれです。
特に男の子を育てていた女性は、息子を恋人のように思っています。
生まれた時からかいがいしく世話をして育てた息子は「いつまでも自分が世話をしなければならない」、「自分でなければならない」と思い込んでいるので、他の女性が現れるとあからさまな敵意をむき出しにするのです。
自分が一番息子のことを理解していると思っているのです。
2. 専業主婦で世間知らず
専業主婦として長年家の中にばかりいた姑は、息子の社会的つながりを知りません。
今の社会で男女がどのように接しているのか、どのような交流があるのか未知の世界です。
自分が知りたい息子の社会を赤の他人の女性が知っているとなると面白くないからです。
なんといっても自分が一番息子のことを理解していると思っているのですから。
3. 時代遅れ
若かりし頃の自分のたどってきた道が正しいと思い込んでいるケースがあります。
現代はそれは間違いでこれが正しいということが認められません。
困るのは医学的な事は日々進歩したり、今までの常識が覆されたりしているのに、とにかくなん十年も前の自分が見たり聞いたり、行っていたことが正しいと思い込んでいて、お医者さんの言うことさえ聞かないのです。
4. 若いというだけで敵認定
いくつになっても女性である意識を持つことは良いことですが、今まで身近な女性は母親である自分だけだと思っていたところへ、ぴちぴちの若い娘さんが現れることで嫉妬心が芽生えるのです。
どう頑張っても若さで勝負することは出来ないので、意地悪でねじ伏せようとします。
なので嫁の服装、髪形すべてにケチをつけたがります。
5. 何も誇れることがない
人望もなく特に人に自慢できる特技もなく、社会的貢献もしていない姑は、専業主婦歴で若い娘に勝負を挑みます。
若い世代の女性が文明の利器を利用しながら仕事と家事を両立するのが気に入りません。
全勢力を家事に注いできたことが唯一の誇りだからです。
家族のためには〇〇すべきと持論を押し付けます。
6. 寂しい、趣味がない
今まで仕事に力を注いだこともなく、世間とのつながりもあまりなく、一日中家の中にいる姑は、嫁を自分の手下のようにして心の隙間を埋めようとします。
手下に容赦はしなくていいという感覚でズカズカと歩み寄ります。
7. 嫁を自分の思い通りにしたい
自身が寂しいために、自分をねぎらう嫁を求めます。
しかし、それが叶わないとあの手この手で自分の立場が嫁よりも上だというアピールをして、自分の思い通りにしたいからです。
息子の妻というよりも自分の嫁という認識です。
○○家の嫁としてやってきた自分はえらい、そのえらい自分が今度は嫁を教育して〇〇家を存続させるという変な妄想を突然し始めます。
8. 自分の夫に不満がある
息子が嫁に優しいと、姑自身が自分の夫に優しくされていないと嫉妬します。
専業主婦の夫が家事を手伝わなかった時代と職業を持ちながら主婦である嫁がなぜか同じ立場でないと気に入らないのです。
家事を分担するなど考えられないし、自分の息子が嫁のために家事をやっているのが気に入らないわけです。
9. 姑自身の夫婦仲が悪い
姑夫婦の仲が悪いと、姑がますます息子に執着します。
自分たち夫婦と息子夫婦が別世帯だという認識が出来ずに、嫁に自分と同じ思いをして欲しいと思うのです。
自分は夫からないがしろにされているのに、息子に優しくされている嫁が許せないのです。
10. 孫を自分のものにしたい
暇な姑はおもちゃが欲しくて仕方ありません。
自分に従順に従うおもちゃが欲しいのです。
それが孫です。
多少甘やかしても自分のことを好きになってくれる存在に仕立てたいために、教育をしっかりしようとしている嫁が邪魔なのです。
11. 親戚がいない、または親戚と仲が悪い
極度の人間不信で血のつながりでしか人とつながれないと思っている姑は、息子または息子と孫だけが自分の血族であると思い込み嫁を排除したいのです。
人にも嫁の親にも自分の家族は息子と孫だけだというほど狭い世界にとらわれている姑もいます。
12. 自分が必要とされていると思い込んでいる
息子夫婦には自分が必要だと思い込んでいます。
嫁は未熟なもので自分が手とり足取り嫁を教育し、自分がさすがだと思われたい妄想に取り憑かれているのです。
しかし、実際には息子も嫁も別世帯、特に困ることもないのです。
なので何が何でも嫁をダメ嫁に仕立てて、自分が必要な人間だとアピールするために意地悪をします。
13. 頭が悪い
意地悪をする姑は結果的に頭が悪いのです。
情報や知恵を持っている嫁が時短で家事をこなしたり、適度に息抜きをしながら楽しく生活しているのが悔しいのです。
自分が出来なかったことをやっている嫁が憎く、意地悪をします。
時に嫁の邪魔をするためなら孫を危険にさらすこともいとわないくらい憎しみを持っていることがあります。
そして、意地悪をするより適度な距離を取ってお互いを尊重する方が得策だということを知らないのです。
14. 病気かもしれません
息子を取られたショックで〇〇症候群などになっている姑もなかにはいます。
異常なほど意地悪をするので、舅が病院に連れて行って発覚したケースもあります。
また脳に何らかの異常があり怒りっぽくなっているのかもしれません。
まとめ
嫁姑問題は少なくなりつつもいまだにあります。
嫁に問題があるケースもありますが、時代についていけない姑が原因ということもまだまだ多いです。
他人が親族になるのですから相性もあるでしょう。
結婚したら嫁だと思いたい姑と嫁ではなく夫の妻だと思いたい嫁、結婚前にしっかり家族のあり方を明言しておくべきでしょう。