はじめは楽しかった趣味もいつの間にか義務感だけで続けているという状態になってしまう人もいるのではないでしょうか。
まるで仕事のように思えてきます。
ここでは趣味が義務化する原因をまとめてみました。
参考にどうぞ。
- 趣味にかけた時間がもったいない
- 仕事に絡んでいる
- グループの人間関係
- 今更止めるのは悔しいという気持ち
- 道具類など集めた物を無駄にしたくない
- 続けることで上達するのがわかっているから
- 習慣化してしまっている
- 暇を持て余したくない
- 他にしたいことがない
- 教える立場にあるのでやめられない
- 予定が決まってしまっている
- 誘いがくると断れない性格
- 続けることに意義があると信じている
- まとめ
1. 趣味にかけた時間がもったいない
趣味というのは自分の貴重な自由時間を削ってでも楽しみたいと思うものです。
ですから気分が乗らなければしなくても何ら困るものでもありません。
ですがまるで仕事のように趣味が義務化してしまうことがあります。
その原因はこれまで趣味に費やしてきた時間が関係しています。
ここでやめたらこれまで使ったきた時間が無駄なように思える、もったいないという思いがあるのです。
2. 仕事に絡んでいる
趣味が義務化といえば、仕事関係でのつきあいが絡んでいることがあります。
接待ゴルフの類は典型的なパターンです。
相手といい関係を築きたい、共通の趣味を楽しむことで仲良くなりたい。
その思いが自然と湧き出てくるものであればいいのですが、相手に気に入られるためだけに合わせた趣味というのはやはり仕事感が否めませんし、心から楽しむというよりは義務として感じるものです。
3. グループの人間関係
趣味が義務化するのは、いい意味での人間関係が絡むこともあります。
スポーツなど複数で楽しむ趣味の場合、人数合わせが必要です。
「一人足りないとできない」という状態になれば、さほど気乗りがしない時や疲れている時でも無理をして出かけていく羽目になります。
本来楽しい趣味なはずなのに「仕方ない、つきあいだから」とこういった気持ちになってしまうのはまさに義務化しているといえるでしょう。
4. 今更止めるのは悔しいという気持ち
何も一つの趣味を突き詰めなければならないなんて決まりはありませんし、複数の趣味を浅く楽しむだけでもいいのです。
また趣味なんてなくても楽しく生きている人はいくらでもいます。
でも真面目な人、打ち込みやすい人ほど趣味を頑張ってしまう傾向はあります。
ちょっと飽きてきた、疲れた、他のことをしたいと思ってもこれまで積み上げてきたものをストップさせるのは悔しい、次に始める時に腕が落ちてしまうといった気持ちから無理に取り組もうとしてしまうのです。
5. 道具類など集めた物を無駄にしたくない
趣味が義務化してしまう理由に、趣味のために集めた物、材料、道具、書籍、DVDなどを無駄にしたくないということがあります。
辞めてしまえばそれらの物は使わなくなります。
あれこれと買い集めた人ほどその量は多く、使っていないストックも持っています。
もったいないとう心理からさほど好きではなくなったことでも義務的に続けるといった流れになるのです。
6. 続けることで上達するのがわかっているから
趣味が義務化するのは、無理をしすぎているということがあります。
練習すれば何事も上達しますし、沢山のことを吸収できます。
ですが自分のキャパを超えて頑張りすぎるとうんざりしてしまう、飽きてしまうものです。
何事も程々がいいのです。
「もうちょっとしたいな」というところで切り上げる。
余力を残すことで次の楽しみが膨らむものです。
無理をすると純粋に楽しめない、努力することが目的のようになってきて趣味そのものが義務化してしまうのです。
7. 習慣化してしまっている
趣味が義務化というのは何も悪いことばかりではありません。
スポーツや習い事といった練習を必要とするものに関しては義務化することで自分を高めていくことができます。
趣味を義務化させるには、趣味自体を習慣にしてしまうことです。
歯磨きやお風呂は当たり前のようにします。
これは習慣だからです。
つまり趣味も毎日一定の時間をとって行うことで、逆にしないと気持ち悪いという状態を作るのです。
筋トレ、ジョギングなどがいい例です。
8. 暇を持て余したくない
趣味が義務化する人の特徴に、いつも何かしていないと気が済まないという性格があります。
何もしない日があると時間を無駄遣いしていると感じるタイプです。
心から楽しいと思っていないことでもしないよりはマシとばかりに何かしら動きまわります。
趣味もとりあえず続けるといって真面目に淡々とこなすのです。
9. 他にしたいことがない
趣味が義務化する原因に、今現在他にしたいことがないからということがあります。
こういったタイプの場合は他にしたいことが見つかるまでは惰性で今の趣味を続けるのです。
10. 教える立場にあるのでやめられない
趣味が義務化する原因に本人が上達して指導できるほどの腕前、立場になっていることがあります。
周りの仲間に頼られているので、趣味というよりは半分仕事、義務となってしまうのです。
11. 予定が決まってしまっている
好きな時に楽しむのが趣味ですが、場所が必要な趣味の場合などはある程度先の予定まで決まってしまっていることがあります。
またイベントの申し込みなどは数カ月前です。
それまでにテンションが下がってしまうこともありえるのです。
そうなってきますと、予定が入っているから仕方ないといった義務的な感じになります。
12. 誘いがくると断れない性格
飽きっぽい人でも、仲間と一緒だとそれなりに続くものです。
ですから勉強系の趣味などはスクールに入った方が上手くいくという人もいます。
またもう止めようと思っていても「一緒にしましょう」と誘われると断れないという性格の人もいます。
こういった場合は趣味を楽しむというよりは義務化してしまっているのです。
いい場合と、悪い場合と両方あります。
13. 続けることに意義があると信じている
趣味が義務化する原因は、本人の考え方にも関係はあります。
一度始めたからにはある程度続けようと決心した人ですね。
また継続すること自体に意義を見出している人もいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
趣味が義務化する原因を紹介しました。
純粋に楽しめなくなるといったマイナスな面もありますが、スポーツや習い事、勉強などの趣味は義務化させることで身について上達する、本人のためになるというプラスな面もありますね。
いずれにしても、趣味というのは好きか嫌いかです。
好きであるならば続きますし、嫌いと思えば続ける必要はありません。
楽しく努力できるのが一番ですね。